介護されているブロ友さん達のご不満は多岐に渡る。
取り分け疲弊してるなあと感じているケースの一つは、暴言が多いのがお年寄りが徐々に衰えて介護が長期にわたるなような場合であろう。
本人や身内は在宅を希望するし、概ね在宅で生活できてしまうのこともあり、主介護者は長く辛い想いをする
。
一方、何かの事故か病気で一気に衰えが進んで寝たきりの全介護になってしまったような場合だと介護者へ反発がない分精神的な負荷は少なく、また介護度の大きさから専門家を頼り易くなる。
しかし、それが長期化すると不自由なまま生きながらえることに疑問を持つようになる。
こう言った経験をしたり話を聞いたりすると、自分はできるだけ子供達に迷惑をかけずいつまでも自立して生活し、ある日突然ポックリ逝きたいと考える。いわゆるピンピンコロリである。
では、ピンピンコロリってどれくらいの人が実現化できるのか調べてみたところ、東京大学の秋山弘子の研究所が世間にしられていることがわかった。
以下にデータを引用する。
男性の場合。
男性は三つのパターンがあるそうだ。
10人に一人が生活の質を保ち、ある日突然逝く。
10人に二人が急激に介護が必要になり、長期にわたり重い介護が続く。
10人に七人が徐々に介護が必要になって衰えていく。
このカテゴリーの人が中途半端な時期が長く家族を一番悩ませる。
次は女性。
10人に一人が急激に介護が必要になり、重い介護が長期にわたる。
残りが、徐々に衰えていくパターン。
驚くことにピンピンコロリはいないそうだ。
つまり、男女あわせるとピンピンコロリは20人にひとりというわけだ。
自分の親達はどうだったか。
義父は不治の病を抱えていたが最後1ヶ月前まではほぼ独力で生活していた。
実父は施設に入って3年半で逝った。その間に介護度は徐々に上がり、人の手が必要になっていった。
存命中の二人の母は、入院を繰り返してADLが下がって来ている。
ピンピンコロリとは程遠い。
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