パニガーレV4S納車!~はじまりはいつも雨~ | ドゥカティ買っちった!第4章 やっぱりフルローン

ドゥカティ買っちった!第4章 やっぱりフルローン

ドカが大好きすぎて、しれぇっとブログ復帰。懲りずに鬼ローンでドゥカティライフを満喫だ!現在の愛車はストリートファイターV4S/SP2、ムルティストラーダV4パイクスピークです!

なるほど、こうきたか!

足つき極悪!前傾もキツイ!

こりゃ燃えるぜ!

 

そんな第一印象でした。

 

 

さて、これからインプレを書いていきますが

まぁまぁマニアックな内容も書くので

浅く広いインプレならYouTubeの

試乗動画とかの方がイイと思われます。

 

比較基準・感想の参考までに

過去に乗ってきたドカのSBKは

こんな↓感じです。

■SBK 848/1098/1198R

■L2パニガーレ 1199S/1299R

■V4パニガーレ V4/V4R

※全車種サーキット走行の経験アリ

※899/V2は試乗のみ

 

 

 

パニガーレV4Sの2022年モデル

ついに納車されました!!

 

え?

 

ん?

 

えぇ、降ってますけど何か?

 

はじまりはいつも雨なんす。

パニガーレV4Rの時も

まぁまぁの雨だったな・・・。

 

今回雨が降ったのは一部で

ほとんどは晴れ/曇りでした。

 

走った距離は約160キロ。

ほぼほぼ高速道路でナラシ走行。

ほんとは1~6速まで

うまく使いたいところですが

今日は時間がなかったので

高速道路で距離を走りました。

 

6000回転縛りで走りましたが

6速/6000回転で140キロ近く出るので

慣らし自体はさほど苦痛ではないね。

そっからが猛烈に加速していくんだけど!

 

高速道路で燃費を計測したところ

1リッターあたり約13キロ。

メーター表記ではなく

満タン計測法なのでリアルな数字です。

まぁまぁの巡航速度だったので

もし法定速度+αで走るなら

15キロくらいは走れると思う。

 

 

 

 

んで到着、撮影。

 

ホイールの安易な加飾デカールは

すぅぐ剥がしたよね(笑)

 

まだカスタム箇所は少ないけど

こんな感じ。

■フロントアクスルスライダー

■フェンダーレス

■ステップキット

■タンクパッド

■メーター保護フィルム

■ブレーキレバーガード

 

 

 

ほぼ高速道路しか走ってないので

タイヤがまだ使えてない。

また後日峠道で走ってみます。

 

 

えーと何から書くかなぁ。

まずは足つきからにしよう。

 

跨ってすぐに気付きます。

初期型V4やV4Rと比べても

明らかに足つきは悪くなっています。

両足で支えるなら身長170cmで

いわゆるバレリーナ状態。

ドカの歴代スーパーバイクで

足つきは最も悪いんじゃないかな。

似た車種でいえばヤマハのR1M初期型。

コイツも足つきは悪かった!

 

正直、この足つきだけでも

このバイクの特徴が伝わってくる。

跨ってのちょこちょこ移動とかUターンとか

ホントに気を付けた方がいいです。

余裕かましてると立ちごけしちゃいます・・・。

 

一般道でも気持ちよく、

そして楽しく走ることができるパニガーレV2。

現行V4はその上位互換と

思わないほうがいいです。

パニガーレV4の進化と熟成の目的は

サーキットでより速く走ることにある。

V2とV4とでは楽しみ方が異なりますね。

 

 

 

 

メーター表記がむちゃくちゃカッコイイ!

↓は今までと変わらない。

 

↓が新レイアウト。

WorldSBKとかMotoGPみたい!

 

 
 
 
トップブリッジはこんな感じ。
まぁ今までとあんまり変わらないかな。
 
 
ライディングポジションには
まぁまぁこだわる方なので
ステップキットはソッコー交換してます。
ステップキットに関して、
パニガーレV4系で過去に数社試しましたが
バランスが良かったのはディライトさんですね。
剛性・位置ともにバツグンです。
サーキットを走るときにはステップバー先端を
数か所刻んでもらってさらにグリップさせます。
 
 
 
これもサーキットを走るなら
着けておきたいパーツ。
ブレーキレバーガード。
 
 
ブレーキはまだアタリがついておらず
恐怖を感じるくらい効きが悪かったな。
V4Rの時に絶賛した加圧式のフロントサスは
優れた接地感や豊富な情報量ながら
高速道路だけだとまだ細かくは評価できない。
V4Rは機械式でしたがV4S/2022は
電子制御なのでフィーリングは異なるだろう。
本来のブレンボ+オーリンズの動きには程遠い。
もっと走って馴染ませないと。
 
 
小型化されたウイング。
 
実はトップブリッジからは
あまりウイングは見えません。
横に逃げるとちょいと見える。
パグの耳みたいでかわいいわ~
 
ウイングの効果に関してですが
明確にあります。
V4からV4Rに乗り換えた時に
走り慣れた高速道路でテストしたら
すぐに体感できた程です。
 
あまり推奨しませんが
高速道路で手をフライングゲットみたいな形にして
角度を変えながら空力を試してみると
とても分かりやすいです。
 
フロントタイヤを路面に押し付ける。
そんな走りが一般道で必要かどうかは
何とも言えませんが(笑)
 
 
 
パニガーレV4系の良さと言ったら
まず第一にエンジンと僕なら答えます。
あれだけLツインにこだわってきたボクですが
V4に乗ってすぐに、もう虜・・・。
 
特に中速域、中回転域からの
トラクションがとにかく素晴らしい!
Lツインのようなトルク感もありながら
フラットに超高回転域まで回っていく。
その間、加速の頭打ちがない。
Lツインの場合200キロ弱から
加速がやや鈍りますが
V4エンジンは200キロからまた
暴力的に加速し続ける。
初期型パニガーレV4でも
サーキットで加速テストしましたが
ノーマルサイレンサーのままでも
あっさり300キロリミッターまで出ます。
 
今日は高速道路だったので
そんな速度域はテストできませんが
緩やかなコーナーに入ると
さらに開けたくてウズウズする。
 
 
あと、L2系パニガーレと
大きく異なるポイントとして
ポジションもある。
 
僕が最後までL2系パニガーレに
馴染めなかった理由の一つ、
それが膝周りの収まりの悪さでした。
タンク形状の問題でもある。
 
悲しきかな日本人体系の短足な僕では
L2系パニガーレだと
膝の収まりがとても悪く
ニーグリップもしにくかった。
フルバンク時はアウト側の膝で
押さえることができたので
サーキットでは問題なく走行できましたが
一般道ではフルバンクとかしないので・・・。
 
 
V4系パニガーレの話に戻します。
2022年モデルになって
タンク形状が変わりました。
容量も1ℓアップで17だったかな。
燃費が悪いので容量アップは助かる!
 
タンク形状の変更に関しては
かなり気にしていました。
 
その理由は
L2系パニガーレから初期型V4系になって
膝周りの収まりが既にメチャ良くなっていたから。
少し過去の話をすると
1098/1198系から1199パニガーレになって
タンク形状とシートの出来の悪さには驚きました。
シートに関してはマイチェンで
表皮も厚みもすぐに変更されたね(笑)
当時、初期型1199に乗っていた時は
シート表皮をすぐに貼り替えてたな・・・。
 
そしてL2系からパニガーレV4になり
タンク形状とポジションが大幅に改善した。
エンジンの幅が増えたから、とか
それだけの理由じゃありません。
1098/1198系は秀逸なタンク形状で
膝周りの収まりは悪くありませんでしたから。
1098系はハンドルが遠すぎて
ポジションの自由度は少なかったけど。
 
 
 
そして今回の2022年モデル、心配無用でした。
変更したステップキットも相まって
素晴らしいライディングポジション!
膝周りの収まりもSBK史上最高に合う。
 
跨っただけだと極悪な足つきに
苦笑いしてしまいましたが
実際に走らせてみるとスバラシ!
シート形状と素材の変更も効いてるね。
 
背中を丸め、ヘルメットを
シールドに収めるような
サーキットポジションをとると
もうマシンとの一体感が半端じゃない!
 
肘と膝がくっつくくらい背中を丸めると
最新のフルカウルの形状もあり
ウソみたいにマシンと一体化し
ライダーの入力に対し、
マシンが忠実に反応する。
 
実は初期型のパニガーレV4から
V4Rになった時からカウル形状は
大きく変更されています。
 
今回の2022年モデルも
V4Rの形状をベースに進化した形状だ。
ここを見ればよく分かる。
この芸術的なエッヂ。
 
L2時代はスリムさがウリだった
ドカのSBKのスタイリングですが
パニガーレV4Rからのカウル形状は
かなり幅広に変更されています。
 
こういったカウル形状の変更による
空力性能のアップ、さらにはウイングにより
凄まじい直進安定性と
フロントの接地感のアップ、など
加速・減速・旋回のどの場面でも
驚愕の走りを体験させてくれる。
 
逆回転クランクの高出力凶悪エンジンと
この空力性能のおかげで
コーナーリング中の安定感は
もうね、化け物です。
ストレートよりコーナーの方が安定する!?
なんて感じるほどコーナーリングの
パフォーマンスも高い。
 
 
 
い、いかん!話がそれてた!
ではこのカウル形状での
デメリットはないのか、というと
ちゃんとあります(笑)
 
膝にね、直接風が当たらないからサ
そりゃあ・・・まぁ、熱いよね!
 
 
今日の外気温は30℃、天気は曇り。
パンツはクシタニのカントリージンズで
インナーにサラサラのクーリングタイツ。
ま、薄手の皮パンですね。
 
一般道の信号待ちとかで
火傷するほど熱いとは思わなかったけど
これは慣れもあるから
たぶん一般的にはまぁまぁ熱い方でしょうな。
ドカだからとかじゃなくて
ハイパワーSSは大体熱いです。
でも1299Rと比べると大して熱くないけどね。
1299Rは高速道路の走行中ですら
ニーグリップできないくらい
膝周りが熱くなっていました。
エンジンカバーなんか外そうもんなら
そりゃもう大変なことに…。
 
 
パニガーレV4Sの2022年モデルは
高速道路での走行中に
膝に風があたりにくいとはいえ
火傷するほど熱くなるわけではない。
でも股下に熱がこもっているのは感じます。
シートもヒーター要らずで冬は快適だな。
分かりやすく表現すると
こたつの強さを中くらいにして
下半身だけ入っている感じかな。
 
パニガーレV4に乗るなら
ジーパンとか薄手のパンツだと
結構熱いと思うので
レザーパンツをオススメします。
 
素晴らしい空力性能と引き換えに
街乗りの快適性能はだいぶ低い。
この辺の割り切りも好きだわぁ。
ブレない進化です(笑)
 
 
 
さてさて、今日走ってみて。
まずドゥカティパフォーマンス製の
大型スクリーンを注文した。
ポジションをちょこちょこ変更しながら
ヘルメットにあたる風を試したけど
ノーマルシールドより
あと少しサイズが欲しい感じでした。
高さはあるけど長さが少し足りないね。
 
あと気になっていたギア比。
もはやシームレスミッションか、
ってなくらいスムーズな上下シフターと
今のギア比でも特に問題なさそうだったので
チェーンとスプロケを520サイズに変更する。
耐久性よりもパフォーマンス優先ですね。
 
 
 
だいぶ・・・
話が長くなったな・・・。
まとまりも悪いし・・・。
 
モード切替や乗り心地などに関しては
峠道を走らせてからまた書きます。
 
あ、乗り心地に関して記録しておこう。
80キロ先の目的地に行くのに
行きと帰りでは明確に違いがありました。
走行モードはスポーツのままでも。
ナラシで少し走らせただけでも
つっぱる感じがマイルドになりました。
 
でも、もっと走り込み馴染ませないと
本来の動きはしてくれませんね!
 
さぁ~て!ナラシ楽しむぞ~!