犬のしつけは難しい(+_+) -16ページ目

訓練所、しつけ教室選び。

昔はいわゆる「警察犬訓練所」という所以外、犬に何かを教える場所はなかったですね。

今では「動物病院」「ペットショップ」などでもしつけ方教室を開いている所もあります。

選択肢が増えれるというのは、とてもいい事ですが逆に迷ってしまいますよね。

  1. まず最初に「訓練所」とは、犬を数ケ月間お預かりして担当の訓練士が毎日訓練していく方法です。毎日訓練士と過ごす犬達は色々な事を学ぶでしょう。訓練所の中には後半は飼い主に訓練方法を伝える事に重点を置く訓練所もあるでしょう。犬と離ればなれになる寂しさはあると思いますが、「かわいい子には旅をさせろ」ですね。
  2. 「出張訓練」は訓練士がご自宅にお伺いし、家の中や散歩コースなどで訓練していく方法です。飼い主の方と一緒でも訓練士にお任せでも大丈夫です。生活環境でのしつけになりますので実践的なところがあります。日々の飼い主さんの頑張り次第で成長のスピードは変わるでしょう。
  3. 「しつけ方教室」では一人もしくは数人のトレーナーや訓練士が、数人の飼い主さんと犬達にしつけ方を伝える方法です。主に飼い主さんが犬に教えていく形が多いでしょう。グループレッスンがほとんどですので、他の飼い主さん&犬と一緒にやる利点は大きいです。飼い主さん同士お友達になれる事もあるでしょう。

単発でしつけ教室などもありますが、あまりお勧めしません。

犬のしつけが1日で簡単に出来る訳ないと思うからです。

人のしつけと同様に習慣化させることが1番重要なので。

 

 

最近の動物病院の先生

最近は治療法を飼い主に選択させてくれる先生が増えてきてますよね。

これは良いことなのでしょうか?

 

正直私は「先生が一番良いと思う方法で」と答えます。

訓練士という仕事柄、ある程度の犬の病気の知識はあるにせよその分野では素人ですので先生に任せます。

だからこそ信頼のおける獣医さんを見つけておかないと「あの先生にうちの子は殺された」となってしまうのです。獣医さんとしてはたまったものじゃありません。

 

訓練士になって30年になりますが、どんどん病気の治療法や予防法は進歩してますね。

フィラリアの予防薬1つ取ってみても昔は毎日碁石くらいの大きさの薬を飲ませていました。

今では考えられないですね(^^)

下痢をしたので動物病院に連れて行くと「神経性の腸炎」か「細菌性の腸炎」のどちらかで済まされました。

検査の方法も今ほど精密ではなかったですね。それでも昔は病名や治療法など断言する獣医さんが多かったです。

 

街中の動物病院では犬、猫、鳥、小動物などすべて診ないといけないわけですので、すごく大変だと思います。どんな獣医さんでも完璧にこなすのは無理でしょう。

 

最近では人間並みの検査もありますよね。「検査のために隣の市まで行った」とか「東京まで行ってきた」など飼い主の方から聞くこともあります。

 

獣医さんとあまり親しくなりすぎても、言いたいことが言えなくなる飼い主さんもいらっしゃるようです。

獣医さんも人間ですので上手く付き合いたいですね。

 

 

動物病院選び

みなさんは何を基準に動物病院を選んでるのだろう??

 

「うちに近いから」とか「評判がいいから」とか「設備が整っているから」などいろいろでしょうね。

 

私は単純に獣医さんとの相性です。

「この先生ならうちの子の命を預けられるビックリマーク」と信頼できるかどうかです。

 

「あの先生は腕がいい」とか「あの先生で治らなかったのにこの先生は治してくれた」なんて評判は全くあてにしていないです。完璧な獣医さんなんているわけないんだし。

 

設備が整っているかはお金があるかないかの違いだと思いますし、それよりも重要なのは清潔かどうかです。

 

良く考えたら人間のお医者さんは内科、外科、整形外科、耳鼻科とか様々な分野に分かれいていのに動物病院は全部病気を診ないといけないんだから獣医さんは大変ですよね。

しかも犬、猫、鳥、小動物etc...

 

これからは動物病院も専門分野を看板に掲げ明確にしてほしいですね。

そうなれば飼い主側も選択しやすくなると思いますよね。

1つの動物病院だけでなく悪くなった部位によって色々と通う病院を変える。

そうなればより相性のあう獣医さんに出会う確率は上がりますよねアップ