【菜園日誌】避けた天災、やられた人災 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

天災は自然災害、人災は人的災害と呼ばれます。

 

まだまだ現役ですので、週末だけ郷里に出かけてファームで土いじりに勤しんでます。

 

そのファーム、先日も記事にした通り水没しました。

ファームの水没も結構な頻度で発生するようになってます。

 

それは線状降水帯などの構造が見えてきた集中豪雨などの自然災害も原因ですが、ファーム地域の事情がかなり関係してます。

 

 

レムの父方の祖父母は台風の水害で命を落してます。

そのため父は絶対に水害にならない土地を探して今のファーム地域に住み着きました。

 

ファーム地域は高台にあります。

高台の上の畑の隅っこの雑木林を切り開いた場所で、数十メートル先は崖になっています。そして高さ20mほど下ったところには広大な田んぼが広がってます。なので広大な田んぼが深く沈まない限り、ファーム地域は大丈夫だと昔父から聞きました。

 

実際自分が働き出す前の昭和の時代は今のような水没事件はありませんでした。

 

ところが平成以降のこの30年あまりに人為による様々な原因が積み重ねられたのです。

 

幹線道路から数百メール入り込む細い町道、その排水溝、二箇所の空き地、そして道沿いにある畑、空き家、これらが水没の原因を作ってしまいました。

 

まず町道、昭和の時代は未舗装の砂利道でした。水たまりができ、所々にアップダウンがあって雨水が染み込んだり、畑や雑木林、空き地などに分散して流れ込んでました。これが平成になった頃に舗装されました。当初はまだ道から周辺部へ流れていたけど、畑から流れ出す土が道路の両サイドに溜まって土手のように。なので雨が降ると道路が川になってしまう。

 

そして道路の一番の低いところがファームのまえのこの排水溝のメシュのところ。写真の右下。

 

 

 それでも二箇所の空き地へ流れ出し崖の方に流がれていてあまり問題にはなりませんでした。

 

ところがその空き地が。。。道路に消火用の地水槽を掘った際にファーム近くの空き地に掘った残土を盛土されました。また、もう一つの空き地は、以前は畑でしたが耕作放置後になんとソーラー施設になり、盛土を。盛土により道から流れ込んだ水が迷走して下流で町道に合流するようになってしまった。

 

こうした人為的な行為が繰り返された結果、短時間に大雨が降ると排水が間に合わず、ファーム前の町道は冠水するようになってしまいました。

 

先日の冠水、あれくらいになるとお向かいさんの土手を乗り越えて敷地に入り、崖下に向かっていくことが確認できました。これは高低差の測定での予測通り(笑)

 

 

以前は盛土の端に溝を掘って水路を作りましたが、空き家になったお向かいさんの竹林が増殖し溝は埋まってしまうし。

 

どうしましょ。

お向かいさんを相続した遠方のご子息と相談して溝を掘り直そうかなと思案するこの頃です

 

 

 

 

 

 

いつもありがとうございます。

お帰り前の一発クリックお願いします。

 

にほんブログ村 花・園芸ブログ 野菜のみ(家庭菜園)へ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 ライフスタイルブログ 週末田舎暮らしへ
にほんブログ村

 

にほんブログ村 旅行ブログ 車中泊の旅へ
にほんブログ村