リチャード・ブローティガンの小説は、原書の英語で読むよりも、たぶん、藤本和子の翻訳で読んだ方が沁みると思う。へんな言い方だけど、リチャード・ブローティガンの小説を原書でしか読めない人は、藤本和子の日本語翻訳を読めない人は、もったいないと思う。
俺はリチャード・ブローティガンの作品のファンだけど、正確には、藤本和子が翻訳したリチャード・ブローティガンの作品のファンだと思う。
リチャード・ブローティガンは小説家で、そして、詩人だった。詩集も翻訳で数冊出版されている。ただ、残念なことに、藤本和子の翻訳した詩集はない。何故なのか?詩集は詩人が翻訳した方がいいと判断されたのか?
リチャード・ブローティガンのすべての作品を、藤本和子に翻訳してもらいたい。