コロナ対策とドイツの今 | ドイツに暮らすドラマーYunaのブログ

ドイツに暮らすドラマーYunaのブログ

バンド、NIHONGIのメンバー。
多くのバンドを経験、その過程でドイツ人の夫と出会い
現在ドイツ在住。
ドイツでは太鼓グループ、Arashidaikoに所属。

実は年明けから抱負を書きたいなとか、

大学の1学期目が無事に終わったことも書きたいなとか

色々ブログに書こうと思ってたことがあったのですが

 

とりあえず忘れないうちにドイツの今についてを書いておきます。

 

つい3週間前、ちょうど大学の試験や課題が終わった3月頭、一週間に3人の女子とのカフェでの約束があって

私は春休みを満喫していました。

さすがに週に3回って遊ぶ予定入れすぎた感はあったものの

ドイツに来てやっとそうやって二人だけで個人的に何時間も話せるような友人が増えてきて

とても貴重な楽しいカフェでの時間でした。

その一週間後、今から二週間前、まだわりと平和に夫とIKEAに買い物に行ったり、大学の友人とベトナム料理食べたりしていて

まだまだ穏やかじゃないか とさえ思っていました。

 

が、その週末、状況は一転。

隣国で色々な制限が始まったと耳にした翌日、ドイツでも感染拡大を予防するための措置が始まりました。

そして人が集まるスポーツや音楽スクールなどは全て禁止。

レストランはテイクアウトのみokで、基本的に外出は必要なもののスーパーへの買い出しが認められていて

スーパーの他に銀行や病院、薬局はあいていますが、洋服や電気製品のお店、お茶の専門店などは閉まっています。

個人でするジョギングなども今のところokなので、そこはもっと感染が拡大し制限が厳しくなっている地域と比べて

自由があるところだと思います。

それから3人以上で集まってはいけないルールも最近増えました。

こういったルールに対して人々はどう対応しているかというと、

私が感じる限りでは、みんなすごくルールを守ってそして冷静に行動しているように見えます。

私の住んでる街では先週末、1組だけグループでいる人たちが警察に見つかったそうですが、

それ以外には問題はなく、みんなおとなしく家にいるんだと思います。

 

私の生活は、3ヶ月間の短期の太鼓初心者コースの指導者としての仕事があと2回で終わる

というところで中止になってしまったので、それは残念です。

予定していた太鼓パフォーマンスのイベントも全てキャンセルになったり、友達や家族と集まる予定ももちろん全て中止なのでちょっと残念ではありますが、まあ仕方ない。昨年、オンラインで始めた日本語講師の仕事で、

世界各国の生徒と日々話しているので、日々飽きずに過ごせています。

 

最後に、スーパーについて。

スーパーくらいにしか行かないということで、スーパーは今ドイツで人が集まるリスクの高い場所。

行く度に日々セキュリティの度合いが上がっていくので、ちょっとびっくりしています。

少し前までは単に、「他の人との距離を1.5mとるようにしてください」っていう張り紙があるくらいだったんですが、

今日はさらに、入り口にスタッフがいて

・大きい押すタイプの買い物用のカートのみが使用可能で、その手で押す部分をスタッフがふいている。

・入店や買い物は1人でする。(押す買い物カートを押して実際に買い物する人以外の付き添いの人の入店は禁止)

ように決められていました。

さらに数日前からですが

・レジスタッフのところには透明の壁があり、そこにある小さい窓口からお金やレシートを交換する仕組みになっています。

・レジに並ぶ列の足下にはテープで1.5m距離をとるようにその間隔ごとに印がしてあって、そのテープの所に立つように決められています。(前回、うっかりそのテープを越えて前に出てしまった男性が、スタッフから「後ろに下がって」と注意されているのを目撃しました。)

 

そして私が今日注意されてしまったことは、

お肉を注文するカウンターの足下にも、それ以上近づいちゃいけないというテープの目印が貼ってあったんだけど

私はそれに気づかず、うっかり侵入してしまい、即座に注意されてしまいました..

 

厳しくはありますが、でもそれだけ働いている人もみんな真剣に取り組んでいることがよくわかります。

 

各スーパーが独自に考えて動いているのか、ある程度ガイドラインがあって

それが日に日にグレードアップされているのかわかりませんが、

すごく徹底している印象です。