先日の新聞に介護保険制度の設立に尽力された樋口恵子先生の記事が出ていた。
今から35年も前に、「高齢化社会を考える女性の会」を立ち上げ、家庭内弱者の女性、特に嫁に年寄りの世話を押し付けるのが当然だった世の中を改めようと奔放されたそうだ。
そうした活動から国が動き今の介護保険制度ができあがったらしい。
自分が老いた親達の介護問題に直面したときに当たり前のように利用してきた介護サービスが出来上がった経緯を知り、先生の慧眼に感動するとともに感謝の気持ちが湧いてきた。
記事の最後に、介護は人間の証明、との記載がある。
育児は動物でもやるが介護をするのは人だけだという。
介護する側される側双方が心の自由と尊厳を無くすことなく前向きに生きる事こそ、社会の品格を決める大事な要素だと。
自分はそこまで深く考えたことは無かった。
が取りあえず当事者意識をもってカミさんと協力して取り組んできている。
しかし世の中にはまだまだ奥さんや、(長男の)お嫁さんに介護を依存するケーズが多いことか。
社会の品格を自分の品格と置き換えてこれからもやれることを探していこうと思う。。
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