メンバーフォロー(メンター)について | DSP株式会社

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終わりのない挑戦と冒険へ

メンバーフォロー(メンター)について、僕の考えを伝えたいと思います。

多分、本やネットで書いてあることと違うかもしれません。

 

第一に、人間として正しい考え方や哲学を持つ

何度も書いているので内容を省きますが、正しい考え方や哲学が無いと、

そのフォローする相手の本質(心・悩み・苦しみ・欠点)を見抜き、的確なフォロー、心に響くフォローはできないと思っています。

 

第二に、人間として社会人として、恥ずべき行為をしていない

当たり前のことだけど、自分が恥ずべき行為をしている人がフォローしてはならないと思います。

それにそのような人がアドバイスしても相手の心に響かないと思います。

例えると、泥棒が万引きをするなと言うようなものです。

 

第三に、無私の心、そして相手の幸せだけを考える

人はどうしても私心が入ってしまい、相手のフォローではなく、自分のためのフォローになってしまいがちです。

結局は相手を傷つけたり、かえってモチベーションを下げる原因になります。

そうならないように何事にも囚われず、相手の幸せのことだけを真剣に考え、フォローすることが大切です。

 

第四に、自分の家族や兄弟だと思い、心を鬼にする勇気と覚悟がある

単なる会社の仲間、あるいは辞められたら、へそを曲げられたり困るという感情があると、厳しいことが言えず、

その場を取り繕う甘やかしや、とりあえずのなぁなぁで終わってしまいます。

そうしてしまうと、ゆくゆくはお互い不幸になるだけです。

自分の家族や兄弟だと思えば、間違っていること、誤った方向に行こうとすると、

嫌われようが何だろうが身体を張ってでも止めると思うし、理解してもらうために厳しいことも言い、正しい方向に導こうとすると思います。

 

第五に、実績・経験がある

やはり実績・経験がなければ的確なアドバイスができません。

但し、なかには実績・経験が無くてもフォローする側になることもあります。

そのような場合は、仕事内容を細かく把握するのと、たゆまず自分の人間性を高めることが重要です。

そのためには、良書を繰り返し繰り返し何度も読み続けること。

 

第六に、真の愛情を持つ

真の愛情とは、どうあることが相手にとって本当に良いのかを厳しく見極めること。

時には厳しく、時には冷酷にならなければなりません。

まさしく、小善・大善です。

 

まだまだあるのですが、フォローするための大切な六つの要点です。

 

フォローするということは、思うようなキラキラではなく泥臭く、自己犠牲心がなければできません。

それに相手の人生に深くかかわり大きく左右するので、中途半端な気持ちや自分に対し甘い人、単なる感謝されたいという人はやめてほしいし、やらせるつもりもありません。

それと仕事だけではなく、プライベートもストイックなまでに、まるで修行僧の如く自分に厳しい人でなければできないと思っています。

 

過去に、考え方=心が伴っていない人、己の欲のため(キャリアアップや管理側にまわりたい)、自分に甘く他人に厳しい人、あるいは表面上で憧れる人がメンバーフォローをしましたが人を不幸にするだけでした。

その猛省により、メンバーフォロー(メンター)する人には、高い水準を求めます。

 

メンバーフォローをするということは重ね重ね、人の人生に深くかかわり大きく左右する、ということを決して忘れないでください。

良い方向に進むのも、悪い方向に進むのも、全てはフォローする人次第です。

 

以上、よろしくお願いします。

 

追伸

サマーバージョンを書こうと思うのに、いつも仕事のことばかりになってしまう。

365日24時間、仕事のことばかりです。