車検でお預かり
ストリートファイター848
このコンディションならベルトは次回の車検で交換かなぁ。
こちらは
家を出発して数百mでたエンジン止まった。という事で修理預かりのモンスター1100
疑わしい箇所の部品手配して入荷待ち。そろそろ入荷するはず。
こちら
いろいろ消耗品交換依頼でお預かりの初代モンスター900(キャブ車)
こちら、この前ヤフオクがどうのこうのという記事書きましたが、その2日後位にずっとお付き合いのあるお客様から、「魔が差してポチったら購入してました 笑 心配なのでいろいろ見てください。」というLINE来ましてお預かり。
一応相手はショップだったとの事。とはいっても基本何もしてないと思われる。
先ずはオイルとオイルフィルター交換から。
メーカー推奨は15-50
車種によっては10-40が推奨のモデルもあるけど、ドゥカティの場合は一部を除いて(パニV4系)15-50が相性いい気がする。
さて、このモデルはオイル交換はさほど難しい作業では無いけれど、後々がとても手前が掛かる。
エンジン下にある赤丸⭕️がドレンボルト。
ドレンボルトと黒いアンダーカバーがツラツラなんですよ。
これでオイル抜くとどうなるかと言うと最初は勢いよく排出されるオイルもだんだん勢いが無くなり、アンダーカバーに掛かりまくるという事態になります。
ドレンボルト近くのアンダーカバー止めてるボルトを外してウエス等を下に敷くとか何かしら対策してやらないとアンダーカバーがオイルまみれになってしまいます。
外したアンダーカバー
ドレンボルト付近にオイルっ気があった形跡が見られます。
ここをパーツクリーナー等で洗浄や拭き拭きは手間です。
そこで、後々手間を省けるようにアンダーカバーを加工します。
分かりにくいかもですが、黒い印がカット部分
加工後
これでオイルパンまで見えるようになるので、オイルが雫で出る程度でもアンダーカバーに付かなくなります。
何故、最初からこうなってないんだろうと思わせるところがイタリアンです。
仮に今後オーナーさんが自分でオイル交換する際にもこの方がアンダーカバーに残ったオイルがタイヤに付かないか?という心配しなくて済むので安心です
で、加工が終わってオイルが抜けきった頃なのでドレンボルトを締めます。
緩めた感じはオーバートルクでしたね。
ここのトルクは14Nm
14Nmって、はっきり言ってトルクレンチで締めても殆ど締めた感ありませんがこれでいいんです。
逆に己の締めた感を優先するとアルミボルトなのでクラックの原因になりかねません。
次回ボルト変えるかな。
廃油に写るソケットの向きや角度を確認して垂直に当ててトルクレンチで締めます。
使い方間違えるとオーバートルクになります。
合わせてオイルフィルターも交換しますので、フィルターを外します。
フィルターは左側のここ。
M6のボルトで固定してあるので、外します。
そうするとこのカバーのボルトか通る部分にネジが切ってあります。(写真忘れ)
M8のボルトを入れて回していくと、このカバーが少しづつ外れてきます。(写真忘れ)
M8のボルトを押し付ける相手はエンジン本体なので、なるべくボルトの先端が丸みのある物を用意して締めこんでいきます。
なるべくエンジン本体を傷めないため。
少しづつ均等に締めて外していきます。
今、このブログを書いてる時に良いこと思いついたので、今度からそのやり方でやろ。
いろいろ集中してたら写真撮り忘れたので、
いきなりカバー取り付けから
トルクレンチで締め付け。
オイルを入れます。
よく見ると
キャップは一段低い位置にあり、淵との隙間に小さなゴミが堆積しています。
これをそのままキャップを開けたらこのゴミはエンジンの中に落ちていきます。
エアブローで飛ばして綺麗にします。
プライベートでやるならパーツクリーナーで飛ばすか、細いマイナスでホジホジして取ります。
フィルターを交換しているので、ある程度オイルを入れたらエンジン掛けてオイルを回します。後にチェック窓で確認して不足分を足します。
キリがいいのでこの辺で。
つづく。