【菜園日誌】玉ねぎ2022 スタート | レムの里山紀行

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ファーム地方の標準的な玉ねぎ栽培は、9月上旬に播種してから翌年の6月上旬の収穫まで約9か月と時間がかかります。

 

失敗したときのショックが大きいのですが、これまで勝率は高くない。

 

 

【記録的惨敗】

 

20年の収穫は過去最高であり、今年21年6月に収穫は記録的な大敗退でした。

 

原因分析としてまずは降水量の問題を見つけています。

 

玉ねぎは播種した直後、定植した10月、気温が高まって成長する4月前後の水がとても重要。

 

ファーム地方の降水量を調べますと、

成功の20年と、失敗の21年では、定植の10月、生育の4月の雨の量に違いがありました。

特に4月乾燥したダメージが大きかったように感じます。

 

ちょうど今、スーパーに出回っている北海道産のためネギも例年になく小さいくて高い。

これも生育期の7月に北海道が大干ばつになったことが影響していると思われます。

 

よって、重要な時期の水やりに注意していきます。

 

 

【専用トレーを利用してみる】

次に一昨年の定植に比べ昨年の定植は直後の活着が今一つに感じました。

理由の一つとして予想しているのが、根。

 

昨年までは玉ねぎの育苗は筋蒔きしていて、定植の時に絡まった根をほぐしていましたので根を痛めていた可能性があります。

 

そこで今年はトレーを使ってみます。

 

カミさんは連結したトレーは定植の時に取り出しにくいからいやだとずっと言ってました。

なので筋蒔きでやってきたのですが、結局ほぐす行為が入るので同じだろうと。

 

それと、このトレーをホムセンで見た時に、取り出し道具を思いついているので、後日DIYしようと思います。

 

このトレーで200粒、9/7に播種しました。

 

9/12現在やっと芽が見えます。

(昨日針を挿した腕が痛むのでカメラを持てなくて、写真無)

 

 

 

後ですね、例年ファームでも直播で苗を作っています。

今回も9/5に100粒ほど蒔きました。

放置状態ですが、例年自宅よりも良く育つので。

 

さらに予備で自宅でも筋蒔きをやるか、それとも予備は苗を買おうか、、考え中

 

 

【セット球栽培】

 

玉ねぎ栽培には地域によって季節が色々です。

 

東北地方では春まきのセット球栽培をやっています。

 

福島県のレポートはこちら

 

夏の暑い時期に一旦小さな玉ねぎを掘り出して保管し、8月下旬に再定植して年末に出荷する方法です。

 

ファーム地方のホムセンでは『ホーム玉ねぎ』と呼ぶ商品も販売されてます。

 

分球を避けるためには、ファーム地方での定植時期は8/31±3日が良いとされています。

 

これを応用する形で、6月の収穫で2cm以下の小さい玉ねぎを毎年再定植しています。

運が良ければ年末、遅くても4月ごろにはそこそこに育ってくれます。

ただ6月まで引っ張ると分球しやすいので注意です。

 

今年は2cm以下が110個もありました。おおよそ3割(泣)

8/28と9/5に半分ずつ、M11エリアとB3エリアに定植しました。

マルチの穴あけは手製の穴あけ機で。

 

左側2列はニンニク12+後日18予定、右5列がセット球60個。

乾燥対策のもみ殻がこれで終わってしまった。(まもなく新米と一緒にもみ殻が来る予定)

セット球は4月には収穫して、跡地はカボチャを空中栽培する計画。

 

M11エリアはマリーゴールドと混栽で、セット球50個。

 

水はたっぷりあげてきました。

 

 

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