7年近く通っている美容院があります。最初は恵比寿店、現在原宿店。その間に付けたスタイリストは2人だけ。長め・短め、涼しげになど曖昧な注文を聞き分けてもらっています。

最初にお願いしていた人は店長にまで上り詰めた後、海外に転出していきました。
MIXIの笠原社長の幼馴染で笠原氏も平日に時々来るなんて言っていましたが。
そして今お願いしている人は独立開業するために退職してしまいます。

せっかくなのでこの機会に違う美容院も試して良かったら変えてみようと思いました。
そして目に留まった一枚のチラシ。麻布十番のとあるヘアサロン・・・。
ニューヨーク帰りのスタイリストが一人で開業するアーティスティックなサロン…。

興味を惹かれ早速予約して行って来たのです。

ビルの3階へ狭いエレベーターを使って上がると、そこにはギャラリーのようなサロン。
そう言えばチラシもアートが感じられました。画家とタイアップしているようです。
若く見えるスタイリスト、TETSU(仮名)とでもしておきましょう。

落ち着くようなノリのいいようなBGMが流れる中、髪の毛を撫でられながら話かけられます。

「えー、今日はどうしましょうっか?」

経緯を話し、逆にいい感じのを提案してほしいとリクエスト。

「りょうかいっす。チョっとこう、刈ってく感じデ・・・、ジャキっと鋤いちゃいますネ!」

とテンポの良い回答にどうなるか期待が高まる。
シャンプーは福岡から取り寄せたという炭から作ったもので毛穴がスキッとするらしい。
初回は割り引きだし、追加オーダー500円で炭シャンプー。あースッキリするねー。

「じゃあ、始めますネ!」

ジョリッ!


いきなり勢いの良い切り口に一抹の不安を覚えるD氏。しかし慣れてないからだよこれは。
そうだ、慣れてないからだ。いつもおなじとこだったからね、そうだよね。となぜか
自分を自分で説得するD氏。

「チョットこうー、田舎には絶対いないオシャレサラリーマンな感じで行きますからネ!」

「そうだネ!ヨロシクネ!」

だんだんノッてきたD氏。完全にTETSU(仮名)とBGMのペースに。

「前髪はー、アシンメトリーな感じでイッちゃうヨ!」

「そうネ!アシンメットリーいっちゃってヨ!」

言葉の意味が分からないままアシンメトリーな髪形にされるD氏。え?前髪が左右非対称???

「これで田舎じゃ絶対見られないオシャレさんだヨ! イケてるヨ!」

「サンキュー!完璧だヨ!」

というわけで刈り上げが目立つツートンにアシンメトリーな私が完成いたしました。
全くどうやって自分でセットしたらよいのか分からない・・・。

やったYO!


注:会話はかなり脚色が入っております。
ギリシャとフランスの選挙の結果を受けてまたユーロが揺れてきましたね。ロイターから。

伊・仏・スペインなどのスプレッド拡大、ギリシャ総選挙でユーロ圏めぐる不安再燃
2012年 05月 7日 16:39 JST

[ロンドン 7日 ロイター] 7日序盤の欧州市場で、ドイツ連邦債に対するイタリア、スペイン、フランス債の利回りスプレッドが拡大している。ギリシャの総選挙で緊縮財政策をまとめた主要2政党が敗北したことで、ユーロ圏が解体に追い込まれるのではないかとの懸念が再燃している。
 スペイン10年債の対独連邦債利回りスプレッドは11ベーシスポイント(bp)拡大して428bp。イタリアの10年債スプレッドは418bpに拡大した。
 大統領選で社会党のオランド候補が勝利したフランスのスプレッドも9bp拡大し、133bpとなっている。 ギリシャのスプレッドは144bp拡大して2057bp。

ご存知のとおりスプレッドというのは100bps=1%です。
現在のドイツ国債(10年)が1.57%くらいですから、スペイン国債は5.85%、イタリア国債は5.75%、ギリシャ国債に至っては22%ということになります。

やっぱりどこの国も一緒でいざ負担となると反対するのが一般国民。破綻していて他国の税金で助けてもらっているのに緊縮に反対しているギリシャ国民、財政緊縮で再び成長させる路線より緊縮策を拒否する路線を選んだフランス。日本も同じような姿が見られますね。

ちなみにスペインは未だ不動産関連の不良債権に苦しんでおり、そのスピード感は日本を笑えない感じです。

スペイン、最後の手段として公的資金を銀行救済に活用する方針=首相
2012年 05月 7日 18:12 JST

 [マドリード 7日 ロイター] スペインのラホイ首相は7日、公的資金を最後の手段としてのみ、国内銀行の救済に活用する方針を示した。 国内銀行に関する政府の計画発表は11日になると述べた。 スペインは、4年前に崩壊した不動産セクターへの多大なエクスポージャーを抱える国内銀行の再編に180億ユーロ(236億1000万ドル)以上をすでに費やしている。

目の前の痛みは避けたい、でも誰かに何とかしてほしい。その結果今すぐ結果を出せない政治家を攻め立てて溜飲を下げる姿はどの国も一緒に見えます。全く働かない公務員ばっかり増やしてユーロの恩恵にどっぷり漬かって、国にある産業は観光だけ、みたいなギリシャと公務員を何とか減らそうとしている日本くらいの違いですかね。よりましかもという程度。

一連のユーロ危機を見ていると、日本が破綻寸前という議論はバカバカしく思えてきますね。

あの小さなギリシャ(GDP 3,000億ドル)でここまで大事になり、スペイン(GDP 1.5兆ドル)で大きすぎて対処できないと言っているのに、世界第3位スペインの5倍の規模のGDPを持つ日本を破綻させられる気がしません。何とか世界中で破綻させないように対処するんでしょうね。ただその時点の国民(今の若年世代)はその時点で異常なほどの緊縮財政を求められるんでしょう。

今から出来ることしていかないといけないんですけどね。
先日、なぜかひらめいた瞬間があったのでお伝えします。

赤坂見附周辺を歩いていたわけです。

そうすると、前方によれよれの服を着て昼間なのに何故か夕刊フジっぽいものをもって歩いているおっさん、というか初老の人がいたわけです。とってもガニマタでどこかに向かっているようで。

「昼間っからこの人は一体何をしてるひとなんだろうなー」とつい観察してしまったのですが、
すると前方からパンチパーマだけどその道じゃない感じの銀縁メガネのおじさんが登場。

「よーー○○ちゃん、ひっさしぶりー」なんて呼びかけてこっちに来たのですが、次の瞬間!!

2人が丁寧にお辞儀をしあっているんです!


コレだけだと伝わり難いですが、よれよれガニマタがピシッとお辞儀をしてるんです。
そのギャップが私の頭に何かを訴えかけてきまして、うーん、と思ったわけです。

我々の世代は久しぶりに会ったときにお辞儀をし合うのだろうか?と。
欧米式の握手が既にスタンダードになっているんじゃなかろうか?
逆に言うと、スーツも着ないであの角度のピシっとしたお辞儀をすることないんじゃないか?と。

そうするとある本のシーンが頭に浮かびました。アメリカの不動産王ドナルド・トランプの
「How to get rich」という本の中で面白い一説があったのを思い出しました。
単なる言いたい放題の本ですが、あまりに意外な一説で頭に残っていたのですが・・・

彼は「握手はなるべく避けよ」「私はいかなる握手も認めない」なんて言ってるんですね。
理由は「菌が手につくから」。「日本のようにお辞儀の習慣があればいいのに」とも。
超傲慢な人ですから、単に有名になって応じるのが面倒なだけでは?と思っちゃいますが。

そう考えると、お辞儀といい靴を脱ぐ習慣といい、日本の習慣というのはいろんなものが
清潔に出来ているなーなどと思いました。潔癖すぎて完ぺき主義者過ぎて、今の時代の
適当でもスピード重視な世の中で、何となく遅れている感じになってるんでしょうね。

まぁ、おっさんのお辞儀を見てここまで妄想する人もあまりいないんでしょうが・・・。
先日、知り合いの先輩からFacebookメッセージが入りました。


D氏さんに影響を受けついに1棟購入しちゃいました!


エッ!?? 私は区分所有派かつ進めたことも特に無いのですが・・・?
ということで早速お会いすることにしました。

先輩いわく、私の不動産投資の話を聞いていたらずっとやらずにいた不動産投資に踏ん切りがついた、と。
踏ん切りをつけさせるようなことを言った記憶があまり無いのですが・・・。
先輩は私と話したことで携帯もiPhoneに変えたのだと告白してくれました。

どうやら私はついつい自分のやっていることを熱く語り人を引き込んでしまうようです。

思い返せば、株を始めたときに少なくとも十数人のコンサル友達に口座を開設させたこともありました。

不動産といえば、自分で錠前を変える技術を身に付けたときにたまたまランチした後輩にカギとシリンダーについてつい熱く語ってしまい、その後彼は数十万円もかかるという「鍵師講座」に通うことを決断し、D氏を誘ってくるまでになりました(丁重にお断りしましたが・・・)。

最近は「子作り」について悩む某後輩に持論を熱く語ってしまいましたので恐らくもうすぐ誕生してくれることでしょう・・・。

最近自分に熱さが足りない気もしていますが、暖かくなってきましたのでNew Projectを2つほど始動させようと思っています。またノッてきた際には周りに語りだしてしまうのでしょうか。。。たぶん語りますね。
ちょっと前に書いたと思っていたらもう2年以上前。
クレジットカード等の選び方について最適なクレジットカードと電子マネーの組み合わせ方というエントリをしていました。

その中で、私は以下の3枚を使用することにしていました。

1.UAセゾンゴールドカード(VISA) ⇒ ポイントは全てStar Allianceのポイントへ
2.みずほANAマイレージカード(Master) ⇒ ほぼEdy専用。ANAポイント、Cash Card一体で効率化
3.ビックカメラSuicaビューカード(JCB)⇒ 家電購入はBIC統一。還元率高し。


しかし、カード業界の移り変わりは速く、また上記のカード政策を取ったことでよかった点、悪かった点も見えてきましたので、2年半振りに政策を見直すことにしました。

まず、何が見えてきたかといいますと…、マイレージ全然使わない!!

溜まりに溜まって20万マイル以上はあるのですが、前もって予約しないとマイレージで取れる席には限りがあり、旅行直前まで旅行先を迷ってしまうD氏には全く活用できておりません。また、結局HISやExpediaなどのホテル&航空券セットが安くそちらを選択してしまいます。うーむ。

それに反して、ポイントの有効利用という面ではSuica(View Card)使える!!ということも分かりました。

日々電車も乗ってSuicaが使える場所も激増してますのでView Cardのポイントはどんどん溜まるし、駅ですぐ換金できるのでマイレージの数年間の滞留と比べて回転率が非常に高い。平均で2-3ヶ月でしょう。履歴管理のWebページがかなりイマイチで敬遠してましたが、実利という面では圧倒的です。

最後に、そんなに使ってませんが、Edyをポイントとしてあまり活用できていなかったということもあります。上記を踏まえてD氏の最新政策はよりシンプルとなり以下となりました。

1.ビックカメラSuicaビューカード(VISA
2.ANAマイレージカード(with Edy)
3.シティリワードカード

まず、なぜBICカードをVISAに切り替えたかというと、JCBではEdyがチャージできなかったからです。
Edy/Suicaの電子マネーチャージを一枚のクレジットカードに統一します。これでチャージ時点で1.5%/1.0%溜まります。で、溜まったらどんどんSuicaに落として換金します。ちなみに、モノを買うときにTポイントカード/Pontaを提示すると更に1%追加可能。

マイレージは既に溜まったものを使うとして、UA Goldは今年にてお役御免、ゴールドカードのもつ保証やHSBC Cardの持っていたMaster worldの特典は、それらを年会費3,150円で全てカバーする驚異のカード、シティリワードカードで代替して済ませようと思ってます。

特にコレ、Taste of Premiumのサービスは使えます。空港までの荷物2個タダで運んでくれますし、高級レストランが一人タダ、もちろん空港ラウンジもOK、Wi-Fi機器も安く貸してもらえます。旅行が好きな人には大変リーズナブルで助かるカードでしょう。

カード年会費も節約になるしサービスレベルは上がり、、、カード業界もデフレですか。
日本で「HSBCプレミア」などのサービスを展開していたHSBCが個人事業から撤退です。

英HSBC:日本の個人富裕層事業から撤退-店舗閉鎖を顧客に通知

 2月23日(ブルームバーグ):英銀グループ最大手HSBCが日本でのリテール(個人)富裕層向け事業から撤退することが分かった。このサービスを取り扱っていた全店舗を閉鎖する。欧州債務危機を背景に世界的に事業再編を進める中、2008年に日本で同業務に参入してから4年で退くことになる。
HSBCは預かり資産1000万円以上が対象のHSBCプレミアを中止する。3月8日から新規の投資信託販売などを止め、7月末までに東京、名古屋、大阪の全営業店を閉じる。HSBCグループの全世界での事業再編の一環としている。同社が22日夜、顧客に電子メールで送った通知書をブルームバーグ・ニュースが入手し明らかになった。
欧州危機が広がりを見せる中、HSBCでは新たな自己資本規制に備えるため日本、韓国、タイを含むアジア諸国で資産売却など業務縮小を進めている。日本では昨年12月、クレディ・スイスにプライベートバンキング事業を売却することで合意。1月にはコスタリカ、エルサルバドルなどでの事業売却を発表している。(後略)

2008年に華々しく登場してから4年で全面撤退…。従業員も全員クビ。典型的な外資系の最後です。
事業売却の入札の結果閉鎖の結論ですから、外資系を含む他の銀行に魅力的でなかったということ。
相当にビジネスとしてうまく行ってなかったのでしょう。

かつてHSBCプレミア口座の使い方というエントリで使い方としては「運用口座」で決済には使わないと書きました。実際プライベートバンカーも役に立ったことはあまり無くWebも使いにくかったですね。
運用のために投信買って手数料は落としましたが。

この口座を給与口座とか引き落としに使っていた人は大層面倒な手続きをやらざるを得ない。
投信や預金はどこかに移せば済みますが、悲惨なのは住宅ローン借りてる人でしょうか。
例えば繰り上げ返済するのにWebも無ければ担当者もいない。預金連動ローンなんてどうするんでしょう。

日経ビジネスの記事では高齢者を開拓できなかったことが原因ではないかと分析していますが、
要は顧客層のターゲティングが中途半端だったんではないでしょうか。
高齢者は郵便局みたいなサービスが安心だし、若い層はバンカーよりWebが使い安い方がいい。

周りの外資系勤務の人で口座を持っている人は結構いましたが、1000万円位は持っていても
「富裕層」とまで行かない若目の人が多かった。若い層は余計なフィーも払いませんし、
対面サービスも求めてなかったんではないでしょうか。

今年中には口座無くなりクレジットカードも失効で、私に残るのは興味本位で開設した香港口座。
これ、使い道あるのかな・・・。
エレマテック

エレマテックという会社があります。電子部品等の独立専門商社で元々高千穂電気という同族会社のような会社が2002年にジャスダックに上場して2003年東証2部、2005年東証1部と上がってきて、2009年に大西電気を合併してできた会社です。

当初から配当性向を経営方針として堅持するなど財務情報の開示に積極的で業績も底堅く経営者がしっかりしているので、東証1部上場辺りから注目して何度か売買していました。確か2005ー6年にかけて2度ほど利益確定した記憶があります(その後データ保存のPCがクラッシュし詳細不明)。

そのエレマテックが今度は豊田通商にTOB(Take over bid:買収のことです。)されることとなりました。2006年から塩漬けになっていたD氏の持ち株も売り時かと久々に株をチェックすると、1,540円の買付価格に対して私の購入価格は1,830円・・・、単純計算するとー290円、約16%の損失になります。

ただ、この株を買った理由の大きな一つが配当性向の高さ。この6年半(そんなに持っていたのか!)で配当総額はなんと223円、12%分になります。源泉税10%の差引き(ここ数年は税制改正により累積損失と損益通算して取り戻してますが)してもトータルー5%程度でしょうか。

6年保有してマイナスか・・・なんて言う気持ちは無くって、このライブドアショック、リーマンショックからデフレで完全に死んでいるマーケットの中で95%回収はかなりうれしい。それも2006年までの上昇マーケットでいくらか利益確定していたので(たぶん)この株自体では儲けてる、、、はず。

なのでもちろんTOBに応募しますが、不思議な事が。東証の株価が1,360円からあまり動かないんですね。1、540円で買うって出たら普通そのレベルまで上がっていくのが普通です。何故でしょうか?考えてみてください。

すぐ答えに行ってしまいますが、実は買付け予定株数に上限があるんですね。総発行株数の(正確には議決権の)51%を上限として、超えた部分は比例案分になってしまうのです。つまり今1,540円以下で買っても確実に買い取ってもらえる保証は無い。TOB後も上場は維持されるものの株価が下がる可能性も大いにありますので一気に寄せないんですね。

これは実に面白い。単純に51%が欲しいだけなのかこういった効果を見込んで設定したのかAdvisorの意図も気になりますね。ただ、個人的には51%を大きく越えないところで応募株数が落ち着いて全株買取りになることを期待していますが果たしてどうなることやら。

とりあえず、ありがとうエレマテック。やっぱり、マーケットが死んでも荒れても、しっかりした経営者がいて堅くビジネスして配当性向が高いところを買っておくとべきという投資方針に自信持てて、火傷しにくいと分かったよ!
左耳がここ2週間ほどおかしくなっていました。

ずっと水が詰まったような、がさがさと何か音がするような。
つばを飲み込むだけで違和感を感じてました。

特に痛くは無いし、気にしなければ気にならないような気もするんですが、
やっぱり気になり・・・


今日、耳鼻科に行ってきました。


先生が「特に重い病気になったこと無い?」「持病は無い?」など聞いた後で、
鉄の筒のような機器を使って中を覗き込んで一言。


「あー、鼓膜にごみがへばりついてるね」


で、これまた鉄の棒の先に綿棒の細いのが着いたような機器を左耳に挿入、
鼓膜まで達したようで冷たい感触とゴソゴソッガリガリッとした音のあとで、
出てきたものは・・・


普通の耳くそ。


「普通はねー、こんなとこまで行かないんだけど何かの拍子に落ちたんだねー」と先生。
以上で終了。10分ほどで1,260円。もっと早く行っておけばよかった。

教訓。

耳かきをするときは中に落ちないようにやりましょう。落ちると鼓膜につくことがあります。


では。






一部では「リアル北斗の拳」の国と呼ばれているソマリアでは主要産業が「海賊」となっているようです。

主要産業は「海賊」 ソマリア、身代金で住宅開発
産経新聞 1月18日(水)19時25分配信

 【ロンドン=木村正人】ソマリアの海賊が2010年に計2億5千万ドルの身代金を稼ぎ、拠点のある北東部の自治政府「プントランド」などで住宅開発が急ピッチで進められていることが英シンクタンク、王立国際問題研究所(チャタムハウス)の報告書でわかった。海賊対策には年間最大120億ドルもかかり、債務危機に苦しむ欧州連合(EU)が派遣する艦船は半減、対策の見直しが急務になっている。

 英ブルーネル大のショートランド教授が衛星写真で住宅の建設状況などを調査、海賊が手にした身代金の経済効果を分析した。それによると、プントランドの中心都市ガロエでは住宅が倍増し、大きなビルが建設されていた。車の交通量が増え、遠距離通信用の塔が3つも新設されていた。

 海賊の出撃拠点のひとつ、エイル港でも新しいビルや住宅が建てられ、自家用車の数が増えていた。ガロエや北部ボーサーソなどの夜間照明は07~09年にかけ、明るさを増していた。 こうした成長を支えているのが身代金収入だ。 昨年2月、インド洋でソマリアの海賊に乗っ取られたイタリア船籍の石油タンカーが12月に解放された。乗組員22人の身代金は1150万ドルだったとされる。

 海賊一件当たりの身代金は08年当時は平均69万~300万ドルだったが、10年に同900万ドルに急騰。これに対して、プントランド自治政府の年間予算は1760万ドル。海賊はなくてはならない地域の“主要産業”になっている。

 EUは海賊対策のためソマリア沖周辺で初の海軍作戦「アトランタ」を発動、08年には常時10隻の艦船を派遣していた。しかし、欧州債務危機が深刻化して昨年は同6隻に減少、今年は同5隻に減る見通しだ。

 一方、ソマリアの海賊はアラビア海やインド洋まで活動範囲を広げ、11年1~9月期199件と08年同期の63件から急増した。このため、「北大西洋条約機構(NATO)や日本などと協力して全体で25隻の艦船を確保している」(EUアトランタ作戦のハリソン司令官)のが実情だ。

 ソマリアでは20年以上も内戦が続き、自治政府などが海賊を抑えるのは難しい。チャタムハウスのミドルトン元研究員は「海賊対策費は身代金被害総額の50倍近くに達しており、海賊に代わる地域産業の育成など抜本的な対策の見直しが必要だ」と指摘している。



地域産業の育成とか偉そうなことを言っていますが、こうなったのも欧米がアフリカの資源を搾取するために武器を輸出して内戦させたり独裁者を作って意のままに操ったりしてきたからなんでしょうけどね。

「世界の独裁者」という新書があります。アメリカから「独裁者」として名指しされている人々の成り立ちがまとめてあって非常に面白いのですが、裏読みすると、何といってもフランスの独裁者作り上げスキルと搾取構造の構造化スキルがすごすぎる。

ギリシャは観光と借金だけで働かないでああなってますが、フランスはエリート養成システムで養成したエリートたちが、アフリカからの搾取構造を強固に維持し続けることで、あんなに高福祉で労働時間も少ないのにハイレベルな生活を維持しているのです。

ちなみに・・・ソマリア女性にアンケートすると(誰がしたのか知りませんが)、結婚したい男性の職業はダントツで「海賊」だそうです。そりゃそうですかね。相当リッチそうですもんね。

今日、コンサル時代の先輩と10年ぶりくらいの再会を果たしランチで盛り上がりました。
先輩は現在独立コンサル会社の取締役兼COO。「残念な人」シリーズでベストセラー作家になった
山崎さんと会社を立ち上げた人でもあります。

「コンサルはさー、大儲けも無いけど何だかんだ食ってけるんだよなー」なんて言ってますが、
ただやってるだけでそんなに忙しく仕事が取れるわけも無く、さすがだなと思います。
で、思いで話とともにコンサル会社の話になったわけです。

その中で、名門戦略コンサル「モニターカンパニー」が日本を撤退したと聞きました。
業界から離れてたからか知らなかった!!どの業界も・・・どの?全てじゃないよな?
というわけで、これが何を意味するかってことを考えたわけです。

今、日本においてはデフレの影響とインターネットの普及により「付加価値」が消えつつあり、
「付加価値」が源泉の仕事が一番ドラスティックに影響を受けているのではないか?

例えばブランド品。

デフレで財布に余裕が無くなったので売れなくなり、「アウトレットだから」と理由をつけて
ディスカウントして売ってます。インターネットで調べれば日本でどれくらい高く値付けして
いるかもすぐ分かってしまう。今の女子高生も「ヴィトンのバッグ」持ちたがるんでしょうか?

例えばコンサル。

ビジネスに付加価値を付ける経営戦略、マーケティング戦略、パッケージ導入、人事制度改革、
そんなところが仕事だったのですが、特に戦略コンサルの「インタビューしてまとめて紙の束で
はい1億円」はもう無理。コスト削減コンサルだけが流行る今日この頃です。

例えば記号消費(マスメディア消費)。

「男は、女と友と、いい酒で磨かれる、ね。」「E航空15年目の谷村氏は、最近ヴィトンと
ワシントンしてます」←これってバブル時代のキャッチコピーだそうですけど、寒いですね。
こういった意味不明なマス消費をあおるやり方も通用しません。Kakaku.com見ますよ、まず。

そういう意味では広告代理店も厳しいですね。いまや「付加価値」とかつて言っていたものが
「無駄」と言われかねないですからね。

本来の「価値」とは何か、見極められてしまう時代になったのでしょうね。