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ドイツに暮らすドラマーYunaのブログ

バンド、NIHONGIのメンバー。
多くのバンドを経験、その過程でドイツ人の夫と出会い
現在ドイツ在住。
ドイツでは太鼓グループ、Arashidaikoに所属。

明けましておめでとう。

今久しぶりにブログを書こうかとこのページを開き、

前回書いたのが去年の三月だったことに驚きました。。

 

この空白の間にあったことは

 

・大学の2学期目が終わり、長い夏休みをはさみ3学期目が始まった。試験で2回くらい大学に行った以外は全てオンラインでの授業。毎週末ドイツ語で要約を提出する課題に追われ、(多分そのストレスで)顔に湿疹まで出た。

・夏休みの間、コロナがわりと落ち着いていてロックダウンもなかったので、

友達とハンバーガー食べたり、可愛いカフェでお茶したり、買い物行ったり、多少外での遊びを楽しめた。

・状況がよくなったら遠出の旅行もしたいと思っていた矢先、秋に急にまた感染者が増え出して制限も厳しくなっていって再びロックダウン生活。

・オンラインでの仕事は変わらず続け、オンラインでの大学の授業にもまあ慣れ、日本人の友達ともZoomで時々話したりした。

・冬休み中、暇な時間はとにかくオンラインでチェスのゲームをしていて、毎日チェスするために生きているのか?というような生活ニコニコ

・普段着る洋服の買い物も初めてオンラインで買うことに。実際に試着したい派だけど、意外と着れている。いずれにせよ今は他に選択肢がないからオンラインで。

・去年スタートした太鼓の先生の仕事はもちろん三月で終わり、太鼓グループの活動自体もコロナでストップしたまま、もちろんパフォーマンスできるイベント等もなくなった。これが一番の私の生活に対する影響。

 

ということで、今振り返るとやっぱり音楽とか文化とかスポーツとか、直接人が集まって生き生きと楽しむみたいな場が激減というかほぼゼロになってしまい、そういう場で活力を得たり、与えたりっていうのができなくなっていることが本当に残念なこと。

 

2021年の抱負は

・チェスでもっと強くなる!チェスの勉強も本格的に始めたい。

・大学は早いもので、今年の秋にはもう3年生(うまくいけば3年〜3年半で卒業)。日本で昔大学生だった時に比べるとはるかに真剣に取り組んでいるので、この調子で続ける。でも体調崩すほど真剣になりすぎないよう気をつける。

・去年始めた筋膜ほぐしとか、体を整えるエクササイズを継続する。

・今年こそ髪を切る!(2020年は帰国もしなかったし一度も美容室に行かずじまいで、髪が今めっちゃ長い!)

・希望を失わず生きる。

 

ブログ書く頻度は低いと思うけど、今年もよろしくお願いしますニコニコ

 

 

 

 

 

実は年明けから抱負を書きたいなとか、

大学の1学期目が無事に終わったことも書きたいなとか

色々ブログに書こうと思ってたことがあったのですが

 

とりあえず忘れないうちにドイツの今についてを書いておきます。

 

つい3週間前、ちょうど大学の試験や課題が終わった3月頭、一週間に3人の女子とのカフェでの約束があって

私は春休みを満喫していました。

さすがに週に3回って遊ぶ予定入れすぎた感はあったものの

ドイツに来てやっとそうやって二人だけで個人的に何時間も話せるような友人が増えてきて

とても貴重な楽しいカフェでの時間でした。

その一週間後、今から二週間前、まだわりと平和に夫とIKEAに買い物に行ったり、大学の友人とベトナム料理食べたりしていて

まだまだ穏やかじゃないか とさえ思っていました。

 

が、その週末、状況は一転。

隣国で色々な制限が始まったと耳にした翌日、ドイツでも感染拡大を予防するための措置が始まりました。

そして人が集まるスポーツや音楽スクールなどは全て禁止。

レストランはテイクアウトのみokで、基本的に外出は必要なもののスーパーへの買い出しが認められていて

スーパーの他に銀行や病院、薬局はあいていますが、洋服や電気製品のお店、お茶の専門店などは閉まっています。

個人でするジョギングなども今のところokなので、そこはもっと感染が拡大し制限が厳しくなっている地域と比べて

自由があるところだと思います。

それから3人以上で集まってはいけないルールも最近増えました。

こういったルールに対して人々はどう対応しているかというと、

私が感じる限りでは、みんなすごくルールを守ってそして冷静に行動しているように見えます。

私の住んでる街では先週末、1組だけグループでいる人たちが警察に見つかったそうですが、

それ以外には問題はなく、みんなおとなしく家にいるんだと思います。

 

私の生活は、3ヶ月間の短期の太鼓初心者コースの指導者としての仕事があと2回で終わる

というところで中止になってしまったので、それは残念です。

予定していた太鼓パフォーマンスのイベントも全てキャンセルになったり、友達や家族と集まる予定ももちろん全て中止なのでちょっと残念ではありますが、まあ仕方ない。昨年、オンラインで始めた日本語講師の仕事で、

世界各国の生徒と日々話しているので、日々飽きずに過ごせています。

 

最後に、スーパーについて。

スーパーくらいにしか行かないということで、スーパーは今ドイツで人が集まるリスクの高い場所。

行く度に日々セキュリティの度合いが上がっていくので、ちょっとびっくりしています。

少し前までは単に、「他の人との距離を1.5mとるようにしてください」っていう張り紙があるくらいだったんですが、

今日はさらに、入り口にスタッフがいて

・大きい押すタイプの買い物用のカートのみが使用可能で、その手で押す部分をスタッフがふいている。

・入店や買い物は1人でする。(押す買い物カートを押して実際に買い物する人以外の付き添いの人の入店は禁止)

ように決められていました。

さらに数日前からですが

・レジスタッフのところには透明の壁があり、そこにある小さい窓口からお金やレシートを交換する仕組みになっています。

・レジに並ぶ列の足下にはテープで1.5m距離をとるようにその間隔ごとに印がしてあって、そのテープの所に立つように決められています。(前回、うっかりそのテープを越えて前に出てしまった男性が、スタッフから「後ろに下がって」と注意されているのを目撃しました。)

 

そして私が今日注意されてしまったことは、

お肉を注文するカウンターの足下にも、それ以上近づいちゃいけないというテープの目印が貼ってあったんだけど

私はそれに気づかず、うっかり侵入してしまい、即座に注意されてしまいました..

 

厳しくはありますが、でもそれだけ働いている人もみんな真剣に取り組んでいることがよくわかります。

 

各スーパーが独自に考えて動いているのか、ある程度ガイドラインがあって

それが日に日にグレードアップされているのかわかりませんが、

すごく徹底している印象です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドイツの大学に通い始めた。本格的に授業が始まって一週間がたったので、今のところの感想を書きます。

・友達

実際通う前は、ドイツ人の友達を作ることは難しく1人で授業を受け他のドイツ人の学生とは全く会話せず家に帰る日々が待っているかもしれない、と覚悟していた。ドイツの大学や大学院に通っている他のアジア人留学生から、わりとそういった悩みを聞いていたからだ。

年齢も全然違うしそれでも構わない、むしろどちらかというと退職後に大学に通うシニア大学生に近いポジションで明らかに浮いてしまったりするかもしれないけど、それもまあ仕方ないか、と思っていた。

でも意外とあっさり友人ができた。食堂でランチする友人や、授業の前に教室で会話する友人。まだ1、2週間しかたってないけど、日本学の学生だけでなく英語学のほうでも話せる人が増えて、今のところすごく楽しく大学に通えてる。

恐らく大学院からや、博士課程からだと既にグループができあがっていて輪に入るのが難しいのだと思う。あとはアジア人は基本的に実年齢より若く見えるし、多分私は子供っぽいし、、私の素性を明かすまでは同世代だ思ってくれていることが多いからそれも一つの要因かも。

 

・ドイツの大学生の印象

授業中は積極的。先生が質問したらすぐさま手をあげる人がかなりいるし、アクティブでびっくりした。授業の形式も、先生がひたすら話すのではなく、常に質問や議論を繰り返しながら進めていくスタイルがほとんどだ。

あとは全体的にまじめな印象。若者の多い大学では恋愛の話とかファッションの話とかが飛び交っているかと思いきや、そんなことはなかった!もちろん週末はパーティに行く人もいるけど、授業を受けてる限りはすごく講義に集中しやすい環境。

これはもしかしたら、入学試験はあるけど卒業はしやすい日本の大学と、入学試験はないけど卒業は難しい大学との違いからくるものでもあるのかもしれない、とも思った。

 

・英語学の授業について

英語学の授業をドイツ語で受けるのか?というのが多少疑問だったけど、始まってみるとほぼ全て英語での授業だった。今4つとっている英語学の授業の先生は1人はおそらくイギリス人、もう1人はアメリカ英語がネイティブの先生、残り二人はドイツ人。英語がネイティブの二人は最初から英語のみで、ドイツ人の二人の先生は時々ドイツ語を交えることもあったけど、ほぼ全て英語で授業をすすめていた。英語が母国語の先生たちは当たり前に速いスピードで普通に話していて学生達も同じように話せている人が多いから、ちょっと驚いた。もちろん学生全員がその授業についていけてるとは限らないけど、やはり英語学を専攻するドイツ人の英語力、特にスピーキング力、リスニング力は日本の学生と比べたら全体的に格段に高いのだと思う。

それはやはり高校までの学ぶ英語の質の違いは大きいと思う。特にドイツで英語の先生になる条件と、日本で英語の先生になれる条件は大きく違う。まあ、言語としてもかけ離れていて、ドイツ人が日本語を学ぶとすごく難しいことを思うと、日本にいる英語の先生を含め、日本人がドイツ人に比べて英語が苦手でもその差は当たり前ではあるんだろうけど。

ちなみに、4つの授業のうちの一つが文法の授業で、その授業だけは私は得意だと思った。やはり日本の英語教育が文法重視なだけのことはある。

英文学の授業は、授業の前までに読んでおかなければいけない本があって、それだけで大変そうだけど、がんばってついていこうと思う。

とりあえず1冊目を読み始めたところ。

 

・生活

今の生活は 大学生兼、オンラインでの日本語講師兼、主婦兼、太鼓奏者(時々トレーナー)。

初心者向けの太鼓のワークショップに先日初めて講師として参加した。それは少し前に目標としていたことで、あっさり叶った感じで驚いた。

あとは少しオンラインでの仕事でお金を稼ぎつつ、大学に行きつつ、大半の家事をしつつ、太鼓も叩きつつ、

みたいな生活を送っています。

授業の予習や今後向き合うであろう大学での提出課題を考えると、仕事と家事と太鼓と大学生活と健康とのバランスをどうとっていけるのかが課題になりそうです。

 

2019年ももうすぐ終わり。

想像以上になんだかすっごく充実している!