自宅のエアコンが壊れて、買い替えから取り付けまでの数日間、高原に避暑避難したお話を先日しました。
その際にたくさんのコメントを頂きました。
『本体の機能や丈夫さアフターフォローではD社』
『お高いけどD社のエアコンを去年買って良かった』
『一昨年、同じくD社のに入れ替えて快適』
など、D社の製品の良さをお教えいただきました。
実際に使ってみて、静かでよく冷えます。
先日なんて、リビングでカミさんがタオルケットに包まって『29℃設定だけど冷える』と。
製品は確かなようです。
これに対し、コメントでは『一年半前に付け替えたエアコン(別メーカ)が設置業者のミスで壊れた』というお話を頂きました。2年前にエアコン(メーカ不明)を入れたブロ友さんの所ではガス抜けという施工ミスのお話をお聞きしています。
エアコンは施工も重要なんだと。。
設置して3日後、在宅ワークの日でした。
この日はカミさんは朝ドラが終わると、洗濯籠をドンと置いて仕事に出かけいきました。
実は暗黙の了解で、在宅ワークの日はレムが洗濯当番なんですよ。
洗濯物もクリップした洗濯干しはバルコニーに出します。
(マンションってベランダとは言わずバルコニーなんです。。狭いのに)
ふと、先日前に設置されたエアコンの室外機を見ます。(初めて見ました)
一戸建ての室外機は床置きですよね。
マンションの場合、バルコニーに室外機を設置する場合は天井から吊ります。
(理由は天井の方が熱気を輩出しやすいからかな?)
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アップの写真です。
なんだか不安定。
分かります?
上記写真の左側をさらにアップします。
室外機の脚の部分の拡大です。
室外機の重さは↓のところにかかっています。
しかしその下が浮いているために歪んでしまい、
→ の所が狭くなっている様子が分かりますか?
歪んでいるということは長期的に自重変形していきます。
しかもこの脚はスポット溶接している部分なので、
変形によって溶接が剥離する可能性もある。
(技術屋なら常識でしょう)
なぜこんなことになっているのか?
古いエアコンの室外機の写真を見てください。
脚の部分が丈夫な一枚部品で出来ていて、
左右のネジの締結部にゴム製のダンパを挟んでいます。
今回の取り換え工事ではこのゴム製のダンパをそのまま流用して固定したのでしょう。
古い室外機と新しい室外機では脚の部分の設計思想が違います。
それならば、それに合わせたダンパー材を使用するべきです。
取説には設置の話は一切書かれてません。
ということは別途メーカの設置作業標準(手順書)が別にあるはず。
そして通常その類には詳しい作業指示がなされている。
仮りに記載がなくても、現場の状況を判断して適切な作業を行う。
こうした細かい気配りが日本の製品の品質を支えているのです。
しかし、今回の作業者は残念な工事しかしませんでした。
前出のように設置ミスでエアコンが使えなかったブロ友さんのお話と合わせても、
設置業者の質の低さを感じます。
さあ、電気店に苦情を入れますか?
いえいえ、この程度ならちょっと補強すれば問題ないでしょう。
(苦情を言っても作業代はタダでも部品代はかかりますし)
ホムセンに寄ったついでにゴム材を見つけてきました。
厚みが5mmと1mmのもの、どちらも100*100。
これをナイフで50*50に切り分けます。
でもって、室外機の脚部のネジを緩め、ダンパー材を挟み込んで、ネジ締め。
材料代は会わせて284円。
設置業者に再施工させたら、数倍の材料代を言われるんだろうな。
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