【ファームの開拓史】⑯ラウベの補修  施工15/8/10 | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

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親問題で生活フォローと並行して大変だったのが
原生林ような庭を持つ実家を片付けることでした。


ある時、どうせ誰も住まないし、毎週往復4時間かけて郷里に通うなら、
庭を開墾し菜園化してしまおうと考えました。
題して『実家菜園化プロジェクト』 (ブログのサブタイトルです)

 

備忘録のために『ファーム開拓史』シリーズをまとめています。

 

ファームの開拓史の一覧はこちら


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クラインガルテンってご存知でしょうか?
 
『簡易宿泊施設のある滞在型市民農園。一区画ごとに休憩や簡易宿泊が可能な小屋(ラウベ)が設けられる。 ドイツで一九世紀前半に実施された失業救済事業の貸し農園が原型とされ、以後、都市住民の健康維持やレクリエーション、都市の緑化などを目的に普及・発展した。日本では1990年代初めから全国各地に誕生』
出典
 
広さ50~100坪ほどの大型の菜園に宿泊できるラウベが併設されていて、数年単位の契約で借りて家庭菜園を楽しむと。
立地や広さにもよるが、年間20~50万円ほどの賃料が必要だそうです。
 
自分も(元)実家をクラインガルテンに見立てて大型の家庭菜園を始めようと思いました。
賃料はタダで、代わりに整備の手間が必要ですが(笑)
 
ラウベ(母屋)の整備をどうしましょう。。。
 
築半世紀の母屋は古く、一部では痛みも目立ちます。
特に45年前に増築された部分は使った材料が悪かったようで、和室も洋室も床材の痛みが進み歩くとふわふわしていました。
 
畳をはがして畳下床の板をはがしてみました。

朽ちています。
 
ここで義父に相談しました。
 
義父の本業は農業改良技術関係でしたが、趣味としての日曜大工が半端なくプロ的。
自宅や親戚宅に加え、職場や地域に生涯で10棟以上の建屋や小屋を建てた人です。
義実家の基礎は義父が施工し、義兄弟の大工棟梁を手伝いつつ義実家を完成させたそうです。
 
さて今回の状況をデジカメで義父に見せると翌週には、工具一式

と材料と施工方法を書いた作業手順書が用意されてました(笑)
 
丸ノコもジグソーも初めてです。
墨やら電動やすり、ノコギリも大小揃ってます。
これだけあれば取りあえず小屋は立つそうです
 
やるしかありません。
 
畳下床と垂木を取り除きます。

 
新しい垂木を並べてみます。

 
垂木を電ドラで固定していきます。

 
新しい板材の寸法を決めて

丸のこでカットしていきます。
 

 
端から下床を張っていきます。

 

 隠れた場所の構造物に合わせて板の形状も変えます。

 
形状によりジグソーも使います。

 
初めてのせこう、慣れない電動工具、加工精度がとっても悪い。

でも最後は無事帳尻が合いました。
畳下板ができました。
 
畳を並べます。

完成です。(15/8/10施工)

 
これでとりあえずここに寝泊まりできます。
クラインガルテン→ガーデン?いやファームと呼びましょう。
 
この時頂いた道具一式がベースとなり、洋室の床張り替えやテラス、物置などの大型DIYを経験していくようになります。
他にも一般家庭には普通は無いような道具を借りて、レムのDIYの修行が続きます(笑)
 
野良仕事の師匠でもある義父はDIYの師匠になりました。
   

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