北海道3日目の朝
レンタカーで向かったのは
道の駅 流氷街道網走。
ずっと見てみたかった流氷を目指して
砕氷船おーろら号に乗ります
出航30分前に到着しましたが
すでに大混雑でした
特にアジア系外国人がとても多くて
この日朝イチの船は定員450名、満席です。
乗船料は大人@4000円
今年は
支笏湖の氷濤祭が中止になるほどの暖冬
暖かくなると南風に押されて
流氷が沖合へ流れてしまうそうで
この1週間ほど前までは
流氷が観測されない日が続いていました
毎日HPの運航状況をチェックして
一喜一憂していましたが、
数日前から流氷復活
この日も「流氷あり」
やったー
青空の下、
白く輝くおーろら号に乗り込みます
でもデッキは人がいっぱいで、
なんとか左舷の手すり沿いを確保しましたが
右舷を確保した次女と分かれることに。
これが運命の分かれ道
朝イチ便は断然右舷がいいと思いました。
陽の当たり方で寒さが全然違います
この日 流氷帯が少し遠い所にあるため
航行時間が長くなるとのアナウンスが。
でも船室に入ってしまうと
せっかく確保した場所がなくなるので、
ずっとデッキにいることにしました
流氷がなければただの極寒の海ですから
カモメくらいしか見るものはなく…
この日の網走は氷点下7℃。
海の上での体感温度はさらに低いです
私のいた左舷は日陰のためひたすら寒く、
ガッツリ防寒していましたが
吹きさらしの風に身体の芯まで冷えていきました
もう目しか出てないのに目すら寒い
分厚いダウンでも
ふかふかのファーマフラーでも
全然足りなーい
もうめちゃくちゃ寒くて寒くて、
今まで生きてきた中で一番寒かったです
右舷のひなた側にいた次女は全然平気だったそう
でも折り返して港へ戻る時は日陰になり
寒くてこちら側に飛んできてました
昨冬雪まつりに買ったこの帽子。
長女の自転車用にあげてしまったので
もう1つ色違いを買いました。
もともと寒いのがとても苦手な私
家族に励まされながら25分ほど経った頃。
小さな氷の塊が点々と見えてきて…
遠くに見える水平線が白い
氷、来た来たー
流氷帯とは
幅1kmから100kmにも及ぶそうで、
本当に帯のように長くつながっていました。
みんな寒さを忘れて写真や動画撮りまくり!
大きな大きな氷です!
左端に船から手や頭を出す人と対比すると
そのサイズ感が
雲の上に斜里岳?羅臼岳?も見えました
平べったく見えますが結構厚みもあるようで
時々縦になって柱状に固まった氷も
流れてきてました。
おーろら号は南極船と同じように
氷に乗り上げて自身の重みで砕いて進める
頑丈な船だそうです。
今回はそこまで埋め尽くされるほどの氷ではありませんでしたが、十分堪能でき大満足でした
25分間寒さに耐えてよかった
帰りは耐える必要もないので船室へ。
皆さん同様なので
座る場所がないほどいっぱいです
記念撮影用の船長さんの服とか
売店には流氷の青いビールとか
娘たちは
おーろら号のピンズガチャをしていました。
北海道の各道の駅にあるシリーズだそうです。
氷の上で休むカモメたち。
船は1時間ちょっとで網走港に戻りました。
私と芒果夫(たぶん長女も)これで大満足
もう十分だったのですが…
次女のたっての希望で流氷はまだ続きます