今日の作品は「弖(て)」です。
この字は、
助詞の「て」に当たる国字であり、
あの「てにをは(弖爾乎波)」の「て」を表しています。
言葉の響きをそのまま文字にした、
日本語らしい一字なのです。
ことばのエピソード
「弖」は、
日本語の特性を生かした言葉として、
響きを文字に変える技術を感じさせます。
助詞という役割に対して、
形式的な美しさを持ちながらも実用性を兼ね備えています。
僕の解釈
見た目には、
下線付きの「て」のようにも見えますね。
「女子(じょし)」という言葉は親しみがありますが、
助詞について知ることがなかったため、
調べてみたところ、
文をつなぐ役割を果たす言葉であることがわかりました。
こうした言葉が一文字として存在しているのは、
非常に日本語らしい発想だと感じます。
制作時に考えていたこと
印面は6mmに制約がありますが、
この形は正方形より長方形の方が似合うと考え、
横6mmの印を使用しました。
今回も朱文で彫っていますが、
一番細い部分に合わせて進めた結果、
全体が思ったより細くなってしまいました。
朱文は削りすぎると白文っぽく見えるため、
その難しさもまた、
篆刻の面白さを引き立てています。
この「弖」を通じて、
日本語の深さや言葉の役割について考えるきっかけになれば嬉しいです。
・作品情報
- 印影:
- サイズ:6mm、朱文
- 書体:金文風
- 動画:
- 通販サイト:「繪驗房」音型の通販サイト
生成AIさんにイメージを作ってもらいました。



















