《旅車・春のDIY》充電能力の向上化計画 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

旅に行けませんので旅車・春のDIYをします。

(皆さんも弄ってますね)

 

ひでさんと自分は同じポータブル電源を持っています。

車載冷蔵庫も同じです。

 

なのでお互いの実験結果は役立ってきました。

 

ひと月ほど前のひでさんの記事です。

ポータブル電源の充電回路にコンバータを導入されたとのこと。

充電効率が2倍になりそうな結果が出ていました。

ひでさんはブログ冒頭で『IT音痴が右往左往しています』と明記されていて、電源の直列と並列のつなぎ方も良くわからないとおっしゃってました。

そのひでさんが充電回路を工夫されたようなので簡単そうです。

真似させていただきます。

 

■パーツ購入と道具の用意

 

コンバータはひでさんと同じ『12v⇒15Vの8A』。

同じ型番を〇mazonでぽちりますと2週間ほどで『大陸』から送られてきました。

送料込みで¥1600弱でしょうか。

それと配線用コードと圧着チューブ(絶縁用)をホムセンで購入しました。

 

また、電流電圧計と、道具箱の片隅に眠っていた半田ごてを探し出しました。

 

■改造前のデータ取り

 

これまでポータブル電源の充電は

シュガライタ⇒100V/100Wコンバータ⇒ACアダプタ⇒ポータブル電源

の配線で行っていました。

充電時の電力は50W程度です。

 

これに対し付属の12Vケーブルで直接充電してみます。

シュガライタ⇒12Vケーブル⇒ポータブル電源

ありゃ!67Wと効率が3割アップしています。

 

なんで?

シュガライタのからの電圧を見てみますと

14.3Vとと高めです。

 

ひでさんの実験では

シュガライタ⇒12V-15Vコンバータ⇒ポータブル電源

にすれば充電電力110Wが出るはず。

従来(シュガライタ⇒100V/100Wコンバータ⇒ACアダプタ⇒ポータブル電源)に対して充電効率が2倍になり、充電時間が半分になるはずです。

 

 

■充電回路の改造

 

付属の『12Vケーブルを2分割』して間に『12V-15Vコンバータ』をかませる配線悪口をします。

 

2分割と言っても差込口へのプラグ部分から配線を外すだけです。

ここは半田こてを使ってハンダ部分を温め、接点金属とケーブルを分離します。

 

そして12-15VコンバータのIN端子ケーブルに新規ケーブル、その先に接点金属をつなぎます。

また12-15VコンバータのOUT端子ケーブルに付属ケーブル(ポータブル電源へケーブル)をつなぎます。

このINとOUTの配線が間違いないことを何度も確認します。

 

なお端子ケーブルと各ケーブルをつなぐ際に圧着チューブを挿入しておきます。

(圧着チューブは結線後に、加温して絶縁と補強を行います)

 

6か所のハンダ付けを行いました。

赤ケーブルが入力12V、黄色が出力15V用です。何度も確認します。

なおGNDの黒同士は無抵抗です。

 

圧着チューブは動作確認後に加温しましょう

 

 

■動作確認、、動作しません

 

出来上がった充電回路の動作確認です。

 

シュガライタ⇒12V-15Vコンバータ⇒ポータブル電源と接続してエンジンスタート。

 

ん?

ありゃ?充電電力が23Wしか出てません。目標の1/5です。

 

なんだ?

 

コンバータへの入力(赤ケーブル)の電圧(シャガライタの電圧)は14.2Vです。

 

コンバータからの出力(黄色ケーブル)の電圧は13.7V。。。

 

×1.2倍(12V⇒15V)のコンバータのはずですが、×0.96倍の降圧です。

 

動作確認は失敗です(泣)

 

■動作しない原因は??

まだわかりわかりません。

いくつか気になる現象が出ています。

 

まず、出力13.7Vの電圧はエンジンを切りますと、徐々に電圧降下していきます。

3分ほどで6.0V。

出力側の回路には大きなコンデンサーが入っていそうです。

入力側はエンジンを切りますと一気に0Vへ。

コンバータこんな特性を発見しました。

 

次に、何度かエンジンのスタートオフを繰り返すうちに、延長式シュガライタソケットが逝きました

 

今回差し込んだシュガライタソケットは、ヒューズBOXの空き部分から15Aのヒューズをかませた1次シュガライタソケット、さらにその先に延長コード式の2次シュガライタソケット(120Wか150W対応)をつないでいます。

これの当初14.2Vほどの電圧でしたが、これが0.3Vしか出なくなりました。

なおヒューズBOXの15Aのヒューズは切れてません。

 

今回の失敗でいくつか考えられる原因を列記しますと

①自分が配線をミスった

②コンバータ内部の配線が逆に作られてしまっている

③そのそも大陸製、品質問題がある

④突入電圧による異常・故障

あたり。

 

①は上記のようにしつこく確認しているので違います。

②と③は大陸製にはありがちかな。

②だったら繋ぎ変えればよいわけですが、上記のようにコンデンサーを抱えている回路のようなのでコンバーターの回路について調べると何かわかるかもしれません。

 

④については気になっています。

ブロ友の気旅さんは遅延回路も設定して突入電流対策をしてました。

延長式のシュガライタソケットは100W対応が多い中、自分は次大きめのものを蚊がして(120Wか150W対応)を付けた記憶があります。これを破壊してますので関連性がありそうです。

 

 

いずれにしても、ひでさんに惨敗しました(笑)

ハイエースの強さなんでしょか?

キャンカーの電源設備のお陰なんでしょうか?

 

 

いつもありがとうございます。

旅シーズンなのに、車弄りしかできません。

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