僕はメンバーの人生を本気で真剣に考えています。
本気で真剣に考えるからこそ、時には冷酷に思われ、
誤解を招き、不信感を抱かれることもあります。
それでも僕は良いと思う。
純粋に会社の利益だけを考えるなら、
上手い具合に、だましだまし誤魔化せばいいのですが、
その子の人生を長期的に考え、
今後の人生が不利益にならないよう、あるいは成長させるため、
突き放したり厳しくするのが本当の愛だと思います。
誰だって嫌われたくないし、良く思われたいと思います。
それでもその子の人生のために、嫌われる勇気を持つのが、
上に立つ人の仕事であり、使命だと思います。
先日もメンバーから、
ある辞めるメンバーをなぜ止めなかったのか理由を聞かれました。
辞めるその子にとって、うちの会社にいれば驕りや過信が生まれ、
今後の人生に悪影響を及ぼすことを話しました。
上記にも述べた、純粋に会社の利益を考えるなら、
止めるのが正解ですが、その子の人生を考えると不正解です。
また反対に、僕が業績の悪い子が辞めるのを懸命に止めて、
疑問を抱かれることもあります。
理由は何かの縁でうちの会社に入り、
業績が出ないまま辞めるのは会社の責任でもあるし、
どんな子でも諦めなければ必ず、光り輝くからです。
それに自信を失ったまま、
他の会社に行っても上手く行くはずがありません。
これは純粋に会社の利益を考えるなら、
止めるのが不正解ですが、
その子の人生を考えると正解だと信じています。
以上の理由は、
あくまでも僕の考えで、会社として不正解かも知れませんが、
僕がDSP株式会社の代表である以上、この考えを貫き通します。
以上、よろしくお願いいたします。