デュアルモーターサイクル

デュアルモーターサイクル

出雲市のデュアルモーターサイクルのブログ。
鈴鹿8耐、全日本ロードレース、team T2y メカニック経験者

あと少しで完成だな。


と、思っていたのに急にエンジンかからなくなって、調べると火花が飛んでない。



昨日までエンジンかかってたのに。



イグニッションコイルに繋がっている配線。


傷んでるなぁ。


この配線辿ってみると、黒いケースに収まっていた。


ひとまずこのケース開けてみよう。



外してる最中に配線の被膜がポロポロ落ちてくる。


嫌な予感。




いやいやいやいや。


とんでもない事になってるけど、これでよくエンジン掛かってたな。


配線が酸化して痩せて動かしただけで切れる。


イグニッションコイルに繋がっている配線も大丈夫そうだったけど、

ここまで酷いのはそうそうない。


これは凄いな。



パッと見は普通に見える。


配線ちょっと触ったらこれ。


恐らく配線全体が腐食しているようです。


オルタネーターの配線を引き直しですね。


一応新品部品調べたんですが…


探し方が下手なのか、それとも違う車種のが使えるのか分かりませんが、直して使えるならそっちが早いわと思って。


ハンダ付けしてある古い配線を取る


こんなん初めて見たわ


線径調べつつ細身の物をチョイス


コンデンサーも新品に。


ポイントも新品にしたけど取り付け方が異なる。



古いヤツはシャフトはネジ止め、新品は差し込み式。



古いポイントのピンを外してネジ山をドリルで飛ばして差し込み固定


なんとか元のように付け直した。


それっぽく仕上がった。


あとは固定して、長さ合わせて端子カシメて組み上げ。


ここで集結


恐る恐るエンジン掛けてみる。


掛かるけどイマイチ。


ポイントのタイミングを微調整。


いい感じに吹けるようになった。


なったけど今度はウインカーの点滅がイマイチで、点滅しながら明るさが増減する。


すんなり終わらせてくれませんね。


ウインカーリレーをひとまず外してガハーを取ってみる。


接点も怪しいけど、増減はそこじゃないから、2つ付いてるアルミ電解コンデンサを変えてみますか。


青い筒状の物とその奥の黒い筒状のやつがコンデンサ。



はい、同じ容量で用意した新しいアルミ電解コンデンサ。


この車両は1980年モデル。


46年前なのでそりゃ基盤系も劣化するでしょう。


はんだごてでハンダ溶かしてハンダを吸い取る。



こんな感じ


外した46年前のコンデンサと2026年のコンデンサ


無事に交換完了。


早速繋いでウインカー作動してみた。


安定して点滅するようになってひと安心。






これでようやく納車出来そうです。



信号待ちとかで止まるとエンジンストールする。


毎回信号待ち等で止まる度にエンジン止まるから、その度にセルボタン押してエンジン掛けてたらタンクしたから煙が出てきてエンジンかからなくなった。


という案件。


燃料か?点火系か?


任意保険のレッカーサービスを使ってお預かり。

DUCATI モンスター900 キャブレター車


1993年だったかな?当時、このモデルが発表された時賛否あったみたいですが、今となってはDUCATIの代名詞のような存在になったモンスターシリーズ。


この車両はその当時の物。


900ccでこのサイズ感で車体を作るって凄いと思うけどね。


分かりやすい所で言えば、ホンダのVTR250とほぼ同じくらい。


雑談は置いといて、本題に。


ひとまず煙が出たというタンク下を確認。


バッテリーターミナルが溶けてる。


バッテリーを注文して、届いてから一旦現状確認の為取り付けた。


セルを何度か回してみたら、数回でマイナスのハーネスがかなりの発熱が発生したので、交換しようと純正部品を調べたら、「廃番」


仕方ないので同じサイズのケーブルを用意してマイナスケーブル線を作ることに。


かなり加熱したもよう。この板タイプの端子が入手困難なんですよね。


一般販売してくれてらいいのに。




銅線に合うターミナル端子を用意。



もうちょっと被覆を取って、ツライチくらいにしてカシメて、




両方にターミナル端子をカシメてハンダを流して、収縮チューブで保護。


バッテリー充電用ケーブルも焼けていたので、合わせて交換。


こんな感じに。


ボディ側も元の位置に


念の為、フューエルフィルターも交換。

ビフォー


アフター。

スケルトンタイプで中の様子がわかるようになってる。


スパークプラグも交換して、ひと通りチェックしてお客さんに引取りに来てもらいました。


帰宅後、「始動性がめちゃくちゃ良くなりました!違うバイクみたいです。」


と嬉しいコメントが届きました。


個人的な意見として、「アーシング」ってあるでしょ、太いアース線をあちこちにボルト止めするやつ。


あれって、結局はこう言った傷んだアース線とかを元に戻すとか、ちょっとした事で改善する場合が多いので、買わずにこういった対策すればいいんじゃないかなと思ってます。


相変わらず商売下手やなぁ。


ちなみに違う車両だけど、

こちらはバッテリーに取り付けてあった+側のケーブル線


今のオーナーさんは触ってないという事なので、これまで乗ってきたオーナーさんが、なにかの理由で配線を繋ぎ合わせたようですが、カシメ不良や酸化等により相当傷んでいました。


アイドリング時でも結構な熱を持っていたので、同じように交換したら、バイクはご機嫌になりました。


配線といえばこちらも。ドラックスター400クラシック

実に40年近くぶりの再開で店に入るなり、「岡田君だよね?」「当時岡田君にいろいろみてもらったんよ。」ってこのオーナーさんが店に来てくれて色々話をしたけど、なんせ10代の頃の話でぜんぜん思い出せなくて…。ごめんよー。

ちなみに同い年。

「岡田君、めちゃくちゃバイク好きだったがー」なんて言われ、確かに当時17歳の頃よく遊びに行ってたバイク屋さんが夏休みだったか、春休みだったかに、

「一日2000円しか渡せんけどバイトせんか?」

と言われ、

「いいんですか!10日頑張ったら20000円も貰えるんですか!やります!」

ってバイクを触れることに喜びを感じていたわいはバイクを触れるだけで嬉しかったもんです。

その頃にそのお客さんのバイクをいろいろ直したりしてて、今回個人売買でバイクを手にいれたけど、「岡田君に見てもらおうと思って」
という事で40年近くぶりに再会したわけです。

このドラックスターは前オーナーさんが多分自分でやったと思われる配線がごちゃごちゃしているのと、セパハンをフラットバーに交換したいって事でお預かり。

当時のわい、ちゃんと仕事しとったみたいで安心したわ。

シート下のテールとウインカーとナンバー灯の配線



エーモンの配線分岐スイッチを利用してまとめてみた。(接点グリスで腐食対策済) 後でカバー付く。


配線加工や処理は地味に時間が掛かる。





インジケーターのハーネスを目立たないようにしたり、

それぞれのハーネスカバーを


まとめて目立ちにくい取り回しに変更したり、


メーターが動かない、接触不良を起こしているギボシ端子らを作り直して



長さを合わせたり、分岐を変更させたり


途中だけど、なるべくスッキリ見えるように。


ハンドルスイッチのハーネスとかもスッキリさせたい所だけど、この辺はオーナーさんと今後相談。



ハンドルはフラットバーでハンドルポストは2インチに。


続きまして

SPEEDBRAKESのホースキットとOptilineのスマホホルダー


車種専用のスマホホルター取り付け。電源も。


ブレーキラインを


前回し、いわゆるレーサー取り回しに。


車種別キットの設定がないので、採寸してホース長と組み合わせるバンジョーを選ぶ


DUCATIは元々メッシュホースなので交換してるのをあまり見かけないから目立つしこれはかっこいい。赤いホースもかっこいい。


オーナーさん曰く、このパニガーレの前に乗っていたバイクだとそんなことなかったらしいけど、パニガーレに乗り換えてから、あちこちで声掛けられるようになったって言ってました。


前後超小型ウインカーに交換。


これはフロント用ハーネス


出来るだけ純正のハーネスを切ったりしたくないので、コネクタを用意して配線制作して


取り付け。


Kijima(キジマ)が出しているEマーク付きの車検対応品。



こちらはK&Nのエアフィルター

洗浄して


乾燥させて専用オイルを塗って組み付け。


K&Nのフィルターって昔はオイルが付属してたけど、いつの間にか付属しなくなったせいか、オイルを塗らずにそのまま使ってる人が多い気がします。


だいたいエアフィルターからスロットルボディ(キャブレター)までのあいだに細かな砂ぼこりみたいなのが付着してるんで、オイルケチらず一緒に買って塗って組んだ方が良いと思うよ。


オイル塗らんとゴミ吸うで。


我が家の草刈り

草刈り機のキャブなんてどれも同じでしょって注文したらサイズも形状も全然違ってた。


どうにかこうにか付いた(付けた)。


写真じゃわかりにくいけど、ビッグキャブ仕様


おかげで我が家の伸びまくった草を綺麗に刈る事ができてホッとしましたわ。


在庫分のDUCATI純正オイルフィルターと修理用の部品が届いた


すぐ無くなるのでこれで安心。



そういえば、今週末というかこんどの週末の連休に行われる「出雲駅伝」ですが、知らない人も多いと思うので、お伝えしときますね。


今年は午前9:10スタートです。


もう一度言います。


今年は午前9:10スタートです。


なので、交通規制も例年より早いですから仕事や出かける予定の人はお気をつけくださいね。


熱中症対策で今年からこの時間になりました。


交通規制スケジュールはこちら


これまで中継見てると、CoCo壱辺りからCMになり、CMあけると斐伊川渡った頃なんでよね。

果たして今年から時間が変更になった事で、店が映るのか?


ま、映ったところでだけど。


ツーリングかぁ。


最近になって、「ツーリングの企画とかやらないんですか?」


って聞かれることが増えた。


頑なにツーリングをしない訳じゃない。


元々バイクに乗るきっかけが、バイクのレースを見て、「わいもやりたい!」って思ったのがきっかけだから、バイクに乗って景色を見ながら目的地に行く。という楽しみを知らずに育った。というのは大袈裟だけど、楽しみを見いだせなかったんですね。


勤め人の頃はその店の企画したツーリングの先導とかしてたよ。


毎回10数人以上は居たから、当時はインカムとかスマホも無かった時代だから、途中の休憩ポイントで誰かがはぐれたら、探しに行ったり、暫く待ったりしたな。


帰りは勝手にルート変えて帰る人とか、さっさと自分のペースでカッ飛んで帰って行く人とか居て、後で店の上の人間にブツブツ言われてさ。


「知らねーよ。そいつらに言えや。」


と内心思ったよ。


だからツーリングってやつにあまりいい思い出がない。


今は街乗りバイクが無くてね…。


でも、4〜5人で行き当たりばったりの無計画ツーリングした時は楽しかったな。


当時大田市に住んでて、「とりあえず登る?下る?」から始まり、多数決で下り方面へ走る。


当時は今みたいな山陰道無いからひたすら9号線を浜田市方面へ走る。


益田市か浜田市辺りでガソリン給油休憩。


あ、これね夜の8時頃だったかな?に出発してる。


「どうする?このまま下る?」


「ここまで来たら下ろ。」


からの下関の関門トンネルを走って九州に上陸。


確かこの時点で深夜の1時頃だったはず。


とりあえず適当にどっかで寝るか。って話になり、


暗くてよくわからんけど、この辺でいいんじゃない?ということになった。


ちなみに夏の話。


荷物も少ない小さなカバンを枕にして皆で川の字に寝た。


あれだよ、無計画だから当然マットも寝袋も無いから地べたにそのまま寝たんよ。


暫くすると明るくなって人々の話し声が聞こえる。


目を覚まして当たりを見ると、公園の歩道の目立つ所で寝てた。

チャッピーに書かせたら今どきのバイクになったわ。

イメージはこんな感じ。


皆起きたところで、風呂入りてー!となり、スマホもコンビニも無い時代(1998とか1999年頃)だから、近くの交番に行って、近くに大衆浴場みたいなのないか聞きに行って、「そこをまっすぐ行った先の交差点を右に曲がって…」みたいな説明を聞いて、ひとまず風呂へ向かう。


この朝からやってる大衆浴場がまた最高でね、

関門海峡大橋が真上に見るような、こんな場所にあったんですよ。


皆で風呂から上がって、2階が座敷の大広間になってて、そこで朝メシをみんなで食べて、さあ、次どうする?


引き返すか?


南下するか?


西に向かうか?


どう決まったかは覚えてないけど、西の方、長崎方面に向かう事に。


そして長崎の雲仙普賢岳に到着。


そこから引き返したんかな。その先はあんまり覚えてない。


ちなみに。

雑魚寝した公園は



レアな公園だったんだな。



今はもうないらしい。


こういうツーリングならありかな。


街乗りバイクなぁ。


ノーマルパーツを付ければ車検取って乗れなくもないけど。


仕事しよ。

ちょっと車両は伏せとく。


その車両、セルモーターの調子が悪くたまたま見ていた某オクで「オーバーホール済セルモーター」が出品されていたから購入したそうです。


それを取り付けたあとは普通に動いていたそう。


ある日、1時間くらい乗った後でエンジン賭けようとしたらセルモーターが回らない。


感じとしてはバッテリー上がったような症状。


ひとまず充電。


次の日普通にエンジン始動出来る。


心配なのでひとまず診断を。ということでお預かり。


ひとまず充電系調べる。


バッテリーは交換したばかり。充電電圧上がるけどちょっと低いかなぁ。


調べるとステータコイルの接続端子が黒くなってる。


エンジン掛けて触ってみるとかなり熱くなる。


しかも端子の差し込みが甘く3本のうち1本のメス側が広がっていてほぼ抜けてた。

走行中の振動等で接触不良を起こしてたっぽい。

そしてエンジンかけるとかなり熱を帯びる。

かなりの抵抗となっているので作り直します。


端子の付け根でカットしてギボシ端子のカシメ部分の被覆を取ります。


中の銅線は表面が酸化しているので、このまま端子だけ付け替えてもあまり意味ないので、サンドペーパーで銅線の全ての表面を念入りに擦ってから端子をカシメます。


酸化除去の薬品もあるのは知ってる。


これを6箇所全て行います。


これでエンジン掛けてみると少し温かくなるけど、対策前とはかなり違う。


充電電圧も上がった。


これで乗ってもらうことに。


そしてここからが本題。


店からガレージまで乗って帰ったあと、エンジンかけようとしたら、またセルモーターが回らない。


レギュレーターにおかしな様子は無かった。


もしかしてセルモーターかもしれませんね。という話になり、


後日、店まで乗ってきてもらった直後にエンジン切った後でまたセルボタンを押してみると、やっぱりセルモーターが回らない。


ちょっと思う事があって、

※この写真はイメージ


赤丸の連結ボルトを少し緩めてからセルボタン押したらセルモーター回った。(これはたまたまだったっぽい)


セルモーターの組みミスか?


そのままお預かりしてセルモーターをバラしてみることに。


そしたらこれ

オーバーホール済とは?


エンジンオイルもまわってる。


どこをどうオーバーホールしたんだろ。


何かを新品にした形跡もない。


これはもう…アカンやつですわ。


ブラシも使い切ってる位に摩耗してる。



一部のブラシは断線しとるし。


オーナーさんにもこの写真みてもらって、現状確認してもらいました。


オーナーさんとの会話では言わなかったけど、ここで言わせてもらいます。


これ立派な詐欺やんか。


どこがオーバーホール済なんよ。10年前にオーバーホールしましたとかか?


ふざけてますね。


せめてブラシだけでも変えてあれば可愛げでもあったのに、ブラシも摩耗しまくりでオイルまでまわって。


気を取り直して。


新品セルモーターにしてもよかったと思うけど。


メーカーからはこのオイルシールやベアリングの部品設定はないので、


外して採寸して合うものを探します。


オイルシールに関しては耐熱性を考慮して探します。


なんとかオイルシールを確保。ベアリングも。


洗浄して組めるところは組んでおきます。


before


After 軽く研磨


外したブラシと新品ブラシ


仮組み


仮組み


ひとまずここまで。


こういう個人と思われる「オーバーホール済」とある出品に関しては、手間でも質問すると抑止力というか、こういった物を回避出来ると思います。


つづく。