ジョン・マッギオークの木霊ギター | Diary of a Lover

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中村隆宏の手記

ジョン・マッギオークのギターはライヴで一度だけ聴いたことがある。80年代後半、ジョンはパブリック・イメージ・リミテッドのメンバーとして来日した。渋谷公会堂だったと思う。木霊のように響き渡るギターの音色がファンタスティックだった。

 

 

ジョンのギターを初めて聴いたのは、マガジンのアルバム《リアル・ライフ》だった。ロック度は高いけど、当時としては風変わりなギターだった。ジョンは後にニューウェーヴのジミー・ペイジと呼ばれたけど、まあ、納得だよ。

 

 

マガジンを脱退したジョンは、スージー・アンド・ザ・バンシーズやパブリック・イメージ・リミテッドに参加して、なんとも独特な演奏を聴かせてくれた。これは、真似できないと思ったね。

 

 

ジョンが亡くなったときは驚いた。2004年、享年48歳、まだまだ、もっともっと、ギターを弾いてほしかった。