この穴は凄い | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

ここ数日、連続して発見された物です。 

 

靴下の穴です。
 
我が家は翌日朝に洗濯して夜には畳みます。
発見されたのは畳むときで、土曜の晩に1つ、月曜に2つ、そして昨晩火曜に1つ、穴が発見されました。

 

記憶によれば、春先の三月頃に買ったもの。

◯ティオスという衣料品専門店で3足1000円を2セットだったと思います。

 

同じ期間に同じように履いて、同じ時期に寿命が来る。しかも駄目になる所が同じ踵付近。

 

品質のバラツキが全く無く、均一だという証拠です。

 

 

 

ものづくりの世界で長くやってきた自分から見て、シグマ(バラつき)が限りなくゼロに近いこの靴下には脱帽です。

 

製品開発では最初に様々な仕様が決められますが、その中には耐久性がどれだけ必要かも定められます。

 

例えば数万点の部品の塊の自動車、部品ごとに使用条件に応じた耐久性を満たすべく、設計部門や品質部門が必死に改善していくのです。

 

ご家庭で家電製品が次々と駄目になる現象。

これも結婚や引っ越しで買い揃えた家電製品が同時に設計上の耐久寿命を迎えてきたからに他なりません。

 

ただし、当たりハズレと言われることも有るように、思ったより長く使えたりする場合もあります。

これが品質のバラツキです。

 

ところがこの靴下、品質のバラツキがほとんど無い優れもの。

価格帯からして大陸系メーカー品なのですが、そのメーカーの技術力の高さは驚きですよね〜

 

明日木曜の布ゴミ回収に出す前にご紹介いたしました(笑)

 

(追伸)

ものづくりの現場では、出来上がりのバラツキを常に考えて設計がなされます。

特に安全性はどんなにバラついても大丈夫なようにしっかり計算され作り込まれます。

他人が持つ製品が50Aの電流が大丈夫だからといって、同じ製品を買った自分の場合で50Aが大丈夫とは限りません。

様々な条件を考慮して30Aまで大丈夫、それを越えたらリミッターが働く、と設計者が言ってるならかなり注意。

 

 

 

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