引退の見極め | レムの里山紀行

レムの里山紀行

時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

週末にボランティア先の関連団体の会合に出席した。

 

この団体のトップとは10年来の付き合いだったが、

今季限りで引退されることになったそうだ。

年齢は自分と一つしか違わないが健康上の理由でボランティアを続けるのが辛くなったらしい。

引退して後進に託す世代交代となる。

 

聴覚に障害がある自分は長らく耳鼻科の通院を継続しているが、

昨冬から1年ちょっと整形外科の通院も欠かせなくなった。

椎間板ヘルニアによる脚のしびれに加え、左肩から左腕にも凝りとしびれが出るようになっている。

 

これくらいならボランティアも続けていけるとは思うが、やがては後進に託す日も来るのかも知れない。

 

こういった引退はこれからの人生でいくつも決断していくようになる。

 

仕事でいえば定年・退職が引退である。

家庭に目を向ければ、生活を子供たちに託すようになる時が引退ともいえよう。

 

そもそも介護というものは、生活がたちゆかなくなって必要となる救援のことである。

生活力の衰えにより主導権を家族等に託し世代交代をすることになる。

そして生活の中心から引退して始まるのが介護である。

 

しかし多くの高齢者は生活が立ち行かなくなったことを認めず、

スムーズな世代交代を妨げている。

 

介護する家族の苦悩は引退を認めない年寄りの意識のずれから生じることも多い。

自分の親たちも中々引退宣言できず、家族は苦しんだ。

 

 

果たして自分はそのときどう振舞うのだろうか?

素直な気持ちで引退を宣言し、家族に託すことができるであろうか?

 

見極めは難しいかもしれないが意識だけは忘れないようにしようと思う。

 

 

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