空き家 | レムの里山紀行

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時の流れを忘れて土を耕したり野を歩いたり山を観たり

親屋片して開拓した家庭菜園のファーム。


田舎の十数戸の地区の中にある。

この地区も高齢化が進んでいる。

70歳以上の高齢者だけの世帯が半分で、殆どが単身者。

さらに高齢者単身世帯のうち、二軒が施設入りしていて事実上の空き家となっている。

片方は自分の親宅で、今は自分が管理しファームにした。

そしてもう一軒はファームのお向かいさんだ。



ファームは4年前に親が施設入りし、半年ほど放置していたが、覆い茂る樹木や増殖する雑草、無造作に置かれた不要品の数々が気になり、3年前の春に片付けを始めた。

大量の不要品を捨て、チェーンソーで樹木を伐採し、草払い機で雑草を刈った。崩れかけた離れ屋は業者に頼んで解体した。ちょうど2年前の今頃。

そして、草取りだけでむなしいと、野菜の苗を植えたのが家庭菜園のファームの始まり。
 
 

さて、そのファームに生える雑草の種類が違ってきていることに気付いた。
 
どうもお向かいさんの雑草の種が飛んできているらしい。

お向かいさんは二年前にご夫婦で施設入ったが、ご子息達は遠方に住んでて帰省もなかなか難しい。
 
庭は雑草で覆われてしまい、初夏の頃に業者が入ったがそれでは全然足りない。
 
見るに見かねて時々自分が草払い機を入れるがやはり全然追いつかない。
 
空き家問題は深刻だな。


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