ウォーロンをプレイした感想【Wo Long: Fallen Dynasty】 | ゲーム攻略の話

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■三国志版の死にゲーといった感じだな

コーエーテクモゲームスのWo Long: Fallen Dynasty(ウォーロン フォールン ダイナスティ)をプレイすること、一ヶ月以上は遊び続けたことだろうか。星5装備集めしかやることがないので、そろそろ退屈に感じてきた頃だろうか。そして今回はウォーロンをプレイした感想です。たまにウォーロング(Wo Long)と間違えて呼ぶ人もいるが、正確にはウォーロンと言います。

 

ウォーロンはどんな内容のゲームなのか?というと、開発はTeam NINJAですので仁王シリーズを開発してきたゲームスタジオというと分かりやすいだろうか。やっぱりUI環境などや手触りなどを考慮しても、仁王シリーズに似ている操作感だったり、UIにしてもそれっぽさが伝わってきますね。それで今作のウォーロンは三国志を舞台にしたストーリーです。コーエーでは日本ものに限らず、三国志はだいぶ発売した印象もあるけれど、アクションゲームとなると無双シリーズくらいしか思い浮かばないものだ。死にゲーとなるとウォーロンということになるんでしょうね。

 

■三国志に沿った物語なのか?
ウォーロンは三国志を舞台にしたストーリーなので、実在した武将たちやロケーションが登場します。またゲームで用意したオリジナルキャラクターや、中国の伝承や書物に基づいた妖怪たちも登場し、アクションゲームとして面白くなるように、Wo Longならではのアレンジした構成になっている。

URL:https://dswiipspwikips3.jp/game-walkthroughs/wo-long-fallen-dynasty/

 

とくに三国志の歴史の知識はなくても遊べる内容でしたが、まぁ武将やら史実を知っている方なら、どこの場面をゲームで表現しているのかなど分かりやすいかと思います。三国志の物語をまるまるゲームで表現している感じではなく、あくまで一部でした。ウォーロンが売れたあかつきにはウォーロン2を発売するなどして、その後の物語を描いていく気でいるのだと思います。

 

 

■化勁を美しく決めることが楽しいゲームなのかもしれない

ウォーロンの特徴を述べれば、バトルシステムでは化勁(かけい)という武器で敵の攻撃を弾く、パリィのような防御アクションがあるのですが、そのシステムを重要視した内容となっております。敵の必殺技である秘技や、あらゆる攻撃を化勁で弾くことで、敵の氣勢(スタミナのようなもの)を減らして、主人公の氣勢を増やすことができます。

 

また氣勢ゲージがあると必殺技である武技による攻撃や、魔法である仙術による攻撃を使用できるようになるので、氣勢ゲージを維持させるために化勁が必要になってきます。そのため敵の攻撃をカキーン!と弾く光景が多く見られます。そういった背景もあり、フロム・ソフトウェアのSEKIRO: SHADOWS DIE TWICEと比較されがちなゲームといった部分があるかもしれない。セキロも武器弾きが基本行動にあるため、ウォーロンと似たシステムだったりします。

 

ですので化勁で弾くことに楽しさを感じるプレイヤーなら面白いゲームだと感じると思うが、タイミング合わせが苦手なプレイヤーだとつまらくなく感じるゲームかもしれませね。もっともチームニンジャが開発するゲームだと、極端なビルドで強すぎる問題が多々あったような気がしたんですが、若干緩和させたところもあるのかな。オンラインだとレベルシンクをかけたり、仙術でツララが強いといっても氣勢ゲージは必要なので、基本攻撃や化勁を間に挟む必要はあります。

 

 

 

■エンドコンテンツがあれば最高だったかも!?

ウォーロンを最後まで攻略して、二周目もクリアするとやることが他になくなる。大半のプレイヤーは1周目でゲームを終えてしまうかもしれません。やることといえば希少価値の高い星5の装備を集めることしかないので、すでにノーダメージでボス撃破とか終えてしまうとやることが少なすぎる。ましてやノーダメージなんて挑戦するプレイヤーは少なそうというか、達成したところで良い装備を入手したり、新しい戦場が拡張されたりするわけでもないので、そこら辺がゲームボリュームを縮めている感じがします。

 

オンラインで他のプレイヤーと共闘したり、また対人戦で遊んだりすることもできるが、まぁ装備のドロップ率を狙ったプレイを目当てにした方が多いため、ソロよりは効率いいのかなといった具合のモードでしかない。でもソロではひたすら猿をボコって装備を集めるやり方などが主流なのでオンラインの要素をかえって悪くしてしまっているし、なんかシステム的なものが噛み合っていないんだよね。

 

となると星5武器とか集めても、別に星4武器でもクリアできてしまうなら全く集める意味は薄いじゃないですか。せいぜい俺つえーをしたい人向けのゲームと化すので長く遊べるエンドコンテンツがないと厳しい。もっともDLCで追加される可能性は大いにあるとは予想してますが、配信された頃にはもう誰も遊んでいなかったりすると思うし、ウォーロンに戻ってくるプレイヤーもあまりいなさそうですね・・・。

 

なので製品版にそういった要素があれ最高だったかもしれない。仁王シリーズは息が長く売れ続けたけれども、ウォーロンは三国志だし日本ではあんまりピンとこないためか、セールスの面ではあまりうまくいかなかったという印象が残る。世界トータルで100万本とか公表していたが、これ以上伸びるか怪しい。最近はCSの勢いがだいぶ衰えて虚しいところだな。