外事警察関連本の第2弾。ロシアの諜報活動を摘発しようとする外事警察の活動のノンフィクションである...
あとがきにもあるが、スパイハンターである外事警察官の心理面も含めた描写は、深い人間関係を構築した中での取材活動のタマモノという印象をもった。ノンフィクションとはいえ、細かな部分はかなり創作が含まれていると思われるが、個人的にはこの本のほうが真実に近いように思えた...
西新橋、というか虎ノ門、というか...微妙な場所にある、そばの「港屋」 へ。
1年ほど前、ここから100メートル足らずのところにあった「第17森ビル」に仕事で訪れていた時期があったが、何故かそのときはこの店の存在を知らなかった。以前、ダンチュウの「一食入魂」で小山薫堂氏が絶賛していたのを記憶していたのだが...
安比高原に同行したA氏から「おいしいですよ」と聞いて、早速訪問。
11:50に到着したが、店に入るまで30分弱、更に店内で待つこと10分程度...やっと「冷たい肉そば」(850円也)にありつけた。
盛り付けも、刻み海苔が高く盛られており魅力的である。
食べ出してみると、確かに量が多い...隣の人が大盛りを頼んでいたが、見た感じはそれほどの差は感じなかったなぁ。ただ、並でも全く充分なボリュームであったが。
つけ汁も少し甘めで通常のそばつゆとは全然違うがおいしい。途中で生卵と天かすを投入し、味の変化を楽しむ...
たしかに、これはリピートしたくなるな。次はもう少しすいてる時間に来て、「温かい鶏そば」に挑戦したい。こちらのほうは、つけ汁にラー油が大量に入るようだ。
外事警察を読んだので、関連本にも目を通してみることにした。
まずは、新右翼(いまは既にこの呼び方は古いのでは、とも思うが)の代表格、鈴木邦男氏が追われる立場で書いた「公安警察の手口」である。
追われる立場なので、基本的には公安不要論、公安の横暴を暴く、というトーンで書かれている。
もちろん、書かれていることは身を持って体験したことが多く、ウソではないと思うが、それだけで断定してよいものか。
一度でも活動家としての経歴を持つ人は生涯尾行されるような書き方だが、公安といえど人間であり、あまりに無意味な仕事を延々と続けることにモチベーションの維持が出来ないのではないか。もちろん、そのような点も含めて訓練された人たちではあるにせよ...
ま、これだけでは少し偏っているという印象であり、 少し他にも手をつけてみようと思う...
単行本の場合、文庫と違って背表紙などにあらすじなどが書いておらず、読んでみるまでは、果たしてミステリーなのか、恋愛小説なのかすら分からないのがちょっと不便である。
この本は、タイトル画が札幌大通り公園のテレビ塔と思われたことから手に取った...
読んでみると、舞台は明記されてはいないが明らかに札幌であり、スキー場だったり、北大だったり、深夜ラジオだったり、研究室だったり、ということで、場面場面は馴染みがあって親しみがわいた。ストーリーは姉妹の物語、ということで、若干はまりきれない部分はあったが、静かな感動を呼ぶ、いいお話ではなかったかと思う。
この人の本を読んだのは「四日間の奇跡」が最初であったが、共通して、女性受けする文体のように感じる...
80sの洋楽がそこここにでてくるのもうれしい。ラストシーンの、「ロックバルーンは99」(ネーナ)、久しぶりに聴きたいな...ネット上で聴けるところがありそうなものだが...
この週末、何故か安比高原にいた...
先週、木島平でお昼ご飯を食べていると、ご近所のA氏より電話があり、「安比グランドホテルの宿泊費とリフト代無料になるけどいかないか」というお誘いをいただき、千円高速のメリットを最大限に活用して無謀にも600キロの道程を車で行くこととなった。
金曜日の夜18:20池上発、箱崎を過ぎれば首都高も混んでいないだろうと思い、向島ICからのったが、大渋滞。結局浦和料金所まで1時間半を要した。まだ500K以上ある...絶望的な気分になりながら、130-140K/hでひた走る。結局、着いたのは1:30.やっぱり7時間かかるのか...ささっとお風呂だけ入って、疲れ果てて眠りに着いた。
翌土曜日、18階の部屋の窓から外を覗くと、雪がよこなぐりに飛んでいる。しかし、窓には水滴がたくさん...気温が高く、湿雪のようだ。
ゲレンデは風のため、ゴンドラが動いていない。それでもペアリフトや懐かしのTバーリフトを乗り継いで滑りまくる。一つ一つのリフトが全て20本以上の支柱がある長さで、滑り応えがある。これは家族連れでは楽しめない...圧雪された上に湿った新雪が5センチほど積もり、足を取られるかなり難しいコンディション。強風は相変わらずだが雲はどこかに行って晴れ間が広がってきた。
昼食後、少しづつ気温が下がってきて、バーンがしまってきたのが分かる。
急斜面で落差を大きく取ったショートターンを試みる。午前中は、どうも恐怖心から制動要素の強いショートターンしか出来なかったのだが、半日滑ってスキーに慣れてきたことと、バーンコンディションの好転により、板をずらさずに縦に踏むエッジングが出来るようになってきた。
急斜面なので、リズムを取るためにストックもかなり強く突く...と、強く突こうとした右手が何故かスカっと空振りして、体がぐわっと右に傾いた。体制を立て直す間もなく、板が外れて体が転がり出す...そのときは、ステンレス製のポットやプラスティックのサングラスケースなどをウエストバッグに入れて、腰につけていたのだが、その状態のまま仰向けで腰から斜面に叩きつけられた。暫くしてやっと止まったが、腰の痛みのため全く動けない...
右手には、ストックのグリップだけがしっかりと握られているがシャフトがない。見上げると、50メートルほど上の斜面にグリップの無いストックが深々と突き刺さった状態で残っていた。
暫く経って、何とかスキーを履いて、横滑りで100メートルほど降りてみたが、ちょっとした振動でも腰に激痛が走り、このままでホテルまで帰り着くことは出来ないと判断して、ポケットにあったコースマップに記載されていたパトロールの電話番号に連絡。不本意な状態ながら、初めてスノーモービルに乗ることとなった。迅速に対応いただいたパトロールの方には大感謝である。
部屋まで車椅子で移動し、その日はさすがにビールも呑まずにベッドに横たわる。姿勢を変えるのもつらい状態で、うつらうつらするうち、夜が明けた。
一晩経ってみると、何とか歩ける状態にはなっている。とりあえず温泉に行ってみる...うん、少し動かせるようになったか...窓の外をみると、またしても横殴りの風...しかし、雪は止んでおり、天気はよさそうだ。
取りあえず、ゲレンデに立つだけでも、と思い、コルセットをきつく巻いて、ブーツを履いた。
外に出てみると、昨日よりも風が強い...時折、体のバランスを崩すほどの突風も吹く。これではリフトを動かすことも容易ではない...緩斜面を2本くらい滑ったが、やはりちょっとした振動でも激しい痛みが走り、これではどうしようもないなぁ...止む無く引き下がった。
同行のA氏も、ゴンドラが動いていないこともあって11時のチェックアウトにてあきらめ、再来を誓った。
帰路は、リフトでご一緒した地元の方に伺った盛岡ICそばの焼肉店「ヤマト」にて、半額の冷麺350円也を頂き、いつもとは違ったスキー行に終わりを告げた。
安比高原、次は是非2月のハイシーズンに3日間くらいの日程で行きたい...やはり新幹線で。それと、スキーの時はウエストバッグは厳禁である...