現状認識には主観認識と客観認識があるといいました。


主観認識だけでは、なかなか気づかないことは、沢山あります。


たとえばその気づかないことの筆頭が、強み。

できてしまうことだったり、既に当たり前にやってきていることだけに
「それ」を強みだということに認識に至らない例が多々あります。


その強みを認識していないとどうなるか。

自身(自社)「現状」をきちんと認識していない、
特に「強み」に関して認識をしていないと、どうしても
弱みばかりに目がいって、その弱みをどうにかしようと
してしまう。

~コンサルタント
~マーケティング

の類に乗せられて、「強み」を棚に上げて、
新たなことをしてなんとか現状を打開しようとする。


提供する側としては、ノウハウを売ってなんぼな
ところがあるので、いかにあなたにとって必要なのか?
と滔々と語るわけです。
本当は、必要がないものだとしても。
あ、言ってしまった。。。


もちろん、それでビシっとうまくいけば、しめたものですが、
ものごとはそう簡単にはいきません。


主観認識だけでも、「強み」をすくあげる仕組みがあり、
さらにそれを活かす仕組みがあれば問題はありませんが、
そうでない場合は、客観的な視点から、現状を認識する
必要があると思います。
問題発見のご相談に乗っていると、
「ご自身で認識している」問題は
ポンポンでてきたとしても、
実際「あるべき姿は?」と尋ねると、
明確になっていないケースが多い。

逆に、この「あるべき姿」が明確になり、そして
「現状」との差をクリアにすることができれば、
おのずと解決すべき問題が明らかになり(問題発見)
さらには、有効な解決策も見えてくる。
現状を、「正しく認識」することは容易ではない。

認識すること自体は、容易だとしても、
解決すべき問題を正しく発見するために、
認識することは容易ではない。

まず、認識をする主体がどこにあるか?

自分(自社)で認識した場合(主観認識)
他者(他社)で認識した場合(客観認識)

このどちらが正しいということではなく、
そもそも認識することの目的は何か?

解決すべき問題を、発見すること。

そのためには、両方が必要。

主観認識だけに頼ってしまうと、
・都合のよい認識をしてしまう
・評価すべきポイント(強み)を見落としてしまう



さらに、主観(客観)認識にもそれぞれ2パターンあり

過大評価
過小評価

これも、同様にどちらが正しいということではない。





間違った問題への正しい答えほど始末におえないものはない。

『マネジメント』


まずは、解決すべき問題を明らかにすること。
問題設定自体が間違っていたら、その問題に対しての
答えが正しいとしても、状況を悪化させることにも
なりかねない。

パレートの法則からすると、
8割の問題は、2割の原因から
生じていることになります。
*いわゆる、2:8の法則ってやつです


表面上は沢山問題が起きているようでいて、
実はその原因となるものは、それほど多くないということです。

問題と原因は、一対一の対応ではないともいえます。


だからこそ、問題となっている原因を掘り下げ、
きちんと取り組むべき問題を取り組むということが
必要になってくるかと思います。
強み起業にしても
問題発見にしても、

まず、相談者の方からお話を伺った上で、
できることをベースに、欲しい成果をいかに
あげるか?について「設計図」を一緒に作って
いくことをお手伝いしています。

ご相談を受けた際、
その方の思考のパターン・クセ
行動のパターン・クセなんかも
みていきます。

*この辺りは、やはり客観的に診て診ていくのが、いいと思います。
ご自身のパターンを、きちんと認識している人であれば
もちろん、不要ですが、そういう人はさくっと成果が出せる
人でしょうね。

で、できてしまうこと(強み)をベースに設計図を作っても、
実際にやらない人って結構いるんですね。


自身では、前に進みたい(アクセルを踏む)のに、
すぐ手を伸ばせば、手に入るところまできているのに、
なぜか自分で手を引っ込めてしまう、
もしくは自分で勝手に壁を作ってしまう(ブレーキを踏む)。


しないというのは、ご自身の価値観でなく、一般的な価値観でしかないものを
自分の価値観と勘違いして、実際に進もうとした段階で、これは違うなと
感じてしまったのか。

それとも、現状で満足(そう感じることは必要なことだと思いますが)を感じてしまっているのか。


人それぞれではあるとは思いますが、やはり事を動かそうとするためには、
意思の力だけでなく、他の力も必要なのでしょうかね。


現象を原因だと思いこみ、現象に対して対症療法を施し始めてしまう。

そもそも原因は直っていないわけだから、また別の形で問題は出てくる。
そうすると、それに対してまた対症療法を施す。


例をあげます。

たとえば、あなたは経営者だとします。

社員のモチベーションが低いことを
問題だと捉えているとします。

このモチベーションが低いというのは、あくまで現象です。

この現象に対して、たとえば「モチベーションがアップする講座」という
研修があったとします。

その研修を社員の方々が受講して、実際に社員のモチベーションはあがるでしょうか?

もしかすると、一時的には、あがるかもしれません。

しかし、それでは根本的な解決はされないでしょう。

理由は、本当に解決すべき問題というのは、社員のモチベーションアップではなく、
多くの場合、他にあるからです。

たとえば、
社員同士のコミュニケーションがうまくとれていない
適材適所に社員の配属ができていないのが原因である
新商品導入のサイクルが早すぎて、社員がついていけていない

など。

「モチベーションが低い」というのは、あくまで現象であって、
それ自体は問題の原因ではないからです。

その「モチベーションが低い」という表立って起きている現象の
本当の原因をつきとめて、それを解決していく策を立てて、
実行をしていく必要があるのです。

このように際限なく見当違いの対症療法を繰り返す羽目になり、
コストばかりが嵩んでいくことになりかねません。






前回、方向性のお話をしました。
http://ameblo.jp/ds88/entry-10370317479.html

方向性を誤っているのと同じくらい、
アクセルとブレーキを同時に
踏んでいる人も結構います。

どういうことかというと、一生懸命進みたい方向へ
進もうとアクセルを踏んでいるのに、それと同様に
ブレーキも一緒に、「ベタ踏み」しまっている状態です。

ブレーキを踏んでいる理由は、人それぞれ、いくつか
あると思うのですが。

デビューする為には、あるいはヒットを狙う為には、
空いている席を探すのが大事だという発想。

二匹目のドジョウを狙うという発想より、
そこに空席があるか、空席はどこにあるかを見極める
ことができるかどうか?



$「強み」×「価値観」=ハッピー!~あなたの「強み」を発掘し、活かすには?