藤本和子は何故リチャード・ブローティガンの詩集を翻訳しなかったのか? | Diary of a Lover

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中村隆宏の手記

リチャード・ブローティガンの小説は、原書の英語で読むよりも、たぶん、藤本和子の翻訳で読んだ方が沁みると思う。へんな言い方だけど、リチャード・ブローティガンの小説を原書でしか読めない人は、藤本和子の日本語翻訳を読めない人は、もったいないと思う。

 

俺はリチャード・ブローティガンの作品のファンだけど、正確には、藤本和子が翻訳したリチャード・ブローティガンの作品のファンだと思う。

 

リチャード・ブローティガンは小説家で、そして、詩人だった。詩集も翻訳で数冊出版されている。ただ、残念なことに、藤本和子の翻訳した詩集はない。何故なのか?詩集は詩人が翻訳した方がいいと判断されたのか?

 

リチャード・ブローティガンのすべての作品を、藤本和子に翻訳してもらいたい。

 

西瓜糖の日々 (河出文庫 フ 5-1)

 

芝生の復讐 (新潮文庫)

 

アメリカの鱒釣り (新潮文庫)