呉を訪ねる前に一応ガイドブックやインターネットで観光名所などを調べるわけなんですが

そこで「これはぜひとも行きたい」と思ったのがここ、「アレイからすこじま」でした。

 

「アレイからすこじま」呉市HP

 

ここは海上自衛隊の潜水艦の停泊地のすぐ目の前に作られた公園を含む一帯なのですが

「マジか!!」というくらい間近で(失礼(;'∀'))潜水艦を眺めることができるすごい場所。

古い建物などがあることもあり景観も素晴らしいです。

 

 

 

  とにかく潜水艦に近い!!

何度も書きますが、驚くくらい近いところで潜水艦を見ることができる場所なんです。

潜水艦ってかなり高度な防衛機密なんじゃなかったっけ?



海上自衛隊の潜水艦隊は呉と横須賀に拠点があるのですが

横須賀はアメリカ海軍の基地の敷地を通った先に自衛隊の潜水隊基地があり、軍港巡りクルーズなどで海からでなければ近づくことができません。

潜水艦の機密上、そのような配置にしていると勝手に思っていたのですがそうではなさそうですね。

呉では普通の散歩道のようなところから潜水艦を眺めることができます。

 

艦を降りた隊員のみなさんが桟橋から退勤される様子も見ることができ

自衛隊を身近に感じられるのが好ましく感じました。

 

 

 

  古い港町を感じる景観

自衛隊の基地の近くだから緊迫した感じかというとそうではなくて

どちらかというと静かでのどかな場所でした。

 

元が旧日本海軍の海軍工廠の施設だったということで

古いレンガ造りの建物が建っていたり、古いクレーンも含め昔からのものがかなり残っている施設なので

東京ディズニーシーのアメリカンウォーターフロントのような雰囲気があります。

 

穏やかに打ち寄せる瀬戸内海の波音を聞きながらベンチに座ってゆっくり過ごすのは何とも言えない素敵な時間でした。

 



 

  夕方の訪問はおすすめです

今回、日没近くを狙ってここを訪ねたのですが

理由は、国旗の降納を見たかったから。

 

停泊中の自衛艦の国旗掲揚については、海上自衛隊記旗章規則第12条に

朝8時から日没まで国旗を掲揚しなければならない、と定められています。

海上自衛隊旗章規則

 

4月初めは日没が18:30くらいなのですが、そこまで待って

国旗の降納を見学することができました。

 

艦上に作業服ではなく、ちゃんとした制服を着た人が現れたら国旗降納の時間が近いということのようです。

僕ら以外に見ている人がいないのですが、ちゃんとした儀式として行われているのを見ることができました。

 

アレイからすこじまは西向きの場所なので、水面に映る夕陽も美しいです。

この日没前の時間、おすすめです。

 


 

 

  まとめ

見どころが多い呉の街ですが、アレイからすこじまはその中でもおすすめ度の高い場所でした。

 

ちょっと離れていますが駐車場もありますし(僕は確認できませんでしたがそのあたりにトーチカの跡があるらしいです)

駐車場も含めて無料です。

 

潜水艦の基地というだけでなく、歴史のある港町を感じられる素晴らしいスポットですので

機会があったらぜひ行ってみてください。


 

<関連記事>





 【HIS】旅行プログラム