僕が心に刻んで、毎日見ている言葉があります。
2011年に色々なことがあり、他人に勧められて一人旅に行きました。
場所は日光。
僕は日光に初めて行きました。
その時、季節外れだったので観光客はあまりいませんでした。
正直、本心は旅に出かけられるほど心の余裕はありませんでした。
但し、何かを変えたい時には、立ち止まっていても何も変えられません。
何気なく日光東照宮に行き、僕の人生を変える大変素晴らしい言葉を見ました。
東照宮(徳川家康公)の御遺訓です。
人の一生は重荷を負て、遠き道をゆくが如し。
いそぐべからず。
不自由を常とおもえば不足なし。
こころに望みおこらば困窮したる時を思ひ出すべし。
堪忍は無事長久の基。
いかりは敵とおもへ。
勝事ばかり知てまくる事を知らざれば害其身にいたる。
おのれを責て人をせむるな。
及ばざるは過ぎたるよりまされり。
本当に心に沁みて響きます。
初めて見たとき、心の底から涙が出てきました。
何だか救われました。
徳川家康公は他人の何十倍も苦労苦難されたからこそ、
このような素晴らしい御遺訓を残されたと思います。
また日本の歴史上に名を残す立派な方になったと思います。
今、僕の経営・人生の指針にしています。