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音型(おんけい)が彫る

私の名は、
雨垂れ石を穿つ音型

篆刻とか
書きものとか
掛け軸とか
小物作ったり
好きな時に好きな事をする
勝手気ままなブログです

 

今日の作品は「弖(て)」です。

 

この字は、

助詞の「て」に当たる国字であり、

あの「てにをは(弖爾乎波)」の「て」を表しています。

 

言葉の響きをそのまま文字にした、

日本語らしい一字なのです。


ことばのエピソード

「弖」は、

日本語の特性を生かした言葉として、

響きを文字に変える技術を感じさせます。

 

助詞という役割に対して、

形式的な美しさを持ちながらも実用性を兼ね備えています。

僕の解釈

見た目には、

下線付きの「て」のようにも見えますね。

 

「女子(じょし)」という言葉は親しみがありますが、

助詞について知ることがなかったため、

調べてみたところ、

文をつなぐ役割を果たす言葉であることがわかりました。

 

こうした言葉が一文字として存在しているのは、

非常に日本語らしい発想だと感じます。

制作時に考えていたこと

印面は6mmに制約がありますが、

この形は正方形より長方形の方が似合うと考え、

横6mmの印を使用しました。

 

今回も朱文で彫っていますが、

一番細い部分に合わせて進めた結果、

全体が思ったより細くなってしまいました。

 

朱文は削りすぎると白文っぽく見えるため、

その難しさもまた、

篆刻の面白さを引き立てています。

 

この「弖」を通じて、

日本語の深さや言葉の役割について考えるきっかけになれば嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


それは、千(せん)やとおもう・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の作品は「𪐷(くろい)」です。

 

この字は、

黒色を表す一字であり、

「黒」に「玄」を加えることで、

単なる黒以上の何かを示唆しているように感じます。

 


ことばのエピソード

「𪐷」は、

色の暗さに加え、

何か神秘的なニュアンスを持つ字です。

 

黒と玄を組み合わせることで、

単なる色ではなく、

深い意味を持つ語に昇華しています。

僕の解釈

黒と玄を合わせて「くろ」。

 

敢えて玄をつけることで、

玄妙や玄人の「玄」を意識したのかもしれないと考えます。

 

この言葉には、

なんだか「くろくろ」とした響きがあり、

語感自体も黒い印象を与えます。

 

調べたところ、

吉本隆明さんが関わった文字であることを知りました。

 

教科書で扱われた経緯があるとも聞いていますが、

私の記憶には残っていないため、

どこかで触れたかもしれません。

制作時に考慮したこと

今回の制作は朱文で行いました。

 

「黒」は細かく繊細な部分が多いため、

慎重に手を入れなければなりません。

 

玄の形は単純ですが、

黒の細部が全体の印象を決める重要な役割を果たします。

 

押したときに感じた落ち着いた重みには満足しています。

 

この作品を通じて、

色の深さや言葉の力を感じていただければ嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


くろいっすね・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の作品は「諚(ジョウ)」です。

 

この字は、「掟(おきて)」と似ていますが、

こちらは“言葉で定める命令”の意味を持っています。

 


言葉と命令の関係

禁止や命令は、

誰もが知らぬ間に刷り込まれている“おきて”のようなものです。

 

そのため、

それを少しずつ解いていく作業が求められます。

 

小さな違和感から始まり、

大きな出来事で気づくこともあるでしょう。

 

「掟」が手で定めるものであるのに対し、

「諚」は言葉で定められたものです。

 

これは、

言葉の力で世界を整えようとした痕跡のように感じます。

制作の過程

今日は朱文で彫りました。

 

思いを詰め込みすぎた結果、

線が細くなってしまいましたが、

その“力み”もまた現在の自分を映し出しているように思えます。

 

6mmの印面に、

言葉の重みをしっかりと彫り込むことができました。

 

この作品を通じて、

言葉の力やその影響について深く考えてみていただければ嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


「注決法」?注意深く決定する法律?おきて?・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の作品は「𤭯(はんぞう)」です。

 

この文字は、

湯や水を注ぐために使われた土器のような道具を示しています。

 

形からも、

土と水の気配を感じ取ることができます。

 


字の成り立ちとその背景

「𤭯」の元の語源は「半挿(はんぞう)」で、

柄を「半分だけ挿した」ことに由来すると言われています。

 

この素朴な道具の姿が目に浮かび、

彫っているとどこか土の匂いがするような感覚を覚えました。

 

昔の人が使っていた「はんぞう」は、

もしかすると今のペットボトルのような存在だったのかもしれません。

 

この考えは、

道具の進化と人々の生活を結びつけてくれるものです。

制作の感触

今回の制作では朱文を選び、

線が力強くまとまったことで、

静かな満足感のある印に仕上がりました。

 

作品を通じて、

古代の道具とその背後にある文化を感じ取っていただければ嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


現代版にアレンジしていただけたのかしら・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の作品は「扨(さて)」です。

 

この言葉は、

話を切り替えるときに何気なく使う表現ですが、

その一文字には手と叉(さ)が寄り添うような形が込められています。

 

このような形に気づかなかった私にとって、

新たな発見でした。

 


「扨」の語源と日本語の柔らかさ

「扨」は、

英語の "now" にも通じる概念で、

今この場で気持ちを切り替える力を持っています。

 

日本語の柔らかい転換力を感じる一文字です。

 

また、

「さておき」と記すと「扨措」となり、

文語的で風情を持った言い回しになります。

 

この言葉は、

ほんの一拍、

呼吸を整えるような役割を果たします。

制作の過程

今回の制作は朱文で行いました。

 

一画を落としてしまった気もしますが、

その部分も含めて、

「さて、これでよし」と思えるのが篆刻の良さかもしれません。

 

この作品を通じて、

言葉や形の奥深さを感じ取っていただければ幸いです。

 

さて――お風呂に浸かることにしましょう。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


さて?・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の作品は「虫Y(じょうごむし)」です。

 

原生動物の一種として知られていますが、

正直に言うと、

私は見たことがありません。

 

調べてみても、

写真や映像がなかなか見つからず、

情報が乏しいのが現実です。

 


謎めいた存在への興味

“漏斗虫”とも表記されることから、

漏斗のような形をしているのだろうと推測しますが、

見えない存在に対する妙な魅力を感じます。

 

彫刻している最中には、

目に見えないものを形にしているかのような不思議な感覚がありました。

制作の挑戦

今回の制作は朱文で行いましたが、

前日の作品が細くなってしまったので、

今日はしっかりと太めを意識しました。

 

6mmの印面の中で、

残す線と消える線、

その境目には、

まるで見えない虫がいるような気がしています。

 

この「虫Y」を通じて、

目に見えないものへの想像や不思議さを感じ取っていただければ嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


・・き、奇妙な感じですね・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の作品は「毟(むしる)」です。

 

この文字は、

つかんで引き抜く動作を示し、

毛の少ないという意味も含んでいます。

 

元々毛が少なかったのか、

それともむしったから少なくなったのか、

考えても仕方がないことであり、

どこか哀愁を感じる字です。

 


字の対比と感情の深さ

「毟」と似た字に「毮」がありますが、

あちらは手があしらわれているのに対し、

こちらは毛だけです。

 

どちらの字も、

あまり穏やかではない印象を与えます。

 

このように、

文字の背後には感情や状況が潜んでいることに気づかされます。

制作の挑戦と楽しさ

今回の制作は朱文で行いました。

 

太くしたいと思いつつも、

彫っているうちにどんどん細くなってしまいました。

 

6mmの印面で太さを出すのは一苦労です。

 

しかし、

この「思い通りにいかない」感じが彫りの醍醐味だと思っています。

 

この作品「毟」を通じて、

感情の複雑さや彫刻における挑戦を感じ取っていただければ幸いです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


そうか!茶葉もむしるのか・・・?

あれ、摘み取るんじゃないの?( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の一字は「塀(へい)」です。

 

この字は、

人と人、

土地と土地の間を分けるもの、

つまりは境界を示しています。

 


塀と堀の違い

「塀」と似た字に「堀」がありますが、

堀は「掘る」ことを指します。

 

そのため、

塀は土を積んで作られ、

堀は土を掘り出すという、

方向が真逆の概念です。

 

どちらも境界を形成しますが、

それぞれの意味に対するアプローチが異なります。

古い感覚の生きる文字

「并」という部分には、

重ねたり並べたりする意味が含まれており、

「塀」という字の中には「土を重ねて並べたもの」という古代の人々の感覚が息づいているようです。

制作の工夫

今回の制作では白文を用い、

線は細く、

枠は太く仕上げました。

 

地味に見えるかもしれませんが、

このバランスが一番落ち着くと感じています。

 

最近は、

自分で印刀を作ることにも興味を持っており、

道具そのものを作る段階へ進みたいと考えています。

 

彫ることは、

結局は自分を削ることに繋がるかもしれません。

 

この「塀」を通じて、

境界や分けることの意味を深く考えてみてほしいと思います。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


素敵な塀です・・・( *´艸`)

 

 


 

 

 

 

今日の一字は「癪(しゃく)」です。

 

この国字は、

さしこみや胸や腹の痛み、

または腹立ちを指します。

 

まるで火のように痛み、

同じく火のように怒る感情が表現されています。

 

例えば、「癪に障る」や「癇癪を起こす」といった言葉からも、

感情と身体の痛みが密接に関連していることがわかります。

 


感情と身体の関係

我慢して溜め込んだ感情は、

どこかで必ず噴き出すものです。

 

人間とは、

そんなものであると感じます。

 

この感情のダイナミズムが、

「癪」という文字に深く根付いているようです。

制作の側面

制作にあたっては、

画数が多いので白文の選択をしました。

 

枠を取る際には「これが入るか…?」と心配しましたが、

意外にもスムーズに収まりました。

 

刀の通りが良く、

素直な印面が仕上がった感覚があります。

 

そのため、

文字の熱をそのまま封じ込めたような印に仕上がりました。

 

この作品を通じて、

感情や痛みの深さを再び感じ取っていただければ嬉しいです。


・作品情報

生成AIさんにイメージを作ってもらいました。


おなかが痛くて暴れてますね・・・( *´艸`)