寒さを楽しむ? | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

今朝は、雪深き新潟の豪雪地の湯沢で 目覚めました。

そこから目指す瓢湖まで150㌔。


寒波の降雪はとどまらず、至る所で除雪車が作業をしてます。片側二車線を5台で分業して走りながらの除雪、一般車はその後に続きます。インターチェンジなどで除雪車は避けてくれて、一般車は一斉に走り出しますが、雪道に慣れた車と不慣れな車の走りには差があり、その辺を見極めながらトップグループの速度に乗って進みます。


やはり新雪、グリップ力は凍結のそれとは違うモノがあります。先行するトラック同様にシロクマ号もテールを振ってますし、微妙なハンドル操作で体勢を維持しないと今にも横転してしまうことでしよう。

とても神経をすり減らします。


雪道の運転方法は、雪がとても少ない関東圏からわざわざ雪国を目指して長距離ドライブを40年以上繰り返すなか身につきました。

 

さて、本日は昼過ぎにはホームグラウンドの阿賀野市の瓢湖にたどり着きました。ここでは強風に雪が舞うものの、幸いか積雪はありません。また昼間はコハクチョウは居ませんが、今回はなぜかオオハクチョウも出払って居て、湖面には鴨だけでした。カメラを出す気も起こらず、夕方のねぐら入りを待ちました。ところが、ウトウトしていたら16時を過ぎてあたりはくらくなってしまいました。そんな中、白鳥たちが戻って来てます。暗くて撮れませんでしたが。この地では2年ぶりに彼らと対面しました。



前回の記事でブロともさんから寒さを心配してくださったコメントをいただきました。以下、対策の説明します。


シロクマ号はニッサンのキャラバン、ディーゼル4WDの寒冷地仕様です。箱バンの荷室にベッドを取り付けて車内泊出来るようにしました。でも市販のキャンカーのような断熱材もFFヒーターも持ち合わせません。


前車から乗り換える時にキャンカーも視野に入れてビルダーにも接触して検討したのですが、ビルダには技術を正しく理解する能力が無いことに幻滅しまして。(最大手では内装を剥がして遮熱塗装をすることを売りにしてましたが、まったくの間違いですから)


FFヒーターを後付けするつもりでいましたが今のところ必要性を感じてません。エンジンを止めた車内でずっと生活するならFFヒーターがあれば便利。


でも自分は雪国に行ってアウトドアを楽しむのが主体。スキーはもちろん、雪原を歩いたり風景写真を撮ったり、野鳥を観察したり。生活の場は外なんですね。むしろ車内を暖める過ぎるのは外に出た時にヒートショックの心配もありますから、程々に暖たためれば良いのです。


寒冷地仕様のキャラバンにはブースト機能というのがあって、アイドリングの回転数を3段階で変えてヒーター能力を高める事ができます。また、エンジンの熱を車内取り込みやすくする装置もあります。

 

なのでまずは車載ヒーターの熱をベッドルームに取り込む工夫をしました。荷室のヒータの温風口は下の方にあり、ベッドを設置すると上には来ません。そこでダクトを作りました。


真ん中の黄色のダクトから温風が吹き出します。

左右に防寒着が吊ってありますし、ダクト上部の窓部には棚を設置して予備の寝袋を置いてあります。これらはカーテンや断熱材の役割を果たしてます。

反対側の窓部です。

窓には、黒い遮光断熱シェードを取り付けてます。
また、左に見てるように厚手のカーテンも併設。
(なおカーテンは上部に見える黒いサイドバーに取り付けてあります。サイドバーは気旅さんのブログを参考にして設置しました。)

出入口となる、右側スライドドア部には縦に長いカーテンにしてあって、スライドドアを開けても外気が吹き込まないようにしてます。

こんな感じで二重〜三重の断熱構造を意識してモノモノを配置してます。この工夫でヒータを切って寝ても明け方は外気より5〜8℃位、暖かいです。

そして、寒くて寝れない時用にこれらがあります。

電気毛布と湯タンポ。

外が氷点下になるようだと、電気毛布を使います。
ポータブル電源がありますから。

ただし、氷点下10℃を下回るようだとリチウムのポータブル電源は動かなくなりますので、湯たんぽが活躍します(笑)
湯たんぽはカセットコンロで。そのガスも通常のブタンの他、寒冷地用のプロパンも用意してます。

夕飯は地酒の八海山を煽って、締めは煮込みうどんで温まりました〜

 

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