人称代名詞1
主語などに使われる形からみていく。
s:人称代名詞 = (io, tu, lui| lei| Lei, noi, voi, loro|Loro)
日本語の代表的な意味は、
(私, 君, 彼|彼女|あなた, 私たち, (君たち|あなた方), (彼ら|彼女ら|それら) | あなた方)
などとなる。
tu は、その人と親しいか、同年齢・年下の時に使える。
Leiは、敬称と言われることもあり、丁寧な言い方である。
voi は実際には、tu, Leiの複数と考えて差し支えない。
Loro は Lei の複数であるが、実際には手紙文などで使われるようで、会話などではほとんど使わないようである。
ただし、Loroは命令形などをみていくうえでは扱ったほうがいいと判断する。
s:人称代名詞 に対して、
動詞の目的語(~を)になったりすると、
直接補語 = (mi, ti, lo| la| (la>La), ci, vi, (li| le)|(le>Le))
~に、の意味だと、
間接補語 = (mi, ti, gli| le| (le>Le), ci, vi, gli | (gli>Gli))
補語を強調したり、あるいは、前置詞の後に来ると(前置詞a の後は、その形よりも間接補語になる場合がある)、
強勢形 = (me, te, @s, @s, @s, @s)
io と tu に対してだけ、変化している。
~に~を、という場合は、間接補語、直接補語の順番になり、
(mi, ti, ci, vi, gli/le/Le) に
(lo, la/La, li, le/Le) を連結すると
(mi, ti, ci, vi, gli/le/Le) がまず、
(me, te, ce, ve, glie) になり、
連結形 = (
(me & {(lo, la, li, le)}), // me lo, me la, me li, me le
(te & @1), // te lo, ...
(ce & @1), // ce lo, ...
(ve & @1), // ve lo, ...
(glie + @1) // glielo, gliela, glielo, gliele
)
となる。
補語の位置は動詞の前であるが、後ろに置く場合は別の機会に譲る。
なお、物をさす英語のitに対応する主語の形がここにないのを疑問に思った人もいるかもしれない
(essoなどあるにはあるのだが、少なくとも私は学んでいる上で実用的な文の中で見かけたことはない)。
イタリア語ではわかっているものは普通、主語を言わないので十分なようだ。
あるいは、明示する場合は英語のthis, thatに対応するquesto, quelloなどを使ったりするようだ。
ちょっとしっくりいきませんね。
イタリア語の達人、どうなっているのでしょうか?
indicativo.presente3
「~である」
という構文で使われる essere です。
essere = (sono, sei, e^`, siamo, siete, sono)
s3 が e の上にアクセント記号がついています。
s1 と p3 が同じです。
indicativo.presente2
続きです。
現在 = -(are|ere|ire) + {(o, i, (a|e|e), iamo, (ate|ete|ite), (ano|ono|ono))}
[
cercare = (-(care|gare)+(c|g)+(s2,p1=h)+are) + @0
mangiare = (-(ciare|giare)+(ci|gi)+(s2,p1=-i)+are) + @0
studiare = (-iare+i+(s2,p1=-i)+are) + @0
avviare = (-iare+i+(p2,p1=-i)+are) + @0
]
-are型のちょっと変則です。一応、規則活用とされています。
語尾の目安は順に、(care/gare), (ciare/giare), iare, iare です。
大雑把に言うと、直説法現在においては、
cercare は、カ行・ガ行がチャ行・ヂャ行にならない系
mangiare は、イを続けるのを避ける系
studiare は、イを続けるのを避ける系
avviare は、iamo につながる時にiを重ねない系
ということです。
mangiare と avviare はルールが一見同じようですが、
他の法にも共通で汎用的なルールが少し異なります。
ここでは、その違いには触れません。
studiare と avviare の違いは
s1のアクセントが最後の i にあるかどうかの違いです。
studiare(s1) = stu`dio
avviare(s1) = avvi`o
詳細の前にアルファベットを少し。
c-line = (ca, ce, ci, co, cu) // カ、チェ、チ、コ、ク
ca-line = (ca, che, chi, cho, cu) // カ、ケ、キ、コ、ク
g-line = (ga, ge, gi, go, gu) // ガ、ヂェ、ヂ、ゴ、グ
ga-line = (ga, ghe, ghi, gho, gu) // ガ、ゲ、ギ、ゴ、グ
cia-line = (cia, ce, ci, cio, ciu) // チャ、チェ、チ、チョ、チュ
gia-line = (gia, ge, gi, gio, giu) // ジャ、ジェ、ジ、ジョ、ジュ
cercareは、s2とp1にca-lineを保つために h を挿入しています。
cercare = (-(care|gare)+(c|g)+(s2,p1=h)+are) + @0
= cer + c + (-, h, -, h, -, -)+are + @0
= (cerc, cerch, cerc, cerch, cerc, cerc) +are + @0
= (cerco, cerchi, cerca, cerchiamo, cercate, cercano)
s2 = cerci, p1 = cerciamo とはならない。
同じく、ga-lineを保つものに、castigare などがあります。
castigare = @cercare
= (castigo, castighi, castiga, castighiamo, castigate, castigano)
mangiareは、-areした後に gi と s2のi、p2のiamo の i が重なるので、s2とp1でiを余分につけません。
mangiare = (-(ciare|giare)+(ci|gi)+(s2,p1=-i)+are) + @0
= man + gi + (-, -i, -, -i, -, -) + are + @0
= (mangio, mangi, mangia, mangiamo, mangiate, mangiano)
s2 = mangii, p2 = mangiiamo とならない。
ci に活用語尾を付けるものとしては、bruciare などがあります。
bruciare = @mangiare
= (brucio, bruci, brucia, bruciamo, bruciate, bruciano)
studiare と avviare は簡単に。
studiare = (studio, studi, studia, studiamo, studiate, studiano)
s2 = studii, p1 = studiiamo とはならない。
avviare = (avvio, avvii, avvia, avviamo, avviate, avviano)
p1 = avviiamo, p2 = avviiate とはならない。
s2 = avvii が正式だとは思うが、avvi でOKとする説もあるようだ。
indicativo.presente1
[名詞2] に以下を追加します。
単複切替 = -(o| a| i| e)+(i| e| o| a) + @0
[
単数e(a) = +a + @0 -(e|i) +i
]
名詞が単数形で、-eの場合、複数だと-iになるものです。
例えば、
padre = @単数e(o) = i padri
madre = @単数e(a) = le madri
さて、動詞についてですが、とりあえず、以下のような階層で見ていきます。
今後、変える可能性はあります。
イタリア語 = {
動詞,
代名詞,
}
動詞.法 = {
直説法 = {現在, 半過去, 遠過去, 未来}
接続法 = {現在, 半過去}
条件法 = {現在}
命令法 = {現在}
}
動詞.法.*.* = (s1, s2, s3, p1, p2, p3) {複合過去}
動詞.法.*.*.複合過去 = (s1, s2, s3, p1, p2, p3)
s1は1人称単数、p1は1人称複数、以下同様。
イタリア語はスペイン語と似ていますが、活用が若干少なめです。
それでも多過ぎますね。
でも、逆にいうと活用・逆活用をクリアーすれば、かなり後が楽になるのでは。
そんなに甘くないか。
さて、法とはなんでしょうか?
本質的に同じ動作や状態の文でも、文中の位置によって文体が変わるもの、ぐらいの意味でいいと思います。
例えば、
「私は、彼が積極的にやることを望んでいます」
という日本語の文で、無理やり法に当てはめると、
「望んでいます」というのが直説法です。
「やる」というのが接続法です。
これを法を無視して文章を作ると次のような感じになります。
「私は、彼が積極的にやりますことを望んでいます」
イタリア語(やロマンス諸語)は、法の理解が重要になって来ます。
まず、直説法から行きます。
法の下には、時制があります。
単に現在形、過去形といった場合、直説法のことを指します。
直説法 {
現在 = -(are|ere|ire) + {(o, i, (a|e|e), iamo, (ate|ete|ite), (ano|ono|ono))}
}
今日はこれだけ。
式の部分の{}が気になるかと思いますが、これは後で再利用するためのもので、ここでは外しても構いません。
式の意味は、
直説法現在の活用について、
are動詞(語末がareで終わっている)は、areを取って、
1人称単数 oを付ける。以下、同様。
2人称単数 i
3人称単数 a
1人称複数 iamo
2人称複数 ate
3人称複数 ano
ere動詞、ire動詞もare動詞と同様。
「|」によって、後続の対応する文字列が決まります。
人称は1人称、2人称、3人称の順に
自分、相手、それ以外、
つまり、
私、あなた、彼・彼女・巻・ジーコ・まさお君等
です。
活用形により、主語を言わなくていいということです。
英語だと主語は常に必要です。もちろん、口語などでは省略がありますが。
parlare(話す)はare動詞です。
活用を見てみましょう。
parlare = @現在
= -are + (o, i, a, iamo, ate, ano)
= parl + (o, i, a, iamo, ate, ano)
= (parlo, parli, parla, parliamo, parlate, parlano)
となります。
何度も復唱しましょう。r と l のつながりはちょっと難しいですよ。
[パ]ルロ、[パ]ルリ、[パ]ルラ、パルリ[ア]モ、パル[ラ]テ、[パ]ルラノ
イタリア語では、単語のアクセントが「後ろ」から2番目の音節に来ます。
そうでない場合は、アクセント記号を母音の上に付けたりします。
上はカタカナで書いてありますが、アクセントはアルファベットで確認してください。
例えば、1人称複数の時、par-li-a`-mo となります。
例外は3人称複数で、pa`r-la-no となります。
パル[ラ]ノ、とはなりません。
他の動詞でも同様です。
「皆さん(2人称複数)、日本語が上手ですね」
と言ってみましょう。
Parlate giapponese (molto) bene.
名詞2
伊和中には、定冠詞 le は、
「母音字 e の前では、l'となることが多い」
とあったので、定冠詞のデフォルトの処理を修正します。
同時に他の要素(ルール)も追加します。
その前に記述の説明を少ししておきます。
{
「&」 は、スペースになるか「'」が来た時に単語に付ける(明示)。
「+」は付ける。
式の基本的な意味は、
xxxx = -aaa +bbb は、イメージされる単語の末尾からaaaを取り、bbbをその末尾に付ける。
xxxx = aaa+, -bbb は、イメージされる単語の先頭にaaaを付け、bbbをその末尾から取る。
xxxx = aaa\>, \<bbb, -ccc は、イメージされる単語の末尾がaaaで、先頭がbbbであれば、cccを末尾から取る。
「:」によって別名を定義することができる。
例えば、
yyyy : xxxx = zzzzzzzzzzz
この時、xxxx、yyyyのどちらも式の名前となり得る。
yyyyが汎用的な名前で、xxxxが具体的な名前にするとよい。
}
何とか意味がわかってくれたらいいのですが。
それ以外は、また別の機会に説明します。
では、名詞の形を定冠詞と共に見ていきましょう。
定冠詞 = ((o| a| i| e)\>), // 単語がどの文字で終わっているか見る
( // 単語がどの文字で始まっているか見る
(\<(C| {(sC/ z/ gn/ pn/ ps/ x/ Y)}| V) ) | // o\> に対応
(\<(C| V)) | // a\> に対応
(\<(C| (@1/ V))) | // i\> に対応
( | \<V | \<e) // e\> に対応
),
// それぞれに対応する定冠詞が並んでいる。
( (il| lo| l')| (la| l')| (i| gli)| (le| (le / l')| (l' > le)) )&
[
zione : stazione = zione\>, +a + @0 -a // 女性
accent = ^`\>, +a + @0 -a // 女性の可能性が高いかも
例外単数男性 = +o + @0 -o
例外単数女性 = +a + @0 -a
例外複数男性 = +i + @0 -i
例外複数女性 = +e + @0 -e
単複切替 = -(o| a| i| e)+(i| e| o| a) + @0
[
cgh : amica = {-((co|go)| (ca|ga)| (ci|gi)| (ce|ge))
+ ((cho|gho)| (cha|gha)| (chi|ghi)| (che|ghe))} + @0
rcgh : amiche = {-((cho|gho)| (cha|gha)| (chi|ghi)| (che|ghe))
+ ((co|go)| (ca|ga)| (ci|gi)| (ce|ge))} + @0
fungo = @cgh // --> funghi
accent : caffe^` = `\>, +a + @0-e // アクセントが末尾のとき単複同形
]
性切替 = -(o| a| i| e)+(a| o| e| i) + @0
[
cgh : amici = 単複切替[cgh.@1] + @0
rcgh : amiche = 単複切替[rcgh.@1] + @0
]
異性追加 = -(o| a| i| e)+ i + @0 // 要するに男性が1人でもいると男性複数扱い
// (i| e| i| i) --> i に変更 6/2 12:00
// 余談
2人から1人抜ける = -(i | e) + ((o/a)|a)) + @0
3人以上から1人抜ける = -(i | e) + ((i/e)|e)) + @0
]
例えば、
男友達が複数
-->
定冠詞[単複切替[amico]]
= amico-o+i + @0 = amici + @定冠詞 = gli amici // アミーチ
女友達が複数
-->
定冠詞[単複切替[amica]]
= amica-ca+cha + @0 = amicha + @定冠詞 = le amiche | l'amiche // アミーケ
男がいると思ったら、女だけだ
-->
定冠詞[性切替[amici]]
= amici + 単複切替[cgh.@1] + @0
= amici-ci+chi + @0
= amichi + @0
= amichi -i+e + @定冠詞
= amiche + @定冠詞
= amiche, e\>, \<V, (le / l')&
= le amiche / l'amiche
女だけだと思ったら、男がいる
-->
定冠詞[性切替[amiche]]
= amiche + 単複切替[rcgh.@1] + @0
= amiche-che+ce + @0
= amice + @0
= amice -e+i + @定冠詞
= amici + @定冠詞
= amici, i\>, \<V, gli &
= gli amici
まだまだ、他にルールがありそうですが、一旦、名詞から離れます。
次は、動詞に行きます。
名詞1
名詞を見て行きたいと思いますが、定冠詞とセットで行きましょうか。
定冠詞 = ((o| a| i| e)\>),
(
(\<(C| {(sC/ z/ gn/ pn/ ps/ x/ Y)}| V) ) |
(\<(C| V)) |
(\<(C| (@1/ V))) |
( | \<V)
),
((il| lo| l')| (la| l')| (i| gli)| (le| (le / l')))&
C = 子音
V = 母音や母音相当hVなど
Y = ヤ行半母音であるときのi、j、yなど
名詞がoで終わる場合(男性単数)は、
子音で始まるか、s+子音などで始まるか、母音で始まるかを見て、
それぞれ il, lo, l' を付ける。
以下、名詞が a で終わる場合(女性単数)、
i で終わる場合(男性複数)、
e で終わる場合(女性複数)
についても同様である。
例えば、
macchina = a\>, \<C, la& = la machina
macchine = e\>, \<C, le& = le machine
libri = i\>, \<C, i& = i libri
juventino = o\>, \<Y, lo& = lo juventino