このブログで何度か取り上げてきたアスクレピオスに関してですが、ついに中核人物の
逮捕に至りました。逮捕されたのは以下の4人です。

アスクレピオス前社長、      斎藤栄功 (46)
LTTバイオファーマ元社長     山中譲 (34)
丸紅元嘱託社員(2007/3解雇)  山浦伸吾 (35)
千代田区の建築設計会社社長  高橋文洋 (61) <- これまで不明だった建設コンサルです。

事件の構図は以前のエントリ に書いたとおりですが、産経新聞の構図を再掲しておきましょう。
ちなみに、この事件に関しては、産経新聞の力の入れようが目立ってます。



を参照していただくこととして、なぜこの4人か、ですが、リーマンに対して一回目の出資をさせた
ことを「詐欺」と断定しての立件です。集めたお金の総額はなんと1,080億円。これらの金のうち
470億円が自転車操業のうちに消えてしまったようです。入手できる情報で追ってみましょう。

04年3月  都内証券会社      3億円
04年6月  返済          3.5億円
04年9月  アスクレピオス設立!!

  ~自転車操業を続ける (他の被害者は以前のエントリ 参照)~

07年10月 リーマン第1回     98億円 (この時点で返済必要資金: 270億円)
        リーマン第2~5回 273億円 (途中で50億円はリーマンに返済)
08年2月 返済不可能に!           (途中で340億円は他の出資者に返済)

1,080億円というのは集めたお金の総額、そのうち510億円は期中に返済しているのでしょう。
470億円の焦げ付きのうち、321億円がリーマン、残り150億円程度がメデカジャパン、
フィンテック、その他個人投資家等の損害と思われます。

上にまとめた履歴を見ても、雪達磨式に出資金額が膨らんでいく様が見えますね。
リーマンは丸紅を訴え、何とか金を取り戻そうとしていますが、お門違いでしょう。丸紅が詐欺を
したわけじゃないのですから。リーマンの評判をさらに落とすだけです。