9月が始まりました。
先月、尊敬を超え、崇拝している稲盛塾長(稲盛和夫氏)がご逝去いたしました。
最初は人に勧められて稲盛塾長のご著書を読み、上辺だけのキレイごとだと思っていました。
ただ想像を絶するような痛く苦い経験をして、はじめて上辺などではなく、本質・真実だとわかり、自分の愚かさや心の醜さ、人として経営者としての正しい道(考え方)に気づきました。
つくづく世の中は、痛い思いをしなければ理解できないこと、わからないことがあると思いました。
でも、そこで気づけて本当に良かったです。運が良いとさえ思っています。
その後二年間、粉々に砕け散った心を整えるために、毎日泣きながら稲盛塾長の映像を見て、何とか自分を保っていました。
そして稲盛塾長の教えを乞うため、盛和塾に入塾しました。
直接、数回しかお会いすることができませんでしたが、かけがえのない財産となり、一生の学びになりました。
今こうして存在しているのは、稲盛塾長のおかげと言っても過言ではありません。
稲盛塾長のことを知っていなかったら、多分、経営者として存在していないと思っています。
今の素直な気持ちは、たいへん不謹慎かもしれませんが、悲しみよりも教えていただいた哲学を実践し、立派な経営をして会社を大きく成長発展させ続け、人のため、世のために貢献しなければならないという気持ちの方が以前にも増して強くなりました。
なぜなら、そのことが最大の恩返しだと考えているからです。
この場をお借りして、お礼申し上げます。
稲盛塾長、本当に本当にありがとうございました。感謝の気持ち、心が言葉では表現できません。
なので見ていてください、必ず意志・思いに応えられるよう、謙虚にして驕らず、さらに努力を続け、人のため、世のために貢献できる会社を目指し、なります!
何度言っても言い足りません。
ありがとうございました。