お母さん、ありがとう! | DSP株式会社

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終わりのない挑戦と冒険へ

一昨日、僕の大切な母親が亡くなりました。

本当に辛くて悲しいです。

 

生きている間に、もっともっと病院に行きたかったけど、

経営者という道を選んだので、どうしても仕事が優先になり、

最後は妹からダメかもという電話をもらい、

急いでいったけど、死に目には立ち会えませんでした。

 

息をしていないお母さんの顔を見て、

悲しい気持ちと安堵の気持ちが入りまじり、

複雑な心境でした。

なぜ安堵の気持ちがあったかというと、

4年間も寝たきり状態でロクに話すことも出来ず、

最後の方は身体がボロボロの状態で苦しかった思います。

だから長生きしてとか、頑張ってという気持ちになれず、

思わず出た言葉は、

「お母さん、よく頑張ったね、ゆっくり休んでね」、

「産んでくれてありがとう」でした。

お母さんの顔を見て、

最後に生きていた時よりも美しく、安らかでした。

 

うちは決して恵まれた家庭環境では無かったけど、

お母さんがいたからこそ、頑張れたし今があります。

それに僕は兄弟の中で一番出来が悪く、

勉強も運動もダメ、友達も全くいなかったので、

小さい頃からいつも心配かけていました。

 

お母さんの人生は、

普通の人と比べると決して幸せとは言えず、

波乱万丈で苦労の絶えない人生でしたが、

それでも愚痴や泣き言を言わず、

どんな状況でも強気で勝気だったと思います。

そんな性格が僕の人格形成に大きく影響しています。

 

また、特に思い出すのは、2011年の時です。

公私ともに酷い状況で精神的にボロボロになり、

本気で死ぬことを考え命を絶つ前、

最後にお母さんの顔を見ようと実家に帰ったとき、

何も言っていないのに、僕の顔や雰囲気を見て察したのか、

何度も「晋は悪くない、大丈夫だから」と言ってくれ、

こちらが嫌になるくらい懸命に励ましてくれました。

その後、僕がお台場が好きなのを知っていたので、

お母さんは身体が不自由なのに僕を励ますため、

一緒にお台場に行ってくれたのを思い出します。

 

改めてこの場を借りて言います。

 

お母さんの子供に産まれて本当に本当に良かった。

本当に本当にありがとう。感謝の気持ちでいっぱいです。

また、もっともっと親孝行したかったし、

もっともっと傍にいてあげたかったけど、

それが出来ず、本当に本当にごめんなさい。

 

お母さんは、

これからもいつまでも永遠に僕の心に存在するからね。

 

後、お母さん見ていてください!

いつまでも悲しまずに前を向き上を目指し、

お母さんが天国で自慢できるよう、

必ず立派な男!そして必ず立派な経営者になります!

 

以上、よろしくお願いいたします。

 

追伸

多分、メンバーの皆様はブログを見ていると思うけど、

ご両親がご健在のメンバーは、

いつも言っていることですが親孝行してくださいね!

 

当たり前のことだけど、

親がいるから自分が存在しています。

 

僕の人生経験上、親孝行する人は仕事も出来るし、

人生も上手く行っています。

反対に親孝行をしない、親に感謝しない、

親不孝者は仕事も人生も上手く行きません。

 

但し、なかには親に酷い目にあった、

あるいは何かあって、許せない人がいるかも知れない。

そういう場合は無理しなくていいです。

 

重ねて、よろしくお願いします。