【冬旅2022】冬の阿賀野 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

新潟県内の22km大渋滞が報道されてました。

雪慣れした雪国でも想定以上の降雪には対処できないくなってきてます。

 

自分は長年の冬山通いや複数回の冬の北海道周遊を経験し

一晩で車が埋まるほどの積雪の中の宿泊や登れない坂道や止まると横滑りする凍結路など対処も経験済み。またシロクマには食料や水はもちろん除雪用の道具も積んでますので、報道に聞く豪雪でも生き残れるはずです。もっとも経験が浅く準備不十分な車に囲まれた大渋滞では周囲の車が救出されるまで、待つしかできないですけど。

 

さて、この渋滞の前日まで3日間、磐越地方を巡ってきました。

初日の午後から新潟入りして、およそ丸二日、阿賀野に留まって越冬する野鳥たちの様子を観ました。

 

ベース基地はココ瓢湖水きん公園です。

シベリヤから北海道経由でやって来た白鳥たちはこの瓢湖を中継基地としてし、一部はさらに南下していきます。

 

11月上旬にはことしは6000羽を越えたそうですが、12月16時点では約4800羽の白鳥が留まっています。

 

日の出前までは湖面中央にて天敵から身を守る渡り鳥達。

羽を休めて朝になると近隣の田畑に飛び立っていく姿が圧巻で、魅力に取りつかれて毎年通ってます。

 

 

その田畑も降雪期は餌が採れなくなるため、地域の方々が保護活動を70年ほど前から行っています。

 

今年はおみあげに玄米を持って行きました。

寄付を受け付けていて、こちらの倉庫に持ち込みます。

 

1日3回、定時になると、はくちょうおじさんが給餌します。

餌は、玄米やパンなど。

15Lのバケツ12~13杯もの量を撒いてました。

 

翌日はご覧のような降雪ですが、おじさんは休みなく渡り鳥達に餌を与えてます。

 

餌をもらっている白鳥はオオハクチョウ、それと様々な鴨。

居付きはハトにスズメにカラス。。

猛禽類も一瞬姿を現しました。

 

コハクチョウは人の世話にならぬと、日の出前から飛び立っていきます。

これ、踏みつけてるよね(笑)

 

周辺の山々も雪景色となるこの時期。

 

身を寄せ合い、寒さをしのぐ野鳥たち。

 

自然の営みの末席に自分の身を置くことで、厳しい環境を生き抜く野鳥たちの鼓動を感じることが出来るのです。

 

冬は寒くて当たり前なのに、人は快適さを求めて膨大なエネルギーを浪費し自然環境を破壊し続けて来ました。そのツケが、過去に経験したことが無いような異常気象となって人の生活を脅かしているんですよねぇ。

 

野鳥たちは冷ややかな目で人を見ていたりして(笑)

 

 

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