【菜園DIY】電気柵への道⑤ 電気柵設置の弊害 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

今のコーンエリアの周囲には色々植わっていて、今期の設置は難しそうです。

来年に向けて 電気柵を設置を用意周到に準備をしていくことになりそう。

 

■電気柵は自作でなく購入

 

以前、安全装置がない自作電気柵を設置して大きな事故になった報道がありました。

 

なので、電気柵の自作はやめます。

市販のセット販売品が候補となります。

ただし、お値段が。。。

被害にあっているコーン200本分程度の投資が必要です。

コーンの栽培は年間20~30本、10年で元が取れる?計算。

いえ、市販のコーンより断然おいしいので5年分で元が取れるとしましょうか。

 

■電気柵を設置すると使えないスペースが!

 

一番の問題は効果ある設置方法となります。

 

電気柵の効果を出すためには

①柵の近くに雑草などが無い事。雑草が棚線に触れると漏電して効果が無くなる

②柵の真下は地面であること。アスファルトやコンクリートだと地面から通電しない

③柵の近くに木や塀等があってはダメ。動物が踏み台にして侵入する

ということです。

この中で特に悩ましいのは③です。

 

協和テクノさんは、動物が高台から飛び越えないように、『2m離せ』、と言ってます。

2mですか。。

 

(1)ファーム全体を電気柵で覆う場合。

ファームの栽培エリアは約2アール(60坪)。

おおよそ20m×10m=200平米です。

外周は建屋や塀や仕切りに囲まれていますので

それらから2m内側に電気柵を設置するイメージ。

つまり、(20-2×2)×(10-2×2)=16×6=108平米(33坪)。

耕作面積が55%に縮小してしまいます。

 

(2)コーン栽培エリアを電気柵で覆う場合。

コーン栽培エリアは、約2.4m×1mに14本植えるようにしています。

周囲の木々や、塀などを考慮すると6.4m×3mのエリアをコーン用に割り当てて。

約2.4m×1mの電気柵を設置するイメージとなります。

約8倍のスペースを用意して、約17平米を空白地にしなければなりません。

 

使えないスペースは(1)の45%より少ない9%ほどですね。

やるならこっちの(2)ですかね。

(今年は道産インゲンやサツマイモがコーンの近くにあるので電気柵を張れませんけど)

 

 

■電気柵の高さについて

 

先日の調査では小動物向けの電気柵は3段(地上から10cm/25cm/40cm)でした。

 

ブロ友さん情報では20cm×1段で効果ありとのこと。

 

一方で楽落くんという商品名で推奨している電気柵のニュータイプがありました。

高さ33cmのネット(このネットが楽落くん)の上に、地上から38cmの電気柵を張るというもの。

 

ハクビシンは低いネットは乗り越えようとしてネットの上に手を掛けたり顔を持ち上げたりするらしい。

この時、鼻や肉球といった電気を通しやすい部分が電気線に触れて電気柵の効果が出るという理屈。

 

説明に妙に納得。

ネットは物は手に入るでしょうか?(切って作る?)

 

どんだけ高級な野菜になるのだろう??

 

 

 

 

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