【ちょい旅】湯治と下見の旅 その3 上州 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

夫婦そろって痛めた足を湯治しようと思い立ち、

同時に気になっている3か所を確認してこようと『ちょい旅』に出かけてきてます。

 

■昨晩は道の駅『白沢』でお世話になりました。

 

白沢は沼田市の河岸段丘の上にあります。

眼下には利根川の支流の片品川が流れていています。

片品川の両岸では、棚田のような階段状の地形をしていて独特の地形をしています。

 

道の駅『白沢』には望郷の湯が併設されていて、露天風呂からの見晴らしはとても良いのです。

今回は湯治目的ですので、ここに入る選択肢もありました。

 

が、オープンまで時間がありますし、気になる3か所目の八ッ場ダムに行かなければなりませんので出発します。

 

■北の方向に虹が見えます。

ですが町中ですので住宅やら電線やらが邪魔です。

追いかけてみましょう。

 

まるで逃げ水のように虹が逃げていきます。

川場村に入りますと視野が広がりました。

雨が降ってるわけではないのに虹が見えるなんて不思議です。

 

■永井食堂

おっとこんなことしてる場合ではない。

山沿いの切り立ったR17を南下します。

 

すると突如、車が沢山止まって人だかりがしている場所に出くわします。

まだ9時台だというのになんなんでしょうか?

 

おや、永井食堂。。

還暦おやじさんの記事に出ていました。

北海道からやってきているたびいくひとさんも寄っていました。

 

R17は関越が通るよりも前からスキーに向かい際に走ってましたが、ここは認識してませんでした。

 

まだ開店してないようですが、並んでみましょうか。

 

9:50にシャッターが開きます。

食堂かと思ってましたが違うようです。

もつ煮でした。おみあげに買って帰りましょう。

 

■道の駅こもち/道の駅あがつま峡

渋川まで来ますと『道の駅こもち』に寄ります。

ここにも足湯がありましたので湯治でもしようかと、、、

ありゃ?小さい文字で『都合により休みます』と。

 

R145を進んでいきますと終盤の紅葉が見えます。

気に入ったのはこの山肌です。

 

更に進みますと『道の駅あがつま峡』があります。

ここも『天狗の湯』を併設しています。

が、日曜日のためか駐車場は満車です。

仕方ありません。スルーします。

 

ここから5分ほどで八ッ場ダムに到着します。

 

 

■八ッ場ダム

 

八ッ場ダムの何を確認するか??ですが、、、

 

報道されているのでご存知かと思いますが、

八ッ場ダムは10月から試験湛水を開始したばかりでしたが、

本格運用を前に10/13の台風19号で一気に水を溜め込んだことで

利根川の氾濫を最小限に抑え込んだと言われています。

 

利根川水系7つのダムの総貯水量がこの八ッ場ダムの完成で2倍になったそうです。

その水を溜め込んだ様子を確認したいと思ったのです。

それには理由があります。

 

今から72年前の昭和22年9月にカスリーン台風が関東に上陸し16日には関東の主要な河川があちこちで氾濫し、死者行方不明者が2000人も出た災害が発生しました。

 

その犠牲者の中には自分の祖父母や叔母がいました。

当時10歳だった父は孤児となり大変な幼少期を過ごしたと聞いています。

 

(さらに調べますと住家損壊1万棟、浸水40万棟、耕地流失埋没13000ha。

 このうちの損壊2棟、耕地流失の5haはご先祖様が被っています。)

 

この台風がきっかけで、八ッ場ダムの計画が5年後(昭和27年)に決まったと父が言ってました。

なので今は亡き父に代わって八ッ場ダムの完成を見届ける義務が自分にあったのかと。

 

ということで、八ッ場ダムの貯水の様子を見てきました。

 

この上流1kmほどのところには、ダムの建設によって移転しなければならなかった『川原湯温泉・王の湯』があります。

 

王の湯で足を痛めた夫婦は湯治その4をします。

夏に続き2回目の利用です。

紅葉やロケーションに囲まれた露天風呂は格別でした。

 

湯治その5、の候補はいくつもあるのですが、3つ目の確認が終わったので帰ることにしましょう。

 

 

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