好天に恵まれたGWのとある日。
大切なお客さまがあり、
室町和久傳へお食事に行きました。
室町和久傳ですが堺町通りにあります。
(20年ほど前に室町通りから移転)
芒果夫、自分が決めたお気に入りの店なのに
急な仕事のため1人だけ現地集合し
間違えて室町通りへ行ってしまい遅刻
焦ったわー
個室をお願いしていたところ、
中庭に面した素敵なお部屋を用意していただけました
(画像お借りしました)
8人くらい座れそうな大きなテーブルに
5人でゆったり。
お部屋には美しい菖蒲が飾られていました
最初のお茶はカキドオシ茶。
血糖値を下げる効果があるそうで、
ハーブティーのようなスッキリした味です。
始まりはいつもの竹のお酒から。
竹の香りがさわやかで美味しい
ビジュアル的にもワクワクします。
お祝いのお席ということで、
水引きをかけてくださっていました
ドリンクは「おまかせペアリング6種」にとても惹かれましたが、
お客さまの前なので自制しました
こちらもお祝いのサービスでお赤飯。
ほんの一口だけですが、
炊き加減も塩加減も絶妙でおかわりしたいくらい
器には『寿』の文字が入っていました。
あら?逆さま?と思ったら全員この向き。
「寿が落ちてくるように」との縁起物で、
わざわざこのように置かれるのだそう
ありがたいことです
筍とタイラギのあぶり
このこ(ナマコの卵巣)ソースと
お出汁のソース
タイラギとはタイラ貝のことで、
噛むと旨みがジュワッ。
このこソースもとってもクリーミー
白子豆腐 うすい豆の餡
端午の節句にちなみ
菖蒲で作られた刀がのせられています
よもぎがとてもいい香り
うすいエンドウの緑色の鮮やかなこと!
稚鮎の天ぷら手巻き寿司
実山椒醤油がかけられています。
サクッて音がするとてもいい揚げ具合
鮎の苦味に実山椒がよくきいて、
海苔を巻いたら最高!
これ考えた人、天才やと思いました
春キャベツと貝寄せのお椀
とろみのあるお汁に
いろんな貝が盛りだくさん。
結局お酒は
日日、作、十四代など
グラスで色々いただきました
娘2人はずっとノンアル。
ノンアルビール・ノンアルカクテルで十分美味しく、
尚且つみんなと一緒に飲んだ気になれる!
と最近気づいたそうです。
なんて便利なのでしょう
カツオと春野菜
たっぷり野菜の下にカツオがかくれてます。
ここで赤ちゃんみたいに大きな筍が登場!
ゆがきたての朝採り筍で
ホカホカと湯気も上がっています。
この時期、毎朝料理長さんが
大原野まで採りに行かれる白子筍だそうです。
それを目の前でザックリ
部屋いっぱいに広がるいい香り!
白子筍は京都産の幻の筍と言われる高級品。
ホワイトアスパラと同じく土に埋まったまま
日光を浴びていないタケノコです。
名前の通り一皮むくと真っ白
茹でたてをまずはそのまま
アクもえぐみもまったくなくて瑞々しい!
柔らかくそして優しい甘さがあります。
次は炭火が用意され、炙ってタレを塗って
タレ付きの方は木の芽を添えて、
タレなしの方はシンプルに塩で。
塩ってすごいです
純粋な筍の味だけがそのまま倍増する感じ。
筍の天ぷら
贅沢にすりおろしたカラスミをかけてます。
茶色のはふきのとう味噌。
これまた最高感動
今度絶対台湾でカラスミ買って帰ろう!
と思っていたら、タイムリーなことに
すみれさんから
家でカラスミを削るのは難しいと教えていただき
おとなしく最初から削ってあるカラスミ粉を
買うことにしました
和牛と花山椒のしゃぶしゃぶ
赤こごみ、京野菜の静紫
山椒のつぼみは貴重で、
この時期だけの和久傳の名物です。
甘いお出汁ととろけるお肉、
そこに花山椒がピリッ
筍ごはん
白ごはんか筍ごはんが選べました。
筍ゴロゴロ
かなり少なめによそっていただいてます。
芒果夫とお客さまはおかわり。
余った分はお持ち帰りOKとのことで
安心して残しました
お腹に余裕があれば…とおすすめいただいた
しゃぶしゃぶの甘いお出汁を使ったおうどん。
デザートは
れんこん菓子の西湖でした
残った筍ごはんは
芒果家分とお客さま分に分けて
おにぎりにしてくださいました。
冷めても美味しかった〜
今回のお会計
お料理@11000円(税サ込)×5
(4段階あるうちの一番お安いメニュー)
ドリンク@800〜2000円×10
合計 72900円(1人あたり14580円)