チラシの用紙を用意する | Photoshop/Illustratorで学ぶ初心者向けDTPLesson

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初心者でもクリエイターになれる
イラストレーター、フォトショップを使ってモノ創りをしながら学ぼうという講座です

まずは用紙をIllustrator上で用意していきましょう。

このチラシは手渡しやすいサイズ

A5判(148mm×210mm)の大きさで作ります

 

一般的に用紙サイズはワンサイズ上の大きさA5判なら

B5判(182mm×257mm)でアートボートを作っておいて、

そのなかにA5判を用意します。

 

ではIllustratorのファイルを新規作成を行いましょう。

ドキュメント名を「和菓子チラシ」としてB5判でアートボードを作成します

大きさを指定したら「作成」をクリックしましょう。

 

次にアートボードの中にA5判の四角を描きます。

長方形ツールでアートボード上をクリックして

ダイヤログボックスを表示させて、寸法を入れます

幅148mm、高さ210mmです(入力時単位は不要です)

たぶん、描いた長方形は中央からずれた位置にあるとおもうので

「整列パネル」を使ってアートボード中央に配置しましょう

整列パネルを表示させて下さい。その方法は2つあります。

●パネルアイコンをクリックする

ウィンドウ(メニュー)>整列を選ぶ

整列のパネルを見て

もし最下行右端の「整列」が表示されていない場合は

パネルメニュー(上図白矢印)から

「オプションを表示」を選ぶと表示されます

 

右下の「整列」をクリックして「アートボードに整列」を選びます。

 

次にオブジェクトの整列から「水平中央」「垂直中央」を選びます

A5判の四角がアートボードの中央に配置されます

※この操作が終わったら「整列」は「選択範囲に整列」に戻しておきましょう

 

次に、トリムマーク(トンボ)を作っていきましょう

まず 四角の「線」を「なし」にします

この操作はちょっと重要。

 

もし線が残っていると裁ちトンボと言われる裁断用の

トリムマーク(トンボ)が線幅分、外にずれてしまいますから

要注意です。

 

 

線を「なし」にした四角形を選んでおいて

オブジェクト(メニュー)>トリムマークを作成を選びます

四角の周囲にマークが現れます。これが印刷の合印トリムマーク(トンボ)です

 

 

ガイドラインを作っていきましょう

まずは「外側の塗り増しガイドライン」から作ります。

オブジェクト(メニュー)>パス>パスのオフセット を選びます

ダイヤログが表示されたら オフセット分量は3mm にして

プレビューで確認できたら OK をクリックします

※分量の3mmは慣例です。入力する際に単位は不要です

 

新しいオブジェクトができたら右クリックの「ガイドを作成」

ガイド化しておきましょう。

もう一度、最初に描いた四角を選び直して、

同じ要領で今度はオフセット分量をマイナス3mmにして

内側のガイドラインを作成します。

 

新しくできたオブジェクトが選択状態なので

ここでオブジェクトを配置するためのグリッドを作ってしまいましょう

オブジェクト(メニュー)>パス>段組設定 を選びます

ダイヤログが表示されます

ダイヤログでは行列12段に分けておきましょう。「段数」に12 を入力

「間隔」は0 にしておいてください。

高さや幅は自動的に計算されますので放置しておくこと

 

内側の四角がグリッドになるので 

右クリックでメニュー表示>ガイドを作成 を選びます

最初に描いた四角を選択して、同様にガイドにしておきます。

グリッドが完成です

 

チラシの場合、まぁ他の広告制作物もそうなのですが

Illustratorの上に要素を配置する作業がたくさんあります

その時に基準線があるとわかりやすいのでグリッドがあると便利です。

 

12 に分けるのは 「半分、三分の一、四分の一」 が取りやすいからです

全体もそうですが、例えば縦半分を三分の一にするという場合でも

測り直すことなく設定できる利点があります

 

次の記事はこちら >チラシのレイアウトを考える 

※最初から学ぶなら こちらのページ「チラシを作る」からご覧ください

 

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