偉大な男、逝く | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

星野仙一氏が亡くなったと、朝一番に知った。
ガンだったとは言え70歳の彼は若い。

世間一般には70歳は若くないだろうが、星野氏のイメージとしては若く感じる。

わずか4年前には楽天イーグルスの監督として、チームを日本一に導いた功績が鮮明なためか、歳をとったイメージがわかないのだろう。


楽天が日本シリーズを戦っていた時、我が家は父の入院手術やら生活が行き詰まった母の支援やら転がり落ちる親の介護問題に直面していた。

試合そのものを見る時間はなかったが、ニュースで成り行きをみていた。最終戦で田中将大に連投させて優勝の花を持たせて大リーグに送り出した名采配に心が熱くなった。


自分は父の影響で子供の頃は熱烈なG党だったのだが、そのGが40数年前にV10を逃した年は中日の星野投手にかなりやられた。そのためか父は晩酌をしながら星野投手の悪口を並べていた。少なからずその影響を小学生だった自分は受けていた。

だが、現役引退後に中日、阪神、そして楽天と低迷するチームに飛び込み、見事に再生させていく星野氏の手腕に、社会人となった自分は魅了された。

熱く厳しくそして優しく選手に接し、仲間を守るために猛烈に闘う姿は自分の理想とするリーダー像の一つになった。


2013年の日本シリーズの相手はG。
自分の父にとってはずっと天敵だったかもしれない。

だが、自分にとって星野氏は生涯かけて目標を達成した偉大な人物に思える。

冥福を祈りたい。




 
 
 
 
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