NV350・シロクマ号のお話の続きです。
FRのNV350に乗り換える際は4WDは必須だと考えましたが、
半年前のNV350のラインナップでは4WDにするならディーゼルが必須でした。
ディーゼル・エンジンの燃料は軽油です。
軽油は真夏用の特1号から厳冬地用の特3号まで、気温によって流動温度が違う5種類があります。
冬場に雪国へ行くときは、軽油を少な目で出発して、現地で早めに寒冷地用軽油を入れる、という方法を取るそうです。
しかし、この方法で失敗する可能性があるケースに気が付きました
NV350・シロクマ号ですが、
昨冬に決行した厳冬の旅が思い出深くて、
もう一度真冬の北海道へ渡ることを夢見て決めた車です。
雪原の一本道を疾走する白い巨体のシロクマをイメージして命名してます。
昨冬同様に北海道に渡るなら、大洗からフェリーで苫小牧に入るのが、時間に厳しい現役世代には一番効率的な方法です。
ところが昨冬のセレナと違ってNV350はディーゼルですので、軽油の扱いを気を付ければなりません。
昨冬、北海道苫小牧にフェリーで到着したときの気温は真昼で-7℃を経験してます。
そして苫小牧から約300kmの鶴居へ移動しますと翌朝は自分の測定で-20℃(気象庁発表-18.2℃)を経験してます。
現地で厳冬用軽油(特3号)を入れるつもりですと、フェリー内で冷え切った車はエンジンがかからない可能性があります。
関東で手に入る冬用軽油(3号)を満タンにしていけば大丈夫なの?
道内は特3号でなければダメでしょうか?
ということで各地の最低気温を調査しました。
最低気温の平均値で判断すると、ミスります。
どこまで下がるか?
過去5年間で一番低かった気温も調べてきました。
2月の苫小牧なら-18.1℃があり得ます。
関東で2号を完全に使い切って3号を入れていった場合は-20℃まで対応できますが、
通常は2号が残っているところに3号を継ぎ足すようになります。
2号の残量10L(走行可能距離10km)に3号を10L継ぎたした場合(-7.5-20)/2=-13.8℃まで対応。
もしくは3号を40L継ぎ足せば(-7.5*1-20*4)/2=-17.5℃まで対応できますが、苫小牧ではギリギリに場合もある。
更に問題はその後。
関東で少しだけ3号をつぎ足し、更に北海道で満タンまで特3号をつぎ足した場合。
例えば、2号10L+3号10L+特3号30L⇒(-7.5*1-20*1-30*3)/5=-23.5℃ まで対応。
ですので、鶴居はギリギリ、陸別や幌加内、富良野はかなり注意が必要となります。
いずれも前回行った場所です。
一番の方法は厳冬用軽油をつぎ足しながら陸走して函館から入っていく方法?
大洗や新潟のフェリー乗り場には特3号がある?(ネットには出てなかった)
それとも添加剤として灯油を使う?(法的に出来きないけど)
情報あればよろしくお願いします。
(情報を求めるくらいなので、出かけていくつもりがあるんです)
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