今回の残雪が夏の旅に影響する理由 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

週初めにニュースで騒がれた東京圏の降雪。

閉鎖された首都高は排雪場が無いために開通まで二日もかかったと聞きました。

 

 

そんな東京から離れたファーム地方も同じく降雪。

平日は容易に様子見には行けませんので、週末を待って土曜の早朝に向かいました。

 

 

月曜晩の降雪から四日半経って、途中も風景は自宅地方と同じく雪の姿は概ね消えてました。

 

 

がしかし、郷里のファームは甘くはなかった。

半分程度はまだ雪に覆われていました(泣)

 

日差しが低いこの時期は日当たり的に不利な場所は解ける気配を感じません。

 

こちらはM1エリアとM2エリア。

右がアブラナ菜用のトンネル、奥に大根。左は越冬の玉ねぎ。

トンネルは雪の重みでつぶれたようで。

日が当たる割には残雪が。

 

こちらは、M3エリア。

ブロッコリと白菜が潰されています。

 

M8エリアの大根。

雪が解けかけてますが、雪解け水が凍って葉っぱがカチコチになってます。

雪が解けるだけでは不十分で、雪解け水が乾くまでは被害が続きます。

 

 

何年か前の降雪の時は週末にかかったので、早めに雪を払いのけることが出来ました。

 

が、今回残ってる雪は中途半端に溶けて凍ってしまっているので取り除くのが難しいのです。

玉ねぎなんて、ぽっきり逝っちゃいそう。

 

探すと、倉庫にわずかですが『燻炭(くんたん)』が残ってました。

  注)燻炭=もみ殻を蒸し焼きにしたもの。

燻炭を薄く撒いて、融雪を促します。

 

熱量的には、真っ黒になるくらい撒いた方が早く溶けますが、

撒きすぎると土がアルカリ・シフトを起こすので注意。

 

 

 

2月の最初の菜園活動は、『初鍬の儀』として例年ジャガイモ用のエリアを耕しています。

しかし、そのジャガイモ用のエリアですが、、、

残念ながら『初鍬の儀』を執り行うことが出来ません。

 

 

この状況はとてもマズい、困りました。

 

 

ファーム地方のジャガイモの栽培は2月に耕して3月初に種芋を植えて6月中、梅雨が本格化する前に収穫します。

 

ところが今年は『初鍬の儀』が遅めなところ、上記のように圃場が雪で耕せなかったのです。


次回ファームは2週間後ですから、全部ずれて収穫は7/10頃?梅雨末期の盛りのころですから収穫延期も有りうる。

 

実は今年の7月上旬は夏旅を計画してるんです。

例年、秋に出かけることが多い長旅、今年はカミさんの意向で7月初で休暇調整してるところ。


先ほどカミさんに話したらショックを受けてました。

 

 

挽回策は、、、土と肥料を馴染ませる期間の短縮ですよね。

以前、耕耘直後に定植したことがあります。

が、あの時は収量か良くなかった記録が残ってるんですよ。

 

今年はダメ元なジャガイモかなあ~

 

 

 

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