夏が来れば思い出す、、、
昨晩、地元の花火大会があった。
以前は土手まで歩いて行って群衆の中で花火を観ていたが、ここ最近は近所の駐車場がホームポジションとなっている。
本気で写真を撮るなら土手まで行った方が良いのだが、花火を観て飲むだけなら近くの駐車場の方がコンビニやらスーパーが近くて良い。
この街に住んで四半世紀経つが、花火大会に何度か両親を誘った。
最後にやって来たのは5年前。
老いた親の今後を心配するようになった日となった。
事前に連絡した時間に迎えに行くと、両親は準備もせずに真っ暗な家の中でテレビを見ていた。準備をするのが億劫だった。
連れてきた両親と土手方向に歩いていく途中、道の段差で母が転倒した。翌週になって右手の指の付け根を骨折していることが判明した。
当時、要支援1だった両親はその後の介護は坂を転げ落ちるようだった。
今年の春に父は亡くなり、残された母は要介護4で自分の事はほとんど何もできない。
自分は、その母を見舞いうために毎週車を走らせて生まれ故郷に通っている。
そしてかつては母が花木を育てていた庭を、今は自分が野菜を栽培する菜園にしている。
母が存命中は見舞いと菜園を理由に通い続けるだろう。
昨晩はファームから持ち帰ったスイカを手に、花火を眺めていた。
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