ある似た事業をしている会社さんのことを聞き、
強い危機感を覚えました。
その会社は凄い勢いで成長していたのですが、
最近は業績が落ちています。
そこでザマー見ろと思うのか、
それとも強い危機感を持ち気を引き締めるのか。
案外、前者の方が多いのですが、僕は後者の方です。
僕の心に刻まれている平家物語の一節、
祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
奢れる人も久しからず、唯春の夜の夢のごとし。
猛き者も遂には滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。
※意味が分からない人は自分で調べてね。
世の中は変化し続け、絶えず変わっています。
今が良いからといって、永遠に良いわけではない。
だからこそ、気を引き締め、
常に謙虚、常に誠実、常に驕ることなく、
決して現状に満足せず、変わり続けなければと思う。
僕にも言えることですが、
特に仕事に関して、人は現状に満足しやすい。
その心の緩みが、過信や驕りを生み、
やがて大きな痛手になると思います。
日々、本気で本気で真剣に仕事に打ち込み、
常に気を引き締め、弛まぬ努力と精進、
そして飽くなき危機感と感謝の気持ちを忘れずに、
歩まなければと思います。
批判したり、ザマー見ろというのは簡単ですが、
明日は我が身かも知れません。
そんなクダラナイことよりも、
人の振り見て我が振り直せの方が大切だと思います。
以上、よろしくお願いいたします。