《秋旅・紀伊半島2020》③とっても濃い和束 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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コロナ騒動に始まった今年も気が付けば夏を過ぎています。

ひと頃よりは状況が好転して、溜まったうっぷんを晴らすかのように、

人々の移動が始まりました。

我が家も人との接触に気を付けながらちょっと出かけてみましょう。

行き先は紀伊半島。8年ぶりに熊野古道の続きを歩きたいと思いまして。

ですが、、、

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信楽から奈良へ向かう途中に和束町があります。

わづかと読みます。

 

和束と聞いてピンとくる人は?

 

和束町は、京都府の南端にあります。
奈良県の平城京と京都宇治市の宇治平等院との中間にある宇治茶の主産地なのです。

 

鎌倉時代からの茶の栽培が始まり、
江戸時代には天皇直轄地となって現在も茶葉生産が主産業。
京都府の生産量の45%を占めている地域とのこと。

 

レムの旅テーマの一つ『日本で一番美しい村』連合の一地域です。

(ちなみに『日本で一番美しい村』は全国で64か所、近畿圏には4か所しかありません)

 

今回は天候が良くない日でしたので風景写真は今一つですが、、

ここは愛好家の間ではちょっと有名な茶畑風景。

白栖・石寺の茶畑。

5年前に日本遺産に選定されています。

 

日本茶の「三大銘茶」と言えば、静岡県の静岡茶・京都府の宇治茶・埼玉県の狭山茶。

 

狭山茶は言うまでもなく、自分は3年前に静岡県の掛川界隈(世界農業遺産の茶草場農法)も歩いてます。

 

似たような茶畑でも宇治茶は覆下栽培という製法があります。

覆下栽培は、茶葉に覆いをかぶせて日光を遮断する栽培方法で、

緑色が濃く旨味の強い抹茶ができるそうです。

覆う時期は春先から初夏の頃なので今回はお目にかかれませんでした。

 

和束の行く先々は茶畑ばかり。

 

一番びっくりだったのはここ。

わかります?

 

ナビに寄りますと、安積親王陵墓とあります。

要は昔の皇族のお墓、前方後円墳なんですが、その上が茶畑になってます。

 

宇治茶ってホントに濃いです。

 

 

つづく。

 

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