PPC広告とDSP広告の違い
◆PPC広告◆
PPC広告(検索型)は、検索して調べものするときに、検索結果の上部などに表示される広告ですので、能動的な広告で、テキスト広告になります。
ビッグキーワードであればあるほどクリック単価が高くなる傾向にあるため、クリック単価を抑えるにはユーザーの検索力が頼りになります。ニッチかつニーズのあるキーワードを設定しておいて検索される必要があるからです。
そのため、検索力の低いライトユーザーには広告が表示されないことが多々ありますし、広告をクリックするために検索しているわけではないので、テキスト広告が表示されたからといってサイトまで辿りつくとは限りません。
しかし、広告費用はクリック課金型ですので、クリックされない限りは広告費は発生しません。
◆DSP広告◆
一方、DSP広告は、あらかじめターゲティングされたユーザーが閲覧しているサイトに広告表示させるため、一方的に視界に入りますので、受動的な広告で、バナー広告になります。
ユーザーの検索力に関わらず、ターゲット層であれば広告表示することが可能です。
バナー広告のため、限られたサイズではありますが画像ですので、テキストに比べて訴求力があり、クリックされる確率は高くなります。
DSP広告の広告費用は、インプレッション課金型ですので、バナー広告が表示された回数で決まります。そのため、いかにクリック率を高めるかが重要になります。バナーのデザインやキャッチコピーに委ねられます。
DSP広告は”攻め”の広告ですので、PPC広告では掘り起こせない層のお客さまを獲得することができます。
※ 当ブログでは、便宜的に”DSP広告”という言葉を使っていますが、そのような言葉はなく、”DSPを使ったバナー広告”の意味で略して使用しております。