9月になりました。
晴れません、全然晴れません。
天気が悪いと、旅も菜園も山歩きも星空も楽しめません。
特に星空は曇りでもダメです。
買ったばかりの星空観察の機材はこの夏(7~8月)一度も触りませんでした。
まだ使い方もマスターしてないのに。
忘れてしまったと言えば7/23のブログ
の続報を書きかけて忘れていました。
(ラスカルズに忙しかった、、、と言い訳)
7/23の記事では、
CMOSセンサと手持ちのデジカメのレンズをアタッチメントで繋いでみたら
アタッチメントがタコでフランジバックの寸法が若干ズレていたけど
ピントリングを回すとテレ端(望遠側 400mm)で50m先の電柱にはピントが合った
という内容でした。
続きです。
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アタッチメントを使ってデジカメのレンズとCMOSセンサーを繋いでみました。
フランジバックが理想44mmに対して46.4mmで、2.4mm長いいけど、テレ端で50m先の電柱にピントが合ったことからファームに持ち込みました。
(1)星にピントが合わない
某土曜日、昼間の野良作業の後、夕ご飯を食べてからゴソゴソと機材をセットします。
夜空に輝く夏の大三角形の一つベガにレンズを向けてピント合わせしますが、、、
じぇんじぇんピントが合わない。
なんで?
暗い中でごそごそやってもらちが明かず、その晩は諦めます。
翌日、日曜、カミさんに菜園の作業を任せ、自分は50mメジャーと機材をもって道に出て、どこまでピントが合うかを試してみます。
するとやはり50m先の樹にはピントが合います。30mでも10mでもピントが合います。
でも100mほど離れるとピントが合わない。もっと遠くはもっと合わない。
-----自分用の考察メモ-------
理科で習ったレンズのピントの公式『1/a+1/b=1/f』。
これを使って計算すると、レンズのピントリングで無限遠(∞)に合わせた状態では、67m先の樹はフランジバック46.4mmの所でピントが合って、ちょうど良いことが分かった。
50m先は47.2mmの所ですがピントリングで+0.6mmを合わせ込むことが出来る。
でも100m先の45.6mmの所にはピントリングでが-0.8mmを合わせることが出来ない。
ということが推察される。グラフ化するとこう。
-------メモここまで-----------------
やはりフランジバック2.4mmを短くしないとダメでしょう。
(2)精密加工に挑戦
2.4mm分、アタッチメントを短くします。
グラインダーでガーッと削りたいですが、精度物なのでノギスで測りながら寸法を詰めることにします。
サンダーに目の粗いヤスリ(80号だったかな)をセットして逆さに固定します。
均一に削るにはどうしましょうか?
均一に力を加えればいいのですが、ちょっと自信が無いので、、、
まずこの方向にアタッチメントをセットして
20秒だけ削ります。
次にアタッチメントを時計回りに60度回して
20秒だけ削ります。
60度×6回×3周、削ったらノギスで削れ量をチェック。
これを繰り返して片減りさせないように全周を徐々に削っていきます。
終盤はサンダーを止めて、手でヤスリ掛けして仕上げます。
そして3時間かかって、目標の2.4mmをクリア。
ハイ、完成しました。
早速テストしたいのですが、冒頭の通り全く晴れません。
秋の星空に期待します。
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