《北海道2019》⑩日本最大の湿原、釧路湿原を歩く | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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9/18~29に出かけた北海道の旅2019の本編です。

旅中に書けなかった内容を補足してまとめます。
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2019年9月24日、

北海道の旅、たぶん7日目の出来事です

 

◆ショックな朝

 

台風の接近で昨晩は釧路市内のビジホへ逃げ込みました。

どうせ翌朝まで台風盈虚が残るとの予報です。

ホテル裏の繁華街の炉端焼き屋へ繰り出し少々飲みすぎましたので寝坊することにしました。

 

6時前に朝目覚めますと西向きの窓の外の建物が赤く照らされてます。

げ!いきなりの晴天です。

 

なんだよ~、朝陽が出るなら早起きすべきだったとショックを受けます。

今更間に合いませんが起床することにします。

 

台風一過の晴天です。

霧の摩周湖の霧を生むという釧路湿原を巡るには絶好かもしれません。

(9/3のブラタモリで釧路湿原の霧が摩周湖まで登っていく話をしてました)

 

 

◆釧路湿原

 

ご存知のように国内最大の湿原です。

一説によると日本国内の湿地面積の6割が釧路湿原らしい。

1980年にラムサール条約の国内登録の第1号、1987年釧路湿原国立公園指定。

 

ブログを見てくださる方の中にはお気づきの方もいるかもしれませんが、レムは良く湿地に出かけています。今年でしたら2月の佐潟や瓢湖、5月には奥裾花自然園に出かけています。

というのも旅先ジャンルに湿地を挙げているからです。

 

道内の湿地は非常にたくさんありますが、ラムサール条約登録湿地だけで13(国内52の内)あります。

道内の湿地も訪問していきたいと思いますので、今回は釧路湿原を回ってみましょう。

(あ、今旅のしょっぱな9/20の記事では釧路湿原赤沼の朝陽を見ましたね)

 

大まかな地図です。

 

湿地内には三大湖のシラルトロ湖(A)、塘路湖(B)、達古武湖(C)の他、中小の沼が点在してます。Dの赤沼は朝陽に出会ったと場所です。

 

また展望台は地図北側から時計回りに

①コッタロ湿原第1展望台

②サルボ展望台

③夢が丘展望台

④細岡展望台

⑤釧路市湿原展望台(唯一有料)/サテライト展望/北斗展望 

⑥温根内木道ビューポイント(温根内ビジターセンター近く)

があります。その他小さな展望台が3つはありそうです。

 

有名どころは④細岡展望台と⑤釧路市湿原展望台界隈でしょうか?

 

 

◆釧路湿原を巡ります

 

さてどこに行きましょうか。

⑤と⑥は4日前にトイレと仮眠で寄りましたし遠いですからやめましょう。

 

他の三大湖と①~④を回ります。一部省略して書きましょうか。

 

三大湖はどこもキャンプ場があります。

それぞれ特徴がありましたがレムが気に入ったのは塘路湖です。

ロケーションが良く、キャンプ場の他にもカヌーなどで水上にでて楽しむことができます。

 

またエコミュージアムの展示も充実してました。

保護してきたタンチョウが増えすぎて農家さんとトラブってるという内容にはちょっと驚きましたが。

 

シラルトロ湖は寂れてました。シーンオフですし、温泉は今年3月から閉鎖でした。

達古武湖はオートキャンパーが1組の独占状態でしたが、シャッターを押すほどではなく。

 

展望台です。

アクセスと見晴らしが良い展望台は④細岡展望でしたがよく見る風景なので割愛します。

 

反対にアクセスが遠いのは②サルボと③夢が丘。

②サルボは片道20分、③夢が丘は片道35分ほど歩きます。

どちらも途中は山道ですので人はいなくて独占できました。

 

サルボ展望台です。

こちらは2時間~に1本の釧網本線を一緒に。

 

夢が丘展望です。

達古武湖キャンプ場から歩きます。

前半は遊歩道ですが後半は山道でやっと展望台に到着しました。

が、ダメでした。間に合いませんでした。

 

写真の中のが指す線は釧網本線なんです。

一生懸命歩きましたが、展望台到着2分前に列車の音が聞こえてきました。

 

夢が丘展望台も事前に時刻表を見て向かいましたが、分単位で失敗しました(泣)

 

夢が丘展台の注意点。

遊歩道はとんでもなく蚊が多くて衣服の上から刺されました。

綿密な防虫対策が必要です。

 

 

 

次に進みましょう。

コッタロ第1展望台。

 

上記地図のように道道1060号は釧路湿原の中を横切っています。

ダート道なので避ける人も多いと思いますが、

ここの道が中々どうして。

湿原の森の中に見つけた雄鹿。

 

キタキツネも。

マーキングしてます。(笑)

縄張りがあるのでしょうか。

 

それと探してたタンチョウのつがい。

かなり遠い。

 

けどあのタンチョウの後ろにあるのは線路!?

 

タブで時刻表を調べます。

あと20分ちょっとで列車が来ます。

コラボで撮りたいですね。

 

カップラーメンをすすりながらその時を待ちます。

 

来ました!!

ありゃ、もっと遠くに逃げていた。

豆粒のようなタンチョウ(白と黒のところ)

 

どうも釧網本線に乗った方がよさそうです。

次回はそうしよう。

 

そして展望台の駐車場に到着。

 

高さ50mほどの小山の上まで登りますと、

ここはタンチョウの営巣地として非常に重要な低層湿原地帯だそうです。

春にはタンチョウのつがいと雛を見られるとのもあるそうです。

 

湿原も黄色みがかってますね。

もっと紅葉するのでしょうか?

朝陽を浴びたら水面から靄が出るのでしょうか?

疑問はたくさんありますねえ。

 

で、最大の疑問。

二つ上の写真には『コッタロ第1展望台』とありますので第2展望台がどこかにあるはずです。

すぐにネットで調べますとここに情報があり、第2だけでなく第3展望もあるとのこと。

ただし視界は狭いと。道道沿いにあるようなので気を付けて探しましたがわかりませんでした。

 

7日目も長くなりましたので今日はここまで。

 

つづく。

 

 

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