先日欧米金融機関のリストラの記事を書いたところ、某米系金融機関の日本における不動産金融部門が大規模なリストラを行ったという話が入ってきました。

残務処理を行う3人だけ残して全員クビ。激しいですね。
かつては栄華と頂点を極めた組織の完全なる手じまいモードにこの「外資系不動産金融」という業界の終演を感じます。今やどの外資系も0~3人という体制です。

もうレバレッジを利かせて自己勘定取引で儲けるという投資銀行モデルが本家米国で否定されている状況となり、ボルカールールで葬られようとしています。そうなると起きることは先祖帰りですね。

元々投資銀行はM&Aなどのアドバイザリーフィーを少数のエリートが稼ぐ形でしたので、そんな形に戻る流れが続くのでしょう。リサーチ部門が煽って、一方で自己勘定トレーディングで市場からカネを巻き上げる商売は終わりでしょう。

要は、投資銀行・証券会社が大きく借り入れを起こして自分のバランスシート(B/S)を膨らませて商売する事が難しくなっていくということです。「証券化」もノンリコースローン(NRL)をとりあえず出してB/Sに抱えておいて後で証券化、はできないでしょう。

現在レンダーとしてNRLをB/Sに抱えている金融機関も欧州危機の余波から逃れられないのでは無いでしょうか。債権の見切り売りが始まる可能性は高いと思います。

日本のメガバンクが不良債権を叩き売りする事を期待して3年前くらいに設立された不良債権ファンドはいなくなってしまいましたが、外資系の日本法人から出てくる不良債権を拾えればいい商売になると思いますけどね。。。

久々に投資銀行ネタです。欧州・ユーロ危機の影響をもろに受けて欧州の銀行が大リストラ中です。

まずは英国いきましょう。

英RBS、投資銀行部門で3000─4000人の削減を計画か
[ロンドン 9日 ロイター] 英ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)が、今週発表する投資銀行部門の改革の一環として、同部門で3000─4000人の人員削減を実施する見通しであることが関係筋の話で分かった。(中略)
 RBSは、2008年の信用危機時に英政府に救済され、同政府が83%出資している。RBSは過去3年間でGBMをほぼ半分の規模へと縮小しているが、オズボーン財務相は先月、同行はGBMをさらに縮小する必要があると指摘していた。

GBMとはRBSの投資銀行部門グローバル・バンキング・アンド・マーケッツ(GBM)のこと。「投資銀行部門」は壊滅的ですね。一部はフロントからバックオフィスに送られたようです。
続いてフランス。BNPパリバ、ソジェン、アグリコルです。一部イタリアの情報も。

仏BNPパリバ、投資銀行部門で1396人を削減へ
 [パリ 16日 ロイター] フランスの銀行最大手BNPパリバは、コーポレートバンキング・投資銀行部門(CIB)で、部門従業員の約6.5%に当たる1396人を削減する計画を明らかにした。
 労組関係者は先に、同社が海外で1023人、国内で373人の削減を目指していると明らかにしていた。同部門は競合他社同様、金融市場の混乱への対応に苦慮しており、削減は同部門に限られるという。(中略)
 BNPパリバのスポークスマンは「フランスでの強制解雇は行わない。海外については法律と規則による。われわれはそれらを尊重する」と述べた。

 欧州では、ユーロ圏の債務危機悪化に伴い、コストや人員削減により収支改善を図る動きが広がっている。イタリアのウニクレディトとインテサ・サンパオロも、それぞれ6150人と5000人、スイスのクレディ・スイスとUBSもそれぞれ数千人の削減を予定している。

仏ソジェン、投資銀行部門の仏拠点で880人削減を計画
[パリ 4日 ロイター] 仏金融大手ソシエテ・ジェネラル(ソジェン)は4日、投資銀行部門の仏拠点で約880人を削減する計画を発表した。削減は「自発的な退職」によるものになるという。仏拠点で削減する人員は、投資銀行部門全体の約7.3%に当たる。
 ソジェンは先月、最高財務責任者(CFO)と投資銀行部門の責任者を交代。アジアや米国部門でもすでに700人の削減を計画している。(後略)

「自発的」という名の退職強要。日本企業と似たようなこと言いますね。フランスの労働慣行が少し見える気がします。あとクレディ・アグリコル。

仏クレディ・アグリコルが評価損25億ユーロ計上、人員削減も実施
[パリ 14日 ロイター] 仏金融大手クレディ・アグリコルは14日、約25億ユーロ(32億ドル)の資産評価損を計上すると発表した。また投資銀行部門などで2350人の人員削減を行うことも明らかにした。(中略)
また、業務を展開している55カ国のうち21カ国から撤退。株式デリバティブや商品(コモディティ)などの事業からも撤退する。
人員削減のうち、1750人は現在1万3000人を雇用する投資銀行部門などが対象。残る600人は消費者金融部門などが対象となる。フランス国内での削減は、投資銀行部門が550人、消費者金融部門が300人。その他は国外での削減となる。(後略)

上記にあったウニクレディトの詳細が以下。

伊ウニクレディト、株主割当増資のディスカウント幅は30―40%に
[ミラノ 3日 ロイター] イタリアの大手銀行ウニクレディトは計画している75億ユーロの株主割当増資を、30―40%のディスカウント価格で実施する見通し。関係筋が3日、ロイターに明らかにした。(中略)
ウニクレディトは昨年11月、バランスシート健全化を目指し、6150人の人員削減や主要事業からの撤退に合わせ、株主割当増資を実施する方針を明らかにしていた。


スイスも行きましょう。

UBS、投資銀行部門さらに縮小へ 2013年ROE目標を引き下げ
 [ニューヨーク/チューリヒ 17日 ロイター] スイスの金融大手UBSは、投資銀行部門のリスク資産をほぼ半分にし、人員も追加削減する一方、富裕層向け事業に再び軸足を移す方針を明らかにした。また、金融危機以来初めて、配当を宣言した。(中略)
 UBSは、現在1万8000人いる投資銀行部門の従業員について、採用抑制などによる自然減とリストラを通じて2013年末までに1万6500人に、2016年末までに1万6000人に削減すると発表。
 広報担当者は、8月に発表した3500人の削減計画に加え、400─500人の追加削減となると説明した。(後略)

クレディ・スイス、台湾の債券部門を閉鎖へ=関係筋
 [香港 17日 ロイター] 関係筋によると、スイスの金融大手クレディ・スイス(CS)が台湾の債券部門を閉鎖する。世界的なコスト削減策の一環。 この関係筋は雇用への影響については明らかにしなかったが、ブルームバーグによると、従業員約20人が削減される見込み。(中略)
 CSは今月1日、従業員1500人を追加削減し、投資銀行部門を縮小すると発表。第3・四半期に同部門の業績がさえなかったことを受け、他行に先駆けて厳しい新資本規制を満たす姿勢を示している。7月にもグループ全体の従業員約5万700人のうち、2000人を削減すると発表していた。

大幅な人員削減を発表していないのはドイツ銀行くらいでしょうか。そんなドイツ銀行も実は超高レバレッジ経営。投資銀行部門の強化が裏目に出た形になっています。不動産投資ファンドRREEFを丸ごと売却等言う報道もありましたね。

米系も負けず劣らず。でもイメージと違い欧州の銀行ほどの派手さはありません。欧州がやっぱり今一番厳しいんですね。

米シティグループが4500人の人員削減、4億ドルの関連費用計上へ
 [ニューヨーク 6日 ロイター] 米金融サービス大手シティグループのビクラム・パンディット最高経営責任者(CEO)は6日、ゴールドマン・サックス主催の会議で講演し、世界全体で4500人の雇用を削減する方針を明らかにした。退職金その他の関連費用4億ドルを今期の決算に計上するという。 4500人は、今年第3・四半期末のシティの従業員数26万7000人の約2%に相当する。 パンディットCEOは今回の削減が閉鎖される自己勘定取引部門を含む広範な部門で行われ、「今後数四半期」に完了すると語った。
 銀行に対する規制強化や景気低迷を背景に、世界の金融機関はこれまでに12万人以上の雇用を削減している。

米JPモルガンの第3四半期は減益、投資銀行部門が不振
 投資銀行部門が低調だったにもかかわらず、JPモルガンは第3・四半期中に、同四半期の純利益を超える44億ドルの自社株買いを行った。これにより、希薄化後の発行済み株式数は約3%減少した。(中略)
 ただ、株式・債券・社債市場の世界的な低迷を受け大手金融機関が人員削減を進めるなか、JPモルガンも投資銀行部門で1000人の削減を行う。(後略)

他の米大手金融機関、モルガン・スタンレー、ゴールドマン・サックスに関してはもう疲れたので興味のある方はぐぐってください。

ではさようなら。
いろいろ面白い刺激をくれる友人がいます。
哲学科卒業、心理カウンセラーの資格を持つK山君です。

今回彼には「東日本大震災はアメリカの地震兵器で引き起こされた」と言う話を教えてもらいました。そんな・・・、起こせるんだったら何故アメリカはそんなことを??と聞くと、「アメリカのトモダチ作戦のタイミングが良すぎる。日本人を心理的に支配するためだ」と言います。

そんなことのために震災を・・・?と言うと、「そういう意見も尊重すべきだよね?可能性がある以上頭から否定すべきじゃないよね?」と真剣そのものです。

ちなみに、私の友人関係が広いかどうか分かりませんが、面白い人は他にもいて、少し前に「中国が攻めてくるから備えなくてはいけない!」と電話をかけて来た人もいます。あらゆる事を想定しておくために金融面からの意見が聞きたい、と。彼は備える為に島に引っ越しましたが、今も啓蒙活動をしているのかもしれません。

しかし、彼にその話をすると「それはー、無いでしょ。あり得ない。それと一緒にしてもらっては困る」とのこと。D氏には正直違いが分からない、というか中国の方がまだ現実味がある気がしてしまいましたがそうでは無いらしい。さすがです。

彼の勢いは止まりません。今年の秋口にはアメリカの株は暴騰するから今のうちに買っておいた方がいい、と言うのです。その理由は?と聞くと、アメリカ大統領選があるから、と言うのです。彼によれば、「大統領選に勝つためにオバマが株価を上げるから。」だそうです。株価ってそんな・・・簡単に上げられるものだったのか。知らなかった・・・。

ちなみにこの彼は、「なんで株で損なんかするの?過去のチャートを見ればバブルかどうかなんて一目瞭然じゃん!」「ほんとアホだよね、投資銀行とかの人って。バブルに踊って人に迷惑をかけてさー」と言い放ち株を始め、新興不動産株で”なぜか”大損した彼です。(私は止めたのですが・・・。)簡単に儲けられるはずだったのに今年も「2つ投資してたのが倒産してさー」と意に介さないタフな精神の持ち主です。

本当に会う度に常識を覆す新鮮な意見をありがとう!!
そんな彼に最も投資に役に立つ奇跡の雑誌「月刊ムー」をオススメしておきました。。。

2006ー2007年にミニバブルで潤った不動産、不動産金融業界もリーマンショックで沈んで以降
全く浮上の気配がありません。既にピークから5年。今年はどうなるでしょう?

まず、現在の日本の不動産が投資のチャンスに溢れ、オポチュニティ投資に向いた市場である
と思っている投資家は基本的にはいません。かといってひどく暴落している訳でもないので、
底値買いの逆バリマネーも入って来づらい状況です。

後者の不良債権狙いのファンドは2ー3年前に大小様々組成されましたが、ほとんどのファンドは
何もできずにいくつかは解散してしまいました。サクセスストーリーといえばリーマンの債権を
バルクで買った某ファンドの話くらいでしょうか。

では、コア投資家が押し掛けて来ているかというとそうでもない。
コア投資の流動性を確保する上で中核を成すはずのJーREITが昨年は年間通して下がり続けました。
一説には投信の換金売りという話もあるのですが、イマイチよく分からない状態です。

今年は、日本においては外資系の撤退がいくつか起きるのではないかと思います。

それに伴う債権の見切り売りにオポチュニティ投資のチャンスがあるかもしれません。
ただ、極端に痛んでいる債権も恐らく少ない上に競合がまだ多いため値が上がってしまうという
可能性も低くはないでしょう。

さらに日本の金融機関によるダンピングが更に激しくなるでしょう。

問題債権のリファイナンスをほぼ終えて、過去の経験を踏まえて平均5年の期限を与えたローンの
次のリファイタイミングは2015ー2016年頃です。その時までリファイでアップフロントを稼ぐという
手法が使えない以上、新規案件の奪い合いは激しくなるでしょう。

不動産取引のトランザクションは、数少ない金融機関が持つ問題債権(といってもパフォーマンス
は悪くないがレバレッジが高くなってしまっているもの)をどうディールにするかの提案力が
ファンド等に求められる展開となるでしょう。それに勝る一部ファンドが総取りするかもしれない。

という訳で、一部を除き全体的に盛り上がりに欠ける展開が予想されてしまうのですが、では、
どうやって盛り上げてトランザクションを増やすべきなのか?

王道としてはJーREITをまず復活させないといけません。

CMBSという一つの出口を失い、ファンド間売買も期待薄のマーケットで、良くも悪くも投資物件の
出口としての存在感が出てこないと投資の勢いが出てこないでしょう。投資ファンドの投資委員会で
「ExitはREITですから」と言った時に「なるほど、じゃー投資していいよ!」なるような状態なら
勢いが増すでしょうね。

じゃあどうやって?J-REITを復活させるか?というところが今度は問題ですが、そもそも何で
今年REITがこんなに下げたのか?から掘り下げる必要があります。
去年のパフォーマンスのいい分析誰かしてませんかね?

投信投げ売りが理由だけだとどうも説明としてもの足りない。
放置しておいたiPhoneが朝起きたら爆発してました。確かにとても寒い部屋に放置しておいたけど、、こんな事ってあるんでしょうか??
photo:01



いまもミシッとかパキッって音が、あっいまシューって音がしてシンナーのような匂いが!!

どうなってんの??

まさにこういう気分ですよ。
photo:02

年末のカラオケでBRUE HARTSを聞いたのが耳に残ったので聞きたくなりました。
さっとiTunes Storeで買おうと検索すると・・・

権利関係があるのか、1曲200円、まとめて買えるアルバムは3,800円の19曲入のみ。
何となく高いですね。しかもコーヒー屋ではWi-Fiが弱い。
で、思ったわけです。古い曲なら中古CDを買えば安くつくんじゃ?と。

その場はiTunes Storeの試し聞きで終わらせて、近くのBook offを検索。
なんだ、徒歩5分位のところにあるじゃないか、ということでTo Doリストに追加。
読書に戻りました。

1時間後コーヒー屋を出てBook Offで探すと、ほらあった!16曲入りのSuper Best!
お値段は・・・1,550円!!更にCDにキズがあるとかで1,350円に値下げ。
その後家に戻った後にiTunesにインポートして同時につないだiPhoneと同期。
これで終了です。


で、これが意味するところは何でしょう?

2,500円も節約できたなー、得した!でしょうか?確かにそれはありますが、実は
「その場ですぐ購入して聞く」ということに相当な付加価値がついている状態だ、
ということじゃあないでしょうか?

小さいことですが、ここにアービトラージ(鞘取り)を利かせて儲けるチャンスは
無いんでしょうかね?
ITによって便利になった電子世界と現実・現物世界の間にはまだまだ歪がありそうです。
あけましておめでとうございます。
すっかりブログの更新も滞ってしまいまいたが、今年は定期的に書いていきたいと思います。

さて、新年早々某銀行から「信用枠のお知らせ」というものが届きました。
この銀行からは不動産投資資金を借り入れて、短期で全額返済しているのですが、
こんな私が「プラチナ顧客」だと言って無担保500万貸しますよ、と言うのです。

さて、こういうお知らせが来たら何を考えますか?

D氏はそんな(恐らく高利子の)お金を、銀行は顧客が一体何に使うと想定しているのか?
という点に興味を持ちました。3枚ほど紙をめくっていくとやっぱりありました。
「夢の実現」などいろいろ書いていますが、まとめると想定している用途は以下でした。

(1)物件の修繕費
(2)子供の教育費
(3)車の買い替え
(4)医療費の備え(歯、入院・手術)
(5)家の住み替え
(6)旅行

これって有用な情報ではないでしょうか?裏を返せば上記にわざわざ銀行がまとめてくれている点を
うまくマネージすることで変な借り入れをしないで済むと言うことです。
ダイレクトメールにも活用すべき点があると言うことです。

一般的に大きな支出のベスト3は①家、②保険、③車ですのでこのマネージを心がけてきました。
保険を医療費と読み替えると、家と車と合わせてちゃんと全部入っていますね。
物件の修繕費は、一棟マンションのオーナーがちゃんと溜めて無いと後で死ぬことになります。

旅行費用は如何様にもマネージできますね。あえて言うなら早めの予約でコスト削減することか。
医療費は保険でカバーですが共済の利用がコスト削減のカギですね。生命保険は不動産で。
別格にかかるのが子供の教育費。これが一番マネージが難しいかもしれませんね。

必要な支出を運用と絡めて常に先を見て考えておくことが必要ですね。
すっかりBlogを定期的に書く習慣が無くなってしまいました。

なんでかつてのようにサッと書くことが無いのか、生活習慣が変わった、モチベーションが落ちた、
もしかして落ち着いてしまった、などいろいろ考えていましたが、やっと分かりました。

Twitterです。

仕事が忙しい、プライベートが忙しいというのは確かにブログを書く時間を少なくしますが、
逆にメチャクチャ暇でもブログを書きまくるかというとそうはなりません。
暇だと書くのも面倒になります。仕事が忙しいほうが書けるのです。

さて、以前の自分の思考パターンを思い出すと・・・

1.新聞、雑誌、本などを読む(特に速報・概説は新聞から)
2.考える。疑問が出てくる。
3.調べる。結果、自分の意見が固まる。更に分析。
4.備忘録も含めブログにまとめる。

てな感じだったように思います。うーん何でだ??というのがあって、調べて分析した結果を
ブログに書き出す、またはひらめいた瞬間にブログに落とし込むというところがありました。

一方、以前のエントリにも書いたように、D氏は新聞をもう取っていません。
⇒新聞やめました(http://ameblo.jp/dshi/entry-10660111727.html?)
そう考えると、もうDailyの情報は1年以上前からTwitterを含むWeb媒体に移行しているわけです。

Twitterで日経からBloomberg、Reuter、Economist、Google News、アルジャジーラを見てます。
これは代替として有効活用しています。また、識者や思考のすばらしい人たちの発信をフォロー
しています。

これが問題だったと気がつきました。

例えばTPPに関して、以前だったらブログに考えをまとめて書き出していたと思います。
しかし、Twitterでは多くの識者が分析・意見を垂れ流しています。
すっかりTwitterからのInputが早くなってしまったD氏は次々それを吸収してしまいます。

また、強く発信している人はしっかりした意見を持っているわけで、やはり影響されるのです。
経済学者に代表されるように、いい頭を持っていて論理的なことを言っていても、結局おかしな
事ばかり言っていてあてにならない人はたくさんいます。それでも、話を聞くと影響されるのです。

TPPあり、オリンパスあり、ギリシャ・イタリアあり、為替あり。
こんなにネタが豊富なのにブログに落ちないのには、自分より機動力(時間)のある識者・起業家
などに意見を先出しされて影響される結果、思考が減ったのではないかと思うのです。

上記のステップで言えば、2ステップ前に行く前に3ステップ目が強制的に入ってくる結果、
4ステップ目のやる気が落ちる、という感じです。テストの答え(合っているかは別だが)が
目の前にあるのにテストをやるような、そんなモチベーションになっているのかもしれません。

これははっきり言うと「思考が犯されている」状態です。
ヘタをすると、他人の(有名人の)意見を拡散するだけの脳みそになってしまいそうです。

Twitterを便利に使いこなすという意味ではかなり出来ていると勝手に思っていましたが、
Twitterとの付き合い方をもう少し考える必要がありそうです。
今年は当たり年ですね。5人も世界チャンピオンが誕生しました。

下田昭文 2011年1月31日 WBA世界スーパーバンタム級(既に陥落)
井岡一翔 2011年2月11日 WBC世界ミニマム級
清水智信 2011年8月31日 WBA世界スーパーフライ級
八重樫東 2011年10月24日 WBA世界ミニマム級
山中慎介 2011年11月6日 WBC世界バンタム級

下田はラスベガス防衛を狙って失敗してしまいましたがアグレッシブなボクサー。まだまだいける。

井岡は知名度上がってるんじゃないでしょうか。7戦目で世界を取った記録保持者。それも若い。
亀田と違ってメチャ強い相手としかやっていない、将来が一番期待できるボクサーです。

清水は内藤とやって逆転負けしたことで国内での知名度は高いですが凄みは感じない。短命濃厚。

八重樫も強いチャンピオン相手にどつきあいでいい試合をして世界を取りました。期待できます。
ファイタータイプなのでかみ合う相手とどんどんやらせたいところです。

昨日世界を取ったのが山中。センスを感じさせる無敗ボクサー。西岡のようになれるか??

で、その前から王座にあるのが下の4人。知ってますか?亀田以外はかなり強いチャンピオンです。
しかし粟生の試合は面白く無い。

亀田興毅 WBA世界バンタム級 ⇒ ご存知弱い相手に待ちの試合で「記録」を作るお方。
西岡利晃 WBC世界スーパーバンタム級 ⇒ 今世界で最も名の売れている日本人ボクサー。
粟生隆寛 WBC世界スーパーフェザー級 ⇒ 才能はあるんだけど試合がしょっぱい…。
内山高志 WBA世界スーパーフェザー級 ⇒ 異常なパンチ力でKOの山。底が見えない強さ。

その他、元チャンピオンで行けそうなのが長谷川、石田、亀田大(案外頑丈で行ける?)ですか。
世界での知名度は1西岡、2長谷川、3石田でしょうが国内じゃ1亀田、2長谷川、3清水とか?

やっと数が揃って来たし、最近の若いボクサーは昔の人と違って本番で緊張しすぎないですね。
ラスベガス進出も例が出来たし、いい感じになって来ました。(オチ無し。)

もう読んだ人多いですよね?この本。

スティーブ・ジョブズ I/ウォルター・アイザックソン

¥1,995

私も週末にかけて一気に読みました。とても率直な飾らないスティーブジョブズが描かれた本です。最後の方はだれますけど、ジョブズの個性がどうやって出来て来たのか、またどういう個性だったのか?が非常にうまく描かれています。

個性の多くは出生から来ているように読めます。小さいころに養子に出され、産みの親が分からないことが苦しくて、それで禅を生涯やるようになったのか?あのガリガリの体もずっとベジタリアンだったことを知れば納得です。贅沢にも興味があまりなかったみたいです。

若くして億万長者になったときのジョブズがMacを発表する動画を見ましたが、若いときから聴衆を熱狂させることにかけては誰よりもうまかったのですね。その手法は「仮想敵」を作ってそれへの「反抗者」に自分を位置づけること。若き日の敵はIBM、それからMicrosoft・・・。

あと、シンプルでエレガントなものを徹底して作り上げるいうのは昔から変わらずのスタイルだったんですね。それから全てを自分でコントロールしたいという支配欲。人を支配する術を知っていて、自分のやりたいことを押し通してやらせる、というのがジョブズだったんですねぇ。

僕が感じたこと、それは偉大と言われる人というのは、手法がどうあれ人を動かす人であるということ。ジョブズに壊された人も多いでしょう。それでも優秀な人をスカウトして使い、一方でコアなファンを惹きつける。そういうことが出来たのがジョブズが偉大な理由かもしれません。