對意二字熟語百顆印の八十八顆目は「因果」です。
## 因果の意味
佛語。原因と結果。
一切の現象の原因と結果の法則。
佛敎では、六因、四緣、五果を以て一切の因果關係を說明する。
「因果」は、佛敎の根本的な概念です。
原因があれば、結果がある。
種を蒔けば、芽が出る。
行いがあれば、報いがある。
すべての現象は、因果の法則に從っています。
## 制作について
朱白文で彫りました。
・字體:小篆風
・朱白文:因は朱文、果は白文
・サイズ:10mm角
・擊邊:入れました
・印刀:刀匠印刀三號
・印材:靑田石
## 思い通りにいかなかった
因の字が思い通りにはいきませんでした。果も補刀しなければ良かったと思います。
今回は、兩方とも反省點があります。
「因」の字は、思い通りに彫れませんでした。
朱文で彫ったのですが、線の太さや曲線の具合が、イメージと違ってしまいました。
「果」の字も、補刀(仕上げの修正)をしすぎてしまいました。
最初の彫りで止めておけば良かったのに、手を加えすぎて、かえって惡くなってしまいました。
今回は兩方とも反省點があります。因はうまくいかず、果は補刀しすぎました。でも、それもまた因果。今回の失敗が、次への學びになります。
でも、それもまた因果です。
今回の失敗(因)が、次への學び(果)になります。
うまくいかなかったからこそ、次はもっと注意深く彫るでしょう。
補刀しすぎたからこそ、次は補刀を控えめにするでしょう。
失敗は、次への糧になります。
それが、因果です。
## 因果應報
應報するやつです。最近やっとわかって來た氣がします。正確にはわかって來たような氣がしてるだけなんだとは思ってます。
「因果應報」。
自分の行いが、自分に返ってくる。
善い行いをすれば、善い結果が返ってくる。
惡い行いをすれば、惡い結果が返ってくる。
頭では分かっていました。
でも、本當に分かるまでには、時閒がかかりました。
因果應報。自分の行いが、自分に返ってくる。頭では分かっていても、本當に腹落ちするには時閒がかかります。そして、完全に分かったとは言えないという謙虚さも大切です。
「最近やっとわかって來た氣がします」
やっと、實感として分かってきた。
でも、「氣がします」という表現。まだ確信には至っていない。
そして、さらに謙虚に、
「正確にはわかって來たような氣がしてるだけなんだとは思ってます」
本當に分かったのか、それとも分かった氣になっているだけなのか。
その區別さえ、はっきりしない。
この謙虚さが、大切なのだと思います。
「分かった」と斷言した瞬閒、學びは止まります。
「分かったような氣がする」と留保することで、學び續けることができます。
## 自分でしたことは、全て自分に返ってくる
自分でしたことは、全て自分に返って來ます。
これが、因果應報の本質です。
善い行いをすれば、善い結果が返ってきます。
惡い行いをすれば、惡い結果が返ってきます。
すぐには返ってこないかもしれません。
數日後かもしれない。數ヶ月後かもしれない。數年後かもしれない。
でも、必ず返ってきます。
それが、因果の法則です。
## 言葉もそうです
言葉もそうです。自分で發言したことは、重い言葉も輕い言葉も、木靈のように自分に跳ね返って來ます。
言葉も、行いと同じです。
言葉は、目に見えません。形がありません。
でも、言葉にも力があります。
そして、言葉にも、因果があります。
行動も言葉も、すべて自分に返ってくる。木靈のように。投げかけたものが、必ず戻ってくる。それが因果の法則です。
優しい言葉を發すれば、優しい言葉が返ってきます。
厳しい言葉を發すれば、厳しい言葉が返ってきます。
木靈(こだま)のように。
山に向かって「ヤッホー」と叫べば、「ヤッホー」と返ってきます。
山に向かって「バカヤロー」と叫べば、「バカヤロー」と返ってきます。
言葉は、木靈のように、自分に跳ね返ってくるのです。
重い言葉も、輕い言葉も、すべて。
重い言葉を發すれば、重い言葉が返ってきます。
輕い言葉を發すれば、輕い言葉が返ってきます。
だから、言葉を大切にしなければなりません。
自分が發する言葉は、いずれ自分に返ってくるのですから。
## 因果と篆刻
篆刻にも、因果があります。
丁寧に彫れば(因)、美しい作品ができます(果)。
雜に彫れば(因)、粗い作品になります(果)。
失敗を繰り返せば(因)、技術が向上します(果)。
成功體驗を積めば(因)、自信がつきます(果)。
すべて、因果です。
今回、因も果も思い通りにいきませんでした。
でも、それは惡い結果ではありません。
失敗したという因が、次への學びという果を生みます。
反省したという因が、次の成功という果を生みます。
因果は、決して惡いものではありません。
因果を理解すれば、未來を變えることができます。
良い因を作れば、良い果が得られる。
だから、今、良い因を作ることに集中すればいいのです。
## 殘り12顆
對意二字熟語百顆印プロジェクト
現在 88/100 進行中
殘り12顆!
88顆完成。殘り12顆です。
このプロジェクトも、因果の連續でした。
一つ一つの作品(因)が、次の作品(果)に繋がっています。
失敗も成功も、すべてが學びという果を生んでいます。
そして、88顆という因が、殘り12顆という果を生みました。
ここまで來られたのは、一つ一つ積み重ねてきた因があるからです。
殘り12顆。
良い因を作りながら、良い果を得ながら、最後まで彫り進めていきたいと思います。
自分でしたことは、全て自分に返ってくる。
言葉も、行動も、すべて。
だから、丁寧に、誠實に、一つ一つ彫っていきます。
それが、良い果を生む因になるはずです。
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今回の作品、いかがでしたでしょうか。
次回もお樂しみに。

