いや、微笑みが消えて怒るかも。
つい先日の報道、1/28にスープを投げつけられたルーブル美術館の『モナリザ』
『モナリザ』は一昨年の5月にもケーキを投げつけられました。
イチゴはその時のケーキを連想して、彼女は怒るんじゃないかと予想します(笑)
スープを投げつけた環境活動家の言い分、「健康で持続可能な食べ物の権利」
子細はわかりませんが、『健康で』と言うあたりから現代の農政策とか安全な食糧供給への不満があったのかな。
さて前回の記事では、イチゴは病害虫に弱く50回を越える農薬散布がなされている、との話をしました。
これにはたくさんのコメント頂き、ありがとうございます。
ご存じなかった方にはかなりショッキングな内容だったようですね。
いちご狩りへの不安の声もありまして、少々曖昧な書き方だったと反省しています。
やはりこうした話は、引用元を示し、信憑性や解釈についても配慮しないとね。
例えば能登の震災でもそうでしたが、ショッキングな部分だけが独り歩きして、正しくない情報が世の中に広がることはマズい。ブログでもメールでも人に疑情報を伝えないように気を付けたいです
ということで今回は
①イチゴの農薬散布回数の根拠
②農薬散布の使用回数の基準
③海外の事情
をザックリと補足します
①イチゴの農薬散布回数の根拠
農業ニュース・クリップというサイトに記載があります。
各都道府県ごとの『慣行栽培の標準的な農薬散布回数』が示されてました。
2007年から2024年までに報道された農業関連の専門的な情報が詰まっているサイトなので、ご情報の可能性は低いと思います。
②農薬散布の使用回数の基準
JCPA農薬工業会のサイトに説明があります。
総使用回数は、同一の有効成分を含む全ての製剤を使用した合計回数で、各作物ごとに決められている。
そしてこちらのサカタのタネのサイトには具体例が説明されてます。
農薬のラベルに記載された、作物名、使用時期、総使用回数の例。
記載を守れば収穫して食べても安全だと言ってます。
そしてこれらの基準は農水省が力を入れてますね。
農水省のサイトには
・生産された食品を食べる消費者の皆様の健康に悪影響を及ぼさないかどうかを科学的データに基づいて検討
・どんな農薬をどんな作物にどんな使い方で使ってよいかの判断は、様々な試験によって得られた科学的データを評価
などと言ってます。
国が安全と言ってることを信じるかどうかはその人次第。
自分はいつも半信半疑ですけど。
③海外の事情
アメリカの環境保護 NPO 機関が毎年発表している残留農薬の多い農産物のランキング。
イチゴが5年連続でワースト1位(2020年現在の話です) ソースはココ。
台湾では日本産イチゴに残留農薬の規定違反が相次いでいるとしばしば報道されてますね。
最新どころでは今年の1/10のニュース。
台湾基準が日本とは桁違いに厳しいそうです。
あとですね、日本の農薬使用量もあちこちで言われてるんですが、このサイトの数字が信憑性ありそうなので紹介しておきます。
世界トップクラスの農薬大国。
でもトップクラスの長寿国って?
一方で自閉症などのいくつかの病気の発症率も世界トップクラス。
動物実験で精神疾患までわかるの?
その辺の関連性はどうよ?
疑問が尽きません。
そして、どう考えるかはその人次第。
自分は青虫より農薬の方が怖いので、菜園をがんばります。
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